インターネットスラングとしての厨房(ちゅうぼう)は、インターネット上で幼稚な発言、自分を誇張したり自慢というような行動を行う者を指す蔑称である。中学生を指す「中坊」から隠語化され「厨房」や「厨坊」となった。「厨」、「房」と略されることもある。本来は台所や調理場などを意味するが、電子掲示板サイト「2ちゃんねる」等では、この用法で使われることがある。このインターネット用語の発祥については不明であるが、IMEの誤変換から生まれたと推測される。局所的かつ散発的な使用は、草の根BBS時代を含めて以前からあったが、1996年12月13日にニフティサーブの霊魂chでハンドルネーム"「幻想」"へ対しての罵倒として使われ、次いで同年12月16日にあやしいわーるど(当時はあやしいわーるど@エデン)に「The 厨房」なる投稿者が登場していた記録がある。もともとは、中学生を指す俗語中坊(中学坊主もしくは中学坊やの略)の事を指す言葉で、中学生のように幼稚な発言や行動をする者に対して「お前は中坊か」などと使われていたものであるが、誤変換による隠語を用いることを楽しむアンダーグラウンドのインターネットユーザが「厨房」と変換して用いるようになりこちらが普及するに至った。コンピュータに興味を持ち始めた中学生のような幼い「ネットワークコミュニティをかじり始めた者」が、荒らしやハッキング、クラッキングを覚え始め、得意げにそれらの行為を繰り返すスクリプトキディに対する批判、または精神的に幼稚な投稿者に対する言葉である。現在は「バカ」などの罵倒の言葉のひとつとして、またはある特定の分野においての支持者層を総称してなど非常に広い意味で、また軽く用いられている。単体で罵倒語として用いる「厨房」は現在では「中二病」に取って替わられた感もあり、かつては「厨房」と指摘されていたところが「中二病」(あるいは「厨二病」と混在させて)と使われているようにも見られ、「厨房」は後述の呼び方の派生によって用いられるのが主流となりつつある。厨房では「中学生みたいだな」としか使えなかったが、中二病ではさらに「病気」であるというレッテル貼りとしても使えるようになったからであると思われる。この場合中二病として元々定義されていた自分を大人に見せるために背伸びするという意味はなく、ただ幼稚で単純であるという厨房としての意味がそのまま用いられており、最近では中二病そのものにも同様の意味が定着してきている面がある。コメント関連その他アニメ・ゲーム関連ZIP・割れ関連掲示板長期休暇その他七厨板(ななちゅういた)とは、2ちゃんねるで特に厨房が多いとされる7つの板を名指ししたものである。この七厨板の定義は曖昧で、「2典」では以下の7板が挙げられているが、人によってその定義は異なる場合が多く、ガイドライン板でその定義が議論されている。最近では主にジャンル外の板や外部のWebページ・ブログなどに出没して板内部での争いを持ち込んだり、それによって炎上させる等の行為が見られる板がよく挙げられている。
出典:wikipedia
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