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プラモ狂四郎

『プラモ狂四郎』(プラモきょうしろう)は、クラフト団とやまと虹一による日本の漫画作品。『コミックボンボン』(講談社)1982年2月号から1986年11月号に連載された、やまとの代表作である。単行本は講談社ボンボンKCにて全15巻、再版として愛蔵版全11巻、ボンボンKCDX版全6巻、KPC版全13巻が刊行された(いずれも絶版)。2008年より、講談社漫画文庫版として刊行。ロボットアニメのプラモデルが大好きな少年・プラモ狂四郎こと京田四郎は、プラモデルを本物さながらに戦わせることができる「プラモシミュレーションマシン」でライバルたちとプラモデルを仮想空間で戦わせ、次第にモデラーとして成長していく。続編に『新プラモ狂四郎』や『超戦士ガンダム野郎』などがある。また、本作がヒットした影響で、プラモデルを題材にしたホビーバトル漫画が数多く生まれた。当初、講談社サイドは新創刊の『コミックボンボン』の目玉として、劇場版『機動戦士ガンダム』の漫画化を企画していたものの、日本サンライズ(当時)から許可が下りずに断念、それに代わる次善の策として安井尚志(本作の原作者・クラフト団)に白羽の矢を立て生まれたのが本作である。ボンボン初代副編集長の池田新八郎によると、創刊当時はガンダムよりも『太陽の牙ダグラム』の方がメインだったが、創刊号のガンダムのプラモデル特集が読者アンケートで1位を取ったので、本作を始めることになったとある。第1話は読者アンケートで3位、第2話以降は1位を取るようになった。本作の連載が始まったボンボン創刊3号からボンボンの発行部数が伸び始め、創刊号が15万部だったのが1年後には50万部に達し、「ミラクル」と言われたという。本作は当時の講談社KCコミックスの売り上げ1番にまでなった。「プラモや玩具をシミュレーション世界で戦わせる」という設定は、この作品以降、さまざまなホビー漫画で見受けられるようになっていった(後述の#フォロワー的作品参照)。声優はSDガンダム GGENERATIONシリーズのもの本作には四郎のアドバイザーや先生として、実在のプロモデラーが数多く登場している。彼らが実際に製作してボンボンに掲載したモデルやディオラマ、製作技術などは、本作中にもさまざまなシーンに盛り込まれている。本作品は、そのほとんどが「プラモシミュレーション」と呼ばれる、実際のプラモデル同士を仮想空間で戦わせる内容となっている。四郎たちが行きつけの模型店「クラフト・マン」の2階に設置されているシミュレーションマシンは正面に巨大なモニターを備え、手前にプラモデルをセットする半球状のカプセルとプレイヤーシートが複数設置されている。シミュレーションの手順は、まずシミュレーション内で戦う者(便宜上プレイヤーと呼ぶ)が戦わせるプラモデルをカプセル内にセットし、そのプラモデルのスケールや種類などの基本的なキット情報や改造ポイントなどを通常シミュレーションマシンの所有者がマシンに入力する。プレイヤーはシートに座り、特殊なヘルメットを装着し「シミュレーション、ゴー!」などの合図とともに、仮想空間内でプラモデルによる戦いが開始される。戦いの様子は、プレイヤーには直接脳内イメージで、ギャラリーにはモニターを介してそれぞれ見ることができる。シミュレーションの世界でプラモデルに破損などのダメージを受けると、実際のプラモデルもレーザーやマジックハンドなどで傷ついたり破壊される。そのため、作品中では実際にモデラーが応用できるテクニックと、シミュレーションで勝つための実用性のないテクニックが混在している。ワールドシミュレーション大会では、BCPC(バイオチップ・プラモ・コントローラー)というシステムが登場した。これは、バイオチップと呼ばれるモデラー(プレイヤー)のパーソナルデータを入力したICチップをシミュレートするモデルに搭載し、一種のサイキックパワーであるプレイヤーの精神エネルギーによってプラモデルをコントロールするシステムである。このプレイヤーの分身ともいえるバイオチップの採用により、従来のシミュレーションにおける「設定上のコクピットを破壊されたら敗北」という概念がなくなり、モデルの任意の場所に搭載したバイオチップが破壊されない限りはプレイを続行することが可能となった。ただし、プレイヤーの精神エネルギーが強大な場合、バイオチップが傷つけられた際にはプレイヤー自身に危害が及ぶ可能性もある。本編においてはワールドシミュレーション大会の主催者であるアオイ模型の手によって大規模なシミュレーションセンターが建設され、全国各ブロックの代表者が集まる決勝大会であるグランプリ大会においてのみ使用された。自分の作ったプラモデルを実際に戦わせるという物語や、第1話では1/144シャア専用ザクが、足首が曲がらないというパーツ構成のため、ガンダムの蹴りに対応できず転んでバラバラになってしまうようにその勝敗にプラモデルの特徴が影響するというプラモデル考証の精密さ、当時のガンプラブームと相まって『コミックボンボン』の看板作品となった。作中に出てくるプラモデルの改造の方法は、本誌に別記事にて詳細に掲載されたことから少年モデラーの拡大に貢献した。後に、各模型誌の第一線で活躍するプロモデラーの中にも、幼少時に本作を読んで影響を受けた者は決して少なくない。他にも、本作で登場したパーフェクトガンダムが実際にプラモデルで発売されたり、武者ガンダムが独自展開を行うなど、本作の人気はガンダムシリーズにも影響を及ぼしている。また、エポックメイキングな出来事として、ガンダムに目玉を描いたことが挙げられる。これは、長年児童向け漫画を描いてきた作者であるやまと虹一の「ガンダムを無機質な兵器やプラモデルとして描きたくなかった」という考えによるものであるが、TVなどによって「兵器としてのガンダム」の概念が既に備わった読者にとって、やまとの描く「目玉が入り、怒れば青筋を立てる、まるで人間のように擬人化されたガンダム」は当初は異質なものとして捉えられ、賛否が分かれた。しかし物語が進むにつれ、「ガンダムの喜怒哀楽=プレイヤーである四郎の喜怒哀楽」というイメージが構築されることとなり、否定的な意見は影を潜めていった。また、このことは結果的にキャラクターとしてのガンダムという新たな概念をも生み出すこととなり、後に出るSDガンダムや『機動武闘伝Gガンダム』(ガンダムの顔が搭乗者のそれになる)などにも多大な影響を及ぼしている。ただし、やまとは実は執筆時にはガンダムのアニメ本編を見たことがなく、冒険王連載のコミカライズしか読んだことがなかったため出来たことだとも語っている。以下の作品にてパーフェクトガンダム、パーフェクトジオングが登場しており、このうち京田四郎がパーフェクトガンダムのパイロットとして登場。また『SDガンダムGジェネレーションF』では、サッキー竹田がパーフェクトジオングのパイロットとして登場している。なお『ガンダムトライエイジ』では、著作権の関係でパーフェクトガンダム、パーフェクトジオングのパイロットはアムロとシャアになっている。

出典:wikipedia

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