馬車道駅(ばしゃみちえき)は、神奈川県横浜市中区本町五丁目にある、横浜高速鉄道みなとみらい線の駅である。駅番号はMM04。当駅周辺地区(関内地区)は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「横浜都心」に指定されている。島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札階は地下2階、ホーム階は地下3階で、エレベーターとエスカレーターが設置されている。当駅は、みなとみらい地区と歴史的建造物が多く残る(残っていた)地区の間に建設されたことから、「過去と未来の対比と融合」をコンセプトにデザインされている。このコンセプトから、ホームから出入口までを含めた駅の壁全体には本物のレンガを使用、特に改札内のレンガは大正以前の古レンガを使用している。また、吹き抜けには、横浜銀行旧本店で使用されていた金庫扉や壁画を譲り受けた上で埋め込んでいる。ちなみに、駅の位置はかつて横浜銀行旧本店があった場所の真下である。本店のみなとみらい地区への移転後、4番出入口の上にあった旧本店の玄関部分はアイランドタワーの一部として横浜市認定歴史的建造物として残されており、テレビドラマなどのロケーション撮影にも使われている。また、ホームには透明なベンチを使用する他、天井も新しく設計された物を使用するなどしている。改札口部分の巨大なドーム空間は、地下とは思えない空間を演出している。当駅構内の広大なスペースを活用して、2012年12月9日には同人誌即売会「ばしゃフェス/おためし!」が開催された。2015年度の1日平均乗降人員は36,421人である。みなとみらい線の駅では横浜駅、みなとみらい駅、元町・中華街駅に次ぐ第4位である。開業以来の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。ちなみに、馬車道駅前バス停のほかに、馬車道と称するバス停があり、馬車道バス停は、馬車道商店街を通り抜けた、徒歩5分強の国道16号上にあり、馬車道駅の最寄りではない(バス路線が異なる)。馬車道バス停は、みなとみらい線が開通する以前からあり、横浜市営地下鉄関内駅の最寄りとなっている。計画段階での仮称は「北仲」であった。地元からは早くから「馬車道駅」とするよう要望されていた(最初に正式な要望があったのは1991年のことであった)。また、野毛地区住民からは旧東横線桜木町駅廃止に伴うノスタルジーから、みなとみらい線で桜木町に最も近い当駅の名を「新桜木町」とするよう要望があったが、大岡川を挟み、町名も本町となるために混乱を招くとして、却下された。横浜を中心に活動しているインディーズミュージシャンによる音楽イベント。当駅構内で毎月2回の土曜日に行われ、8組前後のミュージシャンが出演し、4曲披露する。2006年頃からCHURU-CHUW、マイクロニクル、leaf of reasonの3組が試験的にイベントを行い、2007年から正式に「馬車道SubwayMusic」として始まった。同年9月2日には、横濱開港150周年記念イベントの一つとして、西隣のみなとみらい駅のみらいチューブで「SubwayMusic Festival at みらいチューブ」が開催された(2011年2月19日開催の第8回まで開催)。しかし、2011年3月26日開催分が東日本大震災の影響で中止になって以降は、開催されなくなり、そのまま自然消滅した。
出典:wikipedia
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