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横浜日劇

横浜日劇(よこはまにちげき)は、横浜市中区に所在した映画館。1953年(昭和28年)12月29日に開業。もともとは邦画専門館としてスタートしたが、当時最先端のシネマスコープを導入して洋画専門館に移行。正面に飾られた「CINEMASCOPE NICHIGEKI」のネオンサインで人気を博した。主に洋画の話題作や名作を二本立てで安価で上映。「洋画は日劇、邦画は名画座」(名画座とは日劇に隣接する映画館で現在はシネマ・ジャック&ベティとして営業)のフレーズで地元密着型の映画館として親しまれてきた。その後、林海象監督の映画『私立探偵 濱マイク』シリーズ(1993年〜1996年)や、同作品のテレビドラマ版(2002年)の舞台として全国的に有名となり、昭和の面影をのこすその佇まいへの人気とあいまって、遠方から訪れる映画ファンも多かった。横浜市に生まれ育った作家・伊東潤(1960年〜)は、中学時代に近所の書店「有隣堂」で本を買った後、日劇でよく映画を観ていたという。しかし同館を経営していた中央興業有限会社が、興行不振などの理由により廃業。近年ではシネマコンプレックスの台頭による業績悪化に加え、2004年9月の会長死去、同年10月の同社経営のヨコハマ・シネマ・ソサエティ(旧横浜西口名画座)の台風22号による深刻な浸水被害(その後休館となり同年11月20日に正式に廃館)が同社廃業のきっかけとされる。同社経営の映画館は前出のヨコハマ・シネマ・ソサエティやシネマ・ジャック、シネマ・ベティの他、シブヤ・シネマ・ソサエティ、関内MGA(旧関内アカデミー)と相次いで経営譲渡ないしは廃館となった。横浜日劇は2005年2月18日に閉館となった。閉館後、取り壊しの話もあったが、TVKなど地元のマスコミから「横浜の象徴」としての存在が消えゆくことを惜しむ声が高かったことから、2005年12月に有限会社フレンダム(当時)がイベントスタジオとして営業を開始、いったんは取り壊しを免れる。さらに2006年5月には日劇再生準備委員会が設立され、再び映画館として再生させる道が模索された。しかし耐震強度や空調設備の問題などから、2007年4月の取り壊しが決定。同年3月17〜18日、2日限りの最後の特別上映会(無料)と内覧会が開催され、その歴史に幕を閉じた。特別上映会には前出の『濱マイク』シリーズの映画撮影で使用された実車(AMC社製)も展示され、多くの映画ファンが集まった。この時の『ニュー・シネマ・パラダイス』が最後の上映作品となった。取り壊しに先立ち、正面玄関上に飾られたネオンサインは撤去され、横浜市に寄贈された。市ではイベントでの展示活用などを検討している。もぎり台は前出の林海象監督に寄贈され、川崎の映画スタジオに移設された。解体後は2009年1月に地上10階建のマンション「ライオンズ横濱伊勢佐木」が建てられ、現在に至る。

出典:wikipedia

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