ラジオ番組表ラジオ番組表( -ばんぐみひょう)は、三才ブックス発行のラジオ放送専門の定期刊行物、かつてはラジオライフもしくはラジオパラダイスの臨時増刊、現在は三才ムックシリーズ。1981年4月に「ラジオ新番組速報版」のタイトルで、「ラジオライフ」臨時増刊として発行されたものが最初である。前年の1980年4月に“MW・FM・SW・CBのデータマガジン”として創刊された「ラジオライフ」(当時隔月刊誌)では、当初組版により作成したラジオ各局の番組表を毎号掲載していたが、判型がA4判からA5判に変更され、業務無線の記事が増えてきた1981年3月号から、番組表は掲載されなくなったため、形の上ではこの番組表の部分が増刊として本誌から独立し、新たな雑誌としてスタートしたような格好となっている。ただし、本誌の時のように組版ではなく、放送局が発行している番組表の実物を、原則そのまま転載するという形式に変わり、それがこの雑誌の大きな特長となっている。なお、雑誌タイトルは「ラジオ新番組速報版」(1981年春号~1996年秋号)から「ラジオ新番組」(1997年春号~2000年秋号)に変更されたのち、現在は「ラジオ番組表」(2001年春号~)として発行されている。また、発行形態については「ラジオライフ」臨時増刊(1981年春号~1985年春号)、「ラジオパラダイス」臨時増刊(1985年秋号~1990年春号)、「ラジオライフ」臨時増刊(1990年秋号~1991年秋号)、三才ムック(1992年春号~1995年秋号)、「ラジオライフ」別冊(1996年春号~1999年春号)と変遷し、現在は再び三才ムック(1999年秋号~)として発行されている。ラジオ各局の番組表を掲載していた雑誌には、かつて自由国民社が発行していた季刊誌「ランラジオ」があったが、「ラジオ新番組速報版」が発行された翌年11月に、1982年No.2として発行された冬号(第13巻2号)を最後に休刊となったため、これ以降、「ラジオ番組表」は全国のラジオ放送局の番組表を掲載する雑誌として、唯一のものとなっている。三才ブックス発行の関連書籍には、「国内放送局ハンドブック東日本篇’81年版」(1981年。当初西日本篇の発行も予告されていたが、発行中止により未完)、「ラジオマニア」(2006年 - )、「ラジパラ」(2007年)、「再び始めるBCL」(2008年、2009年)、「BCLライフ」(2010年 - )がある。基本的には民間放送ラジオ各局が発行する番組表(タイムテーブル)を許可を得た上で転載(基本的には放送局から取り寄せた紙の番組表をそのままスキャンしたものだが、TBSラジオや文化放送など独自に製作されたデジタル原稿を用いるところもある)し1冊にまとめたものだが、それ以外にも以下のような内容が掲載されている。原則春と秋の年2回刊(4回の年も一時期あった)。ラジオの番組改編期である4月・10月の改編情報を4月・10月の月末に発売する。2004年秋号は日本プロ野球の関係(22年ぶり開催となるパ・リーグのプレーオフや、日本シリーズ)で、AMラジオの秋改編の情報が固まらず、発行が11月中旬にずれ込んだ。2005年春号もニッポン放送の株取得問題のためか同じく半月発売がずれ込むが、2005年秋号の発売は早かった。2011年春号は東日本大震災の直後であったため、TBCラジオ・FM岩手・Date fmの3局はタイムテーブルの作成が間に合わず、局で作成途中のものや震災前(2011年3月分)のタイムテーブルをもとに編集部が独自に作成したものを掲載しており、該当局にはその旨が記載されていた。現在は発刊時にラジオ放送のレギュラー番組を持っている女性タレントや女性アイドル(とりわけニッポン放送で番組を持つ人物が多かったが、最近は変わりつつある。また、インタビューが本文中に掲載されることが多い)の顔写真が表紙になっている。また、タイトルロゴは「ラジオ」を大きく表示(2004年秋号・2010年春号・2014年春号にタイトルロゴが変わっている)。かつてはタイトルロゴのバックにラジオ各局の周波数を混ぜ込ませた表紙、あるいはスタジオの写真やラジオを擬人化したキャラクターによるCGイラストというのもあった。
出典:wikipedia
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