不知火 舞(しらぬい まい、Mai Shiranui)は、SNK(現・SNKプレイモア)の対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズなどに登場する架空の人物。初登場作品は『餓狼伝説2』(以下『餓狼2』と表記)。不知火流忍術を継承するくノ一であり、大きな扇子を武器とし、技によっては炎を巻き起こして戦う。戦法は「蝶のように舞い、蜂のように刺す」を身上としている。浴衣の左右を切り取って肌の露出を多くしたデザインの赤い装束に身を包んでいる。その装束はシリーズによっては多少異なるが、胸部や足を強調するもの(相手を幻惑するため)で、下述のような演出も相まって彼女はSNKきっての「お色気」担当キャラクターとして認知されている。衣装のデザインは『餓狼伝説3』(以下『餓狼3』と表記)と『リアルバウト餓狼伝説』(以下『RB』と表記)のみ、袖無しの短いジャケットの下にビスチェを着たようなものに変更されたが、『リアルバウト餓狼伝説スペシャル』(以下『RBS』と表記)で従来のデザインに近いものに再度変わった。足元に関しては『餓狼3』以降は素足にトレンカで闘っており、奥のラインからの攻撃では足の裏を強調した蹴りを繰り出していた。祖父・不知火半蔵(『餓狼2』の時点で既に故人)の下で修行していたアンディ・ボガードに惚れ込み、彼を追いかけては戦いに身を投じている(出会った当初はいけ好かなかった)。舞の方はすぐにも結婚したいと思っているが、アンディがはっきりとした反応を見せないため、やきもきする様子を見せることも多い。『餓狼伝説スペシャル』(以下『餓狼SP』と表記)でテリー・ボガードを使ってCPUの舞が相手になると、舞はテリーがアンディの兄であることを確認した上で、「そんなに強そうに見えない」と言い放つ(アンディに対しては「手を抜かないでよ」)。また『餓狼3』ではテリーに対して、CPUの舞は対戦前に「お兄ちゃん」と呼んでいる。山田十平衛は祖父・半蔵の親友だが、ゲーム本編では舞自身は特に十平衛のことを注目していない。だが、十平衛は『餓狼3』の舞ステージにカメオ登場したり、『RB』の舞のエンディングで舞を迎えに来るなど、気にしている様子がある。初代『餓狼伝説』のリメイク作品『餓狼伝説 WILD AMBITION』(以下『餓狼WA』と表記)では、キム・カッファン、山崎竜二、李香緋とともに登場している。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズにおいてもアンディへの感情ははっきり描かれており、出場のたびにアンディと同じチームになることを希望しているが、実際にアンディとチームを組めたのは『KOF'99』での一回のみ(ただし、外伝である『KOF EX』と『KOF EX2』ではアンディとチームを組めている)で、それ以外では女性格闘家チームのメンバーとして出場している。『KOF』シリーズでは開始から長らく登場し続けたキャラクターの一人であったが、ついに『KOF XI』で初の不参加となった(それに引き続き『KOF XII』にも不参加)。それには、最近出場しないアンディに苛立ち「二人一緒に出なければいい」と無理矢理バカンスに連れ込んだ、という設定があるため(ただし、餓狼チームのエンディングで姿は見せている)。PS2移植版『KOF XI』では隠しキャラクターとして登場していて、彼女を使ってテリーに勝つとアンディに当たる様子が見られる。『KOF XIII』にて再び正規に登場することになり、衣装は『RBS』以降をベースに背中を大きく露出させたものになった。『KOF'97』ではアンディとの対戦前デモではウェディングドレスを着てきたり、『KOF'99』では赤ん坊を模した人形を抱いて彼を狼狽させたりと、過剰なギャグが目立っている。なお、『KOF'99』にて餓狼伝説チームでゲームを進め、最終ボスのクリザリッドを、舞で倒すか、舞以外のキャラクターで倒すかによって、エンディングが大きく変化する。『KOF MAXIMUM IMPACT』(以下『MI』と表記)シリーズでのキャッチコピーは「魅惑の女忍者(くのいち)」。同シリーズの『MI2』から登場しているナガセにライバル視されている。『CAPCOM VS. SNK』(以下『CvS』と表記)をはじめとするカプコンとのクロスオーバー作品では、両社における代表的な格闘ヒロインとして『ストリートファイター』シリーズの春麗と対抗関係にあり、対戦前の専用デモでは、特殊な演出が施されている。また、くノ一であるにもかかわらず、人目を引くような格好をしているため、カプコンサイドのキャラクターには不思議がられている。恋愛シミュレーションゲームである『Days of Memories』シリーズにもヒロインの1人として多く登場している。1作目の『Days of Memories 〜僕と彼女の熱い夏〜』では従来のイメージどおりのセクシーな年上の女性、5作目の『Days of Memories 〜恋はグッジョブ!〜』では昼はOL、夜は高い身体能力を生かした別の顔を持つ女性、ストーリーが繋がっている8作目『Days of Memories 〜風舞う都でつかまえて!〜』と9作目『Days of Memories 〜世界で一番熱い冬〜』では高校生となっている。2016年7月31日、コーエーテクモゲームス主催のイベント「DEAD OR ALIVE Festival 2016」 の場で不知火舞が『デッド オア アライブ5』に登場することが発表された。9月13日に家庭用とアーケード版にて同日に配信された。作品を通じてスピーディーなキャラクター。ジャンプも鋭く、「必殺忍蜂」をはじめとするスピードを生かした突進技・奇襲技も多い。登場作品によって、使用する技は多少変化するため、以下にあげる全ての技を同時に使えるわけではない。初登場となる『餓狼2』から共通して使える技は、「花蝶扇」、「龍炎舞」、「ムササビの舞」、「超必殺忍蜂」の4つである。『餓狼3』での舞のコンビネーションアーツは、手軽に使えるものが揃っている。初段がヒットしたときのみ出せるものや、近距離限定で出せるものもある。強パンチを連打することで出せる「乱れ風車」を除いて、相手をダウンさせることができる。「雲雀疾風の舞」(ひばりはやてのまい)は、舞のコンビネーションアーツの中で最もダメージが高い技である。
出典:wikipedia
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