トシェビーチ(チェコ語:Třebíč、ドイツ語:Trebitschトレービチ)はチェコのヴィソチナ州トシェビーチ郡の都市。人口は約4万人でイーフラヴァ川の近くに位置する。トシェビーチでは1871年から1886年までオムニバスと呼ばれる乗合自動車が都市交通機関として機能していた。今日のトシェビーチ市内には幹線道路(I/23およびII/360)が走っており、ブルノからイーフラヴァへの鉄道乗換駅ともなっている。鉄道駅はトシェビーチ駅とトシェビーチ・ボロヴィナ駅がある。このほか、バスターミナルもある。ユダヤ人地区と聖プロコピウス聖堂がユネスコの世界遺産に登録されている。聖プロコピウス聖堂は、後期ゴシック様式の特徴を備え、5枚のがく片と5枚の花弁をもとに表現された薔薇窓はゴシック様式の三つ葉や四つ葉、生命の輪、聖母マリアのシンボルなどと対照をなしている。 聖堂は12世紀初頭、ベネディクト会の修道院として設立された。経済的に恵まれたこの修道院の存在が周辺地域の商業化につながり、都市トシェビーチの成立につながった。修道院の建物はヴァーツラフ1世の時代および15世紀末に改築が行なわれている。16世紀前半期には修道院の一部が城となり、のちのバロック様式に改修された。18世紀はじめにはチェコの建築家であるフランチセク・マクシミリアン・カンカ(Frantisek Maxmilian Kanka)によって、窓を拡張し、控え壁を加え、南西の塔の再建、ゴシック風バロック様式による2つの塔を備えた新たな西正面部分といった聖堂の改築が行なわれた。1990年、イーフラヴァ川の両岸にわたるトシェビーチの歴史地区は保護地域に指定された。この地域には、ユダヤ人地区をはじめ、聖プロコピウス聖堂、城、庭などが含まれている。トシェビーチはユダヤ系の姓となっている。
出典:wikipedia
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