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みどり (列車)

みどりは、九州旅客鉄道(JR九州)が博多駅 - 佐世保駅間を、鹿児島本線・長崎本線・佐世保線経由で運行している特急列車である。本項では「みどり」の派生系統で、ピーク期に博多駅 - 佐世保駅間で運行される臨時特急「有田陶器市みどり」(ありたとうきいちみどり)・「九十九島みどり」(くじゅうくしまみどり)、および佐世保線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。特急「みどり」は、1976年7月1日に長崎本線と佐世保線が電化開業した際、それまで小倉駅・博多駅 - 佐世保駅間を運行していた急行列車「弓張」の一部を気動車から電車特急化する形で運行を開始した。その際、鹿児島本線内の線路容量の関係から長崎駅発着の特急「かもめ」と小倉駅・博多駅 - 肥前山口駅間で連結運転とされたが、この連結および佐世保線内の輸送需要の関係上、当時の特急列車としては異例の短編成となる4両編成とされ、以降現在まで基本的に4両編成で運行されている(早朝・夜間に8両編成を充当する列車あり)。国鉄分割民営化以降は特急の短編成化が各地で進み、2両・3両編成で運転される特急列車も各地で見られるようになったが、「みどり」が3両以下で運行された事例は国鉄民営化の前後に臨時列車の一部が3両で運行された事例と、2009年8月24日、2011年6月25日・26日に運行された団体専用列車の例(いずれも3両で運転)のみで、定期列車では一度もない。1980年10月1日・1982年11月15日の国鉄ダイヤ改正の2段階に分けて「弓張」はすべて「みどり」に格上げされ、博多駅 - 佐世保駅間を運行する昼行優等列車は「みどり」に統一された。当初は「弓張」と同様に一部列車が小倉駅まで乗り入れていたが、1980年10月1日以降はすべて博多駅発着に統一されている。1986年11月1日の国鉄ダイヤ改正でいったん「かもめ」と「みどり」の連結運転がなくなり、博多駅と長崎県方面を結ぶ特急列車は「かもめ」と「みどり」が1時間あたり1本ずつ運転されるのが基本となった。その後は「かもめ」が増発された場合に、増発分の「かもめ」に783系を充当し「みどり」との連結運転を行っていたが、2011年3月12日の九州新幹線全線開通に伴い、鹿児島本線の容量に余裕が生じたこともあって、783系を使用した「かもめ」に787系を充当し、「かもめ」と「みどり」の連結運転は廃止され、長崎本線方面の特急列車を1時間あたり2 - 3本運転する体勢となった。「爽やかな感じのする色」の「緑」と、「太陽と緑の国」と呼ばれる九州にちなむとされる。ただし、列車愛称の項にもあるとおり、「(昼行)特別急行列車には抽象名称を用いる」という慣例もある。「みどり」の列車名を使用した列車は、1961年10月から1975年3月まで、京阪神対九州を山陽本線経由で運転されていた特急列車でも使用され、1965年10月から1967年9月までは一部編成が佐世保駅に乗り入れていた。なお、2001年に佐世保市において、翌年の市制100周年に合わせて列車名を「九十九島」(くじゅうくしま)に改称しようという市民運動が起こり、市内を中心に署名を収集してJR九州へ提出した。この改称自体は2014年時点まで実現していないが、2013年5月6日に本来「みどり」として上り2本運行される予定だった臨時列車が、下り1本を追加の上で両方の名前を重ねた「九十九島みどり」の列車名で初めて運行され、以降「有田陶器市みどり」以外の臨時列車はすべて「九十九島みどり」として運行されている。ちなみに「九十九島」の名前で運行された列車は、1962年8月から博多駅 - 佐世保駅間を筑肥線・松浦線平戸口駅経由で運行開始した準急列車がある(その後1963年6月に大村線経由で長崎駅発着に延長、1966年3月に急行に格上げされ、1968年9月まで運行された)。定期列車は全列車博多駅 - 佐世保駅間において16往復が運転されている。下り(博多発)は7 - 22時台、上り(佐世保発)は6 - 21時台に1時間あたり1本運行される(ただし佐世保発は8時台が2本あり、20時台の設定はない)。ハウステンボスが開業した1992年3月以降、一部列車でハウステンボス駅発着の「ハウステンボス」を博多駅 - 早岐駅間で連結している。連結する「ハウステンボス」の号数は「みどり」に合わせられている。「ハウステンボス」を連結する列車は右表のとおりである。また、前述通り1976年7月1日(運行開始)から2011年3月11日まで(1986年11月1日 - 1988年3月12日を除く)、全列車あるいは一部列車で「かもめ」との連結も行っていたため、1992年3月以降、列車によっては博多駅 - 肥前山口駅間では列車によっては3階建て列車(3編成連結列車)で運行されていた。「かもめ」との連結運転終了時点で、JRグループが運行する列車の中で、3階建て列車を組むのは「かもめ・みどり・ハウステンボス」のみであった。なお、これらの連結は「みどり」に時間帯によって「かもめ」・「ハウステンボス」の一方または両方を連結する形で行われるため、「みどり」を欠いた「かもめ・ハウステンボス」の連結列車は設定されたことがなかった。列車番号は全区間、号数+4000Mである。2011年3月11日までの「かもめ」との連結運転列車は、博多駅 - 肥前山口駅間は「かもめ」の列車番号で運行されていた。博多駅 - (二日市駅) - 鳥栖駅 - 新鳥栖駅 - (吉野ケ里公園駅) - 佐賀駅 - 肥前山口駅 - 武雄温泉駅 - 有田駅 - 早岐駅 - 佐世保駅なお佐世保線は早岐駅がスイッチバック構造のため「みどり」も早岐駅で進行方向を変えるが、早岐駅 - 佐世保駅間は10分程度と短いため、同じJR九州管内で途中駅で進行方向を変える特急「ソニック」や「にちりんシーガイア」のように乗客に座席の方向転換を求める案内はなされておらず、上り列車は佐世保駅発車時点で、座席の向きがあらかじめ早岐駅から先における方向にセットされている。南福岡車両区に所属する783系電車(ハイパーサルーン)、787系電車が充当されている。783系は2000年3月11日ダイヤ改正より運用されており、2往復(下り29・31号/上り4・6号)を除く14往復に充当されている。全車両中央の乗降口を境に早岐寄りのA室と佐世保/博多寄りのB室に分かれており、駅や車内でもA室、B室で案内されている。1往復(下り1号/上り10号)を除く13往復は「みどり」用4両編成(右編成図中の5 - 8号車)で運行され、このうち4往復(下り21・23・25・27号/上り2・8・30・32号)または5往復(前述の4往復と下り19号/上り28号)では「ハウステンボス」用4両編成を1 - 4号車として増結し8両で運行される。1往復(下り1号/上り10号)は「にちりん」など日豊本線の特急に用いられる5両編成で運行している(「ハウステンボス」を併結する場合は「みどり」編成で運行)。かつて「ハウステンボス」編成を連結する列車の一部は、「ハウステンボス」編成を肥前山口駅や早岐駅で増解結するものもあったが、2016年3月26日のダイヤ改正で「ハウステンボス」編成も全て佐世保駅まで乗り入れるようになっている。4両で運行する列車の号車番号が1号車からではなく5号車から始まるのは、「ハウステンボス」(1 - 4号車)の博多方向に連結運転される際の号車番号に基づいているためで、単独運転の列車でもこれを踏襲している形である。2011年3月11日までの「かもめ」との連結運転を行っていた列車は「かもめ」が1 - 5号車、「ハウステンボス」が7 - 10号車、「みどり」が11 - 14号車となっていた。また、この運用のために、もともと中間車だった車両を改造した貫通型車両のクロハ782形100番台が早岐駅方向(5号車)に連結されており、「ハウステンボス」編成との連結時には貫通路が設けられ両編成間(4・5号車間)の行き来が可能になっている。787系は2011年3月12日ダイヤ改正より運用されており、DXグリーン席・グリーン個室込みの7両編成が2往復(下り29・31号/上り4・6号)に充当されている。もともとは「リレーつばめ」などで運用されていた車両で、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に伴う大幅な運用変更により「みどり」でも運用されるようになった。なお、臨時列車では2004年から2010年までにも充当された実績があり、当時から「みどり」用の行先表示も設けられていた。787系の充当開始時点では6両編成であったが、2014年3月15日ダイヤ改正から7両編成に増結され、それまで指定席扱いだった普通車の4人用ボックスシートが自由席に変更された。なお、上り列車の佐賀駅→博多駅間では、783系は最後部車両のB室を除く普通車指定席(「ハウステンボス」併結列車ではすべての普通車指定席)、787系は2号車を除く普通車指定席の空席に、自由席特急券で着席可能の特例が設けられており、ホームや車内でも案内がなされる。ただし座席区分上ではあくまで指定席であるため、その席番の指定席券を持った客が乗車してきた場合は席を譲らなければならない。1976年から2000年までは485系電車が充当されていた。1990年以降JR九州は自社所有の485系について、外装を赤一色にするなどのリニューアルを行い、「みどり」の車両に関しても「MIDORI EXPRESS」として同様の措置が取られたが、列車名と塗色が一致しなかったことから「赤いみどり」の俗称が生まれた。なお、485系は定期列車からの撤退後も2006年までは臨時列車の一部に充当されていた。また、2002年10月5日に肥前山口駅始発・終着の「かもめ」1往復が佐世保駅始発・終着になったのに伴い、列車名が「みどり」に変更されたが、この列車には翌2003年3月14日まで885系電車が充当されていた。ピーク期に運行される臨時列車は、2013年度より有田陶器市期間(4月29日 - 5月5日)に運行される列車は「有田陶器市みどり」、それ以外の日に運行される列車は「九十九島みどり」として運行されており、「みどり」の列車名で運行される臨時列車は設定されていない。ただし行先表示板は「みどり」のものをそのまま用いている。「有田陶器市みどり」の前身は特急「有田陶器市号」で、1990年代には博多駅 - 早岐駅間に2往復運行されていた。このうち1往復に関しては全区間でハウステンボス駅発着の臨時特急「ハウステンボス81・82号」に併結して運転されていた。2000年の運行分より「有田陶器市号」は「みどり」の臨時列車として運行されるようになった。以降2008年まで基本的に2 - 3往復運行されたが、平日は上り1本のみの運行となる年があったり、発着駅が佐世保駅・早岐駅・有田駅のいずれかになるなど年によって本数と運行区間に変化が見られた。本数と運行区間の変化が落ち着いたのは2009年で、この年から土曜・休日のみ博多駅 - 早岐駅間に2往復運行されるようになった。2010年には列車名を「有田陶器市みどり」に変更し、陶器市向けの臨時特急に11年ぶりに「有田陶器市」の名前が復活した。2012年からは陶器市期間中は毎日2往復に変更され、運転区間も上り1本を除いて佐世保駅まで延長、2016年は全列車佐世保駅発着で運行される。また2008年夏期より、陶器市期間以外のピーク期(主にお盆・年末年始)にも臨時列車が運行されるようになった。この列車は原則として日によって下りまたは上りのみが設定され、すべて博多駅 - 佐世保駅間で運行している。2013年5月6日の運転分からは列車名を「九十九島みどり」として運行されるようになった。「九十九島みどり」の運行初日の下り列車は、九十九島にちなんで号数を99号として運行された。なお車両は1999年までは485系、2000年から2003年までは485系・783系、2004年から2006年までは485系・783系・787系、2007年から2010年までは783系・787系が用いられたが、2011年以降は783系に統一されている(2012年までは「有田陶器市みどり」以外の下り列車で787系が用いられることもあった)。号数は「有田陶器市みどり」には1 - 4号、それ以外の列車には90番台が与えられていたが、2013年より「有田陶器市みどり」も90番台で運行されるようになった。

出典:wikipedia

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