北新地駅(きたしんちえき)は、大阪府大阪市北区梅田1丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)JR東西線の駅である。駅番号はJR-H44。曽根崎通(国道2号)の地下に位置し、梅田1丁目のオフィス街「ダイヤモンド地区」が北側に、大阪キタを代表する歓楽街「北新地」が南側に広がる。大阪駅と地下道で連絡しており、条件を満たした乗車券であれば同一駅として扱われ、乗り換えができる。また、JR西日本で最も低い位置にある駅(海面下23.95m)である。駅シンボルは、江戸時代に米市場が置かれていた堂島に近接することから「稲穂」である。地下道などを通じて下記の路線に乗り換えが可能である。JR在来線各線の乗り換え駅である大阪駅とは別の駅であり、大阪市内(新加美駅を除く)発着の乗車券では、本来は大阪市内各駅(新加美駅を除く)で途中下車すると普通乗車券は前途無効になるが、当駅では大阪駅との乗り継ぎのための途中入出場ができる。運賃は北新地駅から尼崎駅経由で塚口駅または立花駅以遠までの乗車券の場合、大阪駅発着の場合の営業キロで計算される。大阪環状線の京橋駅 - 大阪駅間、またはJR神戸線の大阪駅 - 尼崎駅間を含む定期券・回数券・昼間特割きっぷでは、大阪駅と同一駅扱いとして北新地駅でも乗り降りできる。例えば、大阪駅 - 尼崎駅間を含んだ定期券は当駅から乗車できるが、途中の新福島駅で下車した場合、北新地駅 - 新福島駅間の運賃が別途必要になる。また、大阪駅 - 尼崎駅間を含んだ定期券で尼崎方面から新福島駅まで乗車した場合、北新地駅 - 新福島間の運賃が別途必要になる。計画時の仮称は桜橋駅だった。桜橋は曽根崎川(埋立)に架かっていた橋で、撤去後は現在の四つ橋筋を走っていた大阪市電南北線の停留所名に継承され、現在も交差点名や大阪駅の四つ橋筋側の出口名に使用されている。しかし、桜橋交差点から梅田新道交差点(御堂筋)の手前にかけて、ちょうど北新地の北縁に沿うようにホームが位置しており、また、地元北新地の商店主などからの要望もあって北新地駅に決定した。島式ホーム1面2線(8両編成対応)を持つ地下駅になっている。改札口は2か所。出入口は地下街や大阪駅前ビル地階、大阪市営地下鉄の西梅田駅などと通じる地下道に面している。出入口を含めて地上構築物が一切ないのが特徴である。2011年3月にJR西日本の在来線の駅で初めて可動式ホーム柵が設置された。これは4扉車専用で7両分しか設置していないため、設置後は8両編成または3扉車を使用した列車の客扱い停車は不可能となった。(この為、おおさか東線経由の直通快速電車で運用されていた223系2000番台+4000電車4両+4両の8両編成3扉車は運用から外された。)端部の1両分(京橋寄りの8号車部分)は柵が設けられ、立ち入りができないようになっている。開閉方法は、電車到着時にホーム柵の扉を開けてから車両の扉を開けるが、電車発車時は他の方法とは異なり、ホーム柵の扉を閉めてから車両の扉を閉める、という方式になっている。当駅は駅長が配置された直営駅であり、管理駅としてJR東西線内のすべての中間駅を管理している。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時は本数が多くなり、JR神戸線加古川発の普通電車が1日2本停車する(当駅から加古川駅まで直通する列車はない)。夕方は京田辺行きの区間快速やおおさか東線経由大和路線直通の直通快速が停車する。2015年(平成27年)度の1日の平均乗車人員は49,248人である。(データで見るJR西日本による)
出典:wikipedia
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