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赤い運命

『赤い運命』(あかいうんめい)は、1976年4月23日~10月29日にTBS系列で放送されたテレビドラマ。赤いシリーズ第3弾。平均視聴率 23.6%、最高視聴率 27.7%。人物の入れ替わりを扱った作品。山口百恵演じる孤児・若杉京子は東京地検の検事・吉野信人の生き別れの娘であるが、偶然から証拠の品が入れ替わり、元殺人犯・島崎栄次の娘・直子として引き取られる。代わりに、吉野いづみとして引き取られたのは、同じ孤児院で育った青山圭子だった。検事と元殺人犯という対照的な親に間違えて引き取られた娘を中心として、家族の絆を描く作品。また、島崎栄次も単なる悪人ではなく、「太平洋戦争に徴兵されたことで運命を変えられた」という悲劇的な側面も与えられている。なお、本作はシリーズのフォーマットとしては珍しく、オープニングの前にオープニング・ナレーションが設定されており、伊勢湾台風の被害規模と、それにより吉野家が生き別れになった経緯が説明されている。キャストのクレジット順としては、三國は当初は中ほどに位置していたが、山村美矢子(弁護士)役の有馬稲子が降板して以降は最後尾となった。最終回直前の第27話「愛するがゆえのわかれ」では三國が登場しないため、山口が「留め」となっている。東京に住む検事・吉野信人は、父の吉野剛造と息子の吉野俊介と暮らしていたが、実は17年前の1959年9月26日の伊勢湾台風で、名古屋の実家に帰省していた身重の妻が行方不明になっていた。ある日、孤児院の火事に遭遇し、そこで偶然に若杉京子と名乗る少女と出会う。火事で院長も犠牲となったが、若杉京子と青山圭子の身元を示す書類が発見される。だが、それは火事のどさくさで入れ替わっていた。若杉京子こそ吉野の生き別れの娘・吉野いづみであり、青山圭子は殺人で服役し出所してきたばかりの島崎栄次の娘・島崎直子だったのだが、そうとは知らず入れ替わって引き取られてしまう。一方、吉野の妻は記憶をなくしており、今は建設会社社長・大竹修三の妻・由美子となり、一児をもうけていた。孤児院の再建に大竹が協力したことから、由美子は吉野いづみ・島崎直子と巡り合う。やがて、ふとしたきっかけで、娘の右肘にあった3つの黒子を思い出す。だがそれは吉野いづみと呼ばれる娘にではなく、島崎直子と呼ばれる娘の腕にあった。吉野いづみとして引き取られた青山圭子は、家政婦つきの大きな屋敷で、父、祖父、兄の愛情を受けて何不自由なく暮らしており、孤児院にもプレゼントを抱えて遊びにきていた。しかし、島崎直子として引き取られた若杉京子は、気性の荒い粗暴な島崎に家事と家計を押し付けられ、夜間学校も退学するようにいわれた上、孤児院にも取り立てに行かれたほどの仕打ちを受けてた。だが、真実を知らぬ直子は、「島崎こそ実の父親」と信じ、誠心誠意尽くすのだった。その姿に、島崎も徐々に心をほだされていく。とはいえ、島崎の荒っぽい性格は刑務所でも直っておらず、ある夜ささいなことから喧嘩となり、通りで一人の若者を殴り倒してしまう。思わず逃げ出したものの、若者は死亡していた。やがて警察の手が回り、逮捕されて裁判を受けることになる。その頃、由美子の記憶が戻ったことで、吉野は「直子こそ実子」と知らされていたが、周囲の状況から言い出せずにいた。また、大竹も妻の様子を不審に思い詰問し、妻の記憶が戻っていることと、少女二人の入れ替わりを知る。そんな中で島崎の裁判が始まる。検事として、吉野は被告側の証人である我が子と法廷で対面することとなった。島崎は直子にほだされ、一度は素直に罪を償う気になっており、取調べの段階では吉野の前で自供していた。しかし、裁判直前に大竹から「直子は吉野の実子」と聞かされると、「懲役中に娘を吉野に取られるのではないか?」という猜疑心が湧き上がってくる。偶然にも、事件当日に近くで起こっていた別件の事件があり、それとの混同を狙った島崎の霍乱により、判決は無罪放免となる。だが検察が控訴したため、いずれは二審が行われる見通しとなった。しかし吉野は担当を外されてしまう。島崎は太平洋戦争で満蒙開拓団として満州に送られていた。そこで上官の裏切りに遭い、シベリア抑留となり、そこで仲間を失い、人間不信に陥っていた。17年前の殺人も、その復讐の一環だった。今なお、その復讐心は冷めておらず、今や政界の大物となった河野総一郎の命を付け狙っていた。島崎の狙いを知り、それを止めようと奔走する吉野は、対等の立場で対決するために職も捨ててしまう。父・剛造は衰弱死。大竹は事故が原因で死亡。元妻の由美子は、大竹の跡を継いだものの、既に事業はかなりの赤字となっていた。大竹の弟・カツミからそれを聞かされた吉野は家を売り、その金で大竹家の危機を救う。職も家も失い、それでも島崎を更正させようとした吉野だったが、その思いは届かず、ついに島崎は凶行に及んだ。最後に自らの身を呈して凶刃を受け止める吉野。そして裁判の二審が始まり、島崎は罪を償うことを決意し、自供した。吉野は、島崎直子から吉野いずみに戻った娘と共に、、アパートの小さな部屋で、笑顔を交わしていた。2005年10月4日~10月6日にTBSで放送された。ホリプロ45周年・TBSテレビ放送50周年記念作品「赤いシリーズ2005」の第2弾。ホリプロ所属の綾瀬はるかが主演。視聴率は、第1話11.5%、第2話9.6%、第3話11.7%で、平均10.9%(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)。リメイクの他にも、直子といづみがそれぞれの父、英次と信人(共に2004年に死去した設定)の一周忌に行くオリジナル・シーンが追加されている。

出典:wikipedia

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