讀賣テレビ放送株式会社(よみうりテレビほうそう、英称:YOMIURI TELECASTING CORPORATION)は、近畿広域圏を放送対象地域とするテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。通称は読売テレビ、略称はytv。日本テレビ系列(NNN・NNS)の準キー局である。コールサインはJOIX-DTV(大阪 14ch)、リモコンキーIDはアナログ親局の10chを引き継いだことで、TXN以外の4大系列で唯一の「10」。キャッチフレーズは「GO!GO!happiness」と「ゴー!ゴー!10ch」。企業・団体は当時の名称。出典:讀賣テレビ放送では、以下の3冊を発行している(2016年7月時点)。日本テレビ放送網(以下、日本テレビ)は1953年、東京での開局に先立ち、大阪にも放送免許の申請を電波監理委員会に提出した。しかし、当時の大阪地区の割り当て電波は2波しかなく、NHK大阪放送局と大阪テレビ放送(OTV。現・朝日放送)の2局に免許が与えられ、"日本テレビ大阪放送局"の免許は却下された。却下の理由は「日本テレビは東京地区を代表するもので、これが大阪で電波を出すのは"越境"である」というもの。日本テレビを率いる正力松太郎は、大阪の他札幌・名古屋・福岡にも同局の地域放送局を設立することを電波監理委員会に申請したが、これも大阪と同じ理由で却下された。大阪では、その当時に読売新聞が大阪に進出したばかりで、朝日新聞、毎日新聞などと販売競争で激しく競い合った。大阪テレビ放送は朝日新聞・毎日新聞と朝日放送・新日本放送(現・毎日放送)によって設立されたテレビ局である事から、当時の大阪讀賣新聞社(現・読売新聞大阪本社)社長・務臺光雄は「両紙を相手に部数を伸ばすには、自社系列のテレビ局を持つ事が必要」と確信し、読売側も大阪讀賣新聞社を中心に関西の財界などの出資によるテレビ局を作ろうと決心。務臺が発起人代表となって、財界から発起人集めを行った。放送局の社名は「新大阪テレビ放送株式会社」(略称:NOTV=New Osaka Television。『ノーテレ』と呼ばれた)とし、1957年2月に設立の発起人総会を実施。社屋は大阪市北区岩井町(現・東天満)の東本願寺天満別院跡地に建設された。1956年10月に放送免許の申請を郵政大臣に提出した。そして、1957年10月に準教育局として新大阪テレビ放送に予備免許が交付(第10チャンネル、JOIX-TV)された。1958年2月12日に創立総会を行い、同年8月1日に社名を「新大阪テレビ放送」から「讀賣テレビ放送株式会社」(略称・YTV、愛称・よみうりテレビ)へ変更、同月28日にOTVにネットされていた日本テレビの番組を完全移行させる形で近畿地区では2局目の民放テレビ局として開局した。読売テレビの開局でこれまでOTVのクロスネット政策のため近畿地方に流れなかった日本テレビ番組のスポンサーの不満が解消し、読売新聞の西日本での部数増に大きく貢献した。当社の社旗は、読売新聞社のものと同じデザインである。ただし、文字の部分に関しては黒字で「讀賣(改行)テレビ」と表記される(読売新聞社は、赤字で「讀賣」と表記)。また色合いも読売新聞社の社旗は朱色に近い赤色だが、読売テレビの社旗はワイン色に近い赤色になっている。初代のロゴ表記には、大文字の“YTV”と斜面の“よみうりテレビ”の2種類があった。開局30周年の1988年8月からは10マークを導入し、「10マーク」と「よみうりテレビ」の使用が主となる。開局50周年記念の一環として、2007年4月から、小文字の略称新ロゴ「ytv」を導入し、NNS全国ネット向け・関西ローカルを問わずほぼすべての番組で表示することになった。但し、日本テレビから送出されるNNNの各種ニュース番組及びCS放送日テレNEWS24の取材クレジット表示は「読売テレビ」としている。ローカル放送と一部全国ネット番組ではペットキャラクター(1996年 - 2000年はアイニー君、その後2007年3月までテレビヤン)をクレジットに併記していた。クレジット表示はアイニー君の場合は「制作・著作 (左にアイニー君のイラスト)よみうりテレビ」、テレビヤンの場合は「制作・著作 よみうりテレビ(その右にテレビヤンのイラスト)」だった。開局から2007年3月まで、自社制作番組のクレジットは関西ローカル・全国ネットを問わずにひらがな表記の愛称「よみうりテレビ」と表記していた。ただし、番組以外の事業に関しては「読売テレビ」と表記されていた(被ネット局側がロゴ出しをした場合の例外あり)。実例として1990年代後半に広島テレビ (HTV) が阪神vs広島戦を実況を差し替えて中継した際に制作・著作ロゴをHTV側で送出したため、「制作著作 広島テレビ・読売テレビ」と漢字で表記されたケースがあったが、平仮名で「広島テレビ・よみうりテレビ」と表記した場合もあり、一貫性がなかった。また、過去には山口放送 (KRY) 制作の『防府読売マラソン』でもネット局のロール表示の際に漢字ロゴが使われたケースもあった)。青森放送(RAB)が制作・中継し、本局も制作協力する『青森県民駅伝競走大会』(毎年9月開催)のエンドロールでは「読売テレビ」あるいは「讀賣テレビ」と表記している。見解としては「番組関連の表記は『よみうりテレビ』、事業関連や一般的な表記としては『読売テレビ』、そして事務的な場合など正式な企業名(登記社名)を表記する必要性がある場合に限り『読売テレビ放送』と使い分け」ていたようである。社章(バッジ)については、開局から1982年までは楕円の中に“YTV”ロゴを入れたものが用いられたが、開局25周年の1983年からは、長方形の中に“Y”と“O”を幾何学的にあしらったものに変更された。テレビカメラなど、一部の放送機材や一部の送信所でも『読売テレビ』と表記している。現在は放送機材にも現行のロゴを使用している。新ロゴマークは、黄色のytvの右上にチャンネル数10(テン)を表すオレンジ色の点(テンボール)をデザインしており、となる。なお、2008年は同年8月28日の開局満50年を記念して1年間限定でと表記した。また、2013年も開局55周年を記念して1年間限定で55のオレンジボールも用いられていた。これを機に段階的に「よみうりテレビ」ロゴと「10」マークが廃止された。長年使用していた影響からか、「よみうり」ロゴ廃止後も「よみうりテレビ」の記述が見られる。なお、「ytv」の小文字での表記はロゴマークや読売テレビ社内で使用されているだけであって、大文字の「YTV」でも何ら問題ない。2007年4月からは、地上デジタル放送に於いて画面右上にウォーターマークとして「ytv」ロゴの表示を行うようになった(提供クレジット時は除く、ワンセグでは非表示)が、あまり透過していないため、少し目立ってしまう。なお、この表示はキー局の日本テレビをはじめ、広島テレビ、福岡放送などでも実施している。2008年4月以降、番組関連での「制作クレジット」「番組宣伝ポスター」「社名“マーク”」としては「ytv」を用い、「社名」を表示する時には「読売テレビ」もしくは「読売(讀賣)テレビ放送」を使用するよう改められた(これにより今後は平仮名表記の「よみうりテレビ」は使用しない)。2013年に開局55周年を迎えた際、ロゴマークの後ろに笑顔のボールが付け加えられた記念ロゴが使用された。ボールの中に55の数字で笑顔を表し、読売テレビの番組で視聴者に笑顔に届けるという意味を込めたものとなっている。また、デジタルテレビのEPGでは2007年3月31日までは"よみうりテレビ"と表記されていたが、同年4月1日からは"読売テレビ"に変更されている。なお、2011年7月24日24時前のアナログ波停波直前の画面の局名は「よみうりテレビ」と表示された。再放送番組に関しては基本的に旧ロゴのままだが、『ルパン三世 PartIII』の再放送用素材は、制作会社のトムス・エンタテインメント側が「東京ムービー新社」表記を現社名に改めた物を作成した際、作品の著作権が読売テレビにも残っているためか「よみうりテレビ」ロゴを「ytv」ロゴに改めた上で表記している。平日は以下の様に早朝から19時まで、生放送の報道・情報番組を中心にして放送されている。月曜日に設けられている日本テレビ制作アニメの遅れネット以外は、自社制作番組の再放送や、映画・連続ドラマの宣伝や告知番組の放送に充てられている。開始時間も当日の編成により遅れる事がある。完全な全国ネットではないが、『遠くへ行きたい』や一部の深夜番組が日本テレビを始めとした複数の系列局で放送されている。日曜昼に放送されている『そこまで言って委員会NP』は、関東などを除いた全国24局同時ネットで放送されている(関西では20%超の高視聴率で占拠率は50%近くを叩き出す事がある人気番組)。日本テレビが番組ネットを打診したが、初代司会のやしきたかじんら出演者は「関東圏には流すな」と拒否、日本テレビでは放送されていないというエピソードを持つ(が、2016年からは自社動画サイト上のみではあるが月1回配信されるようになった)。ちなみに中京広域圏の中京テレビとの親交が深く、全国ネット化に先駆け『ミヤネ屋』を一足早くネットした。この際「-ミヤネ屋」に東京制作部のスタッフを派遣しており、2009年に始まったローカル番組『愛の修羅バラ!』ではレギュラー番組としては初めての共同制作を行っていた(現在は『上沼・高田のクギズケ!』)。そのほか、土曜朝の『あさパラ!』を唯一同時ネットしていたが、2011年3月末で中京テレビへのネットを打ち切った。在阪局は在京キー局と対立しがちであるが、読売テレビは日本テレビの意向を受けて設立された放送局という経緯もあり、両局の関係は非常に良好であるといえる。このためか、在阪準キー局4局で系列・ネットワークの体裁は4局で唯一開局以来一貫して変わっていない。かつては『お昼のワイドショー』(初期)、また『11PM』の火・木曜放送分を放送開始から終了まで制作を担当し(後継番組の『EXテレビ』でも)、2000年代においても『ズームイン!!SUPER』に当時同局解説委員の辛坊治郎がレギュラー出演したり、2009年4月 - 2010年3月まで放送された『SUPER SURPRISE』(開始当初のタイトルは『サプライズ』)においても、前述の『11PM』『EXテレビ』と同様、水曜放送分の制作を担当した。また2007年9月まで放送されていた『ザ・ワイド』では同局との共同制作を行い、前期は本局発の情報コーナーを設けたり、積極的に関西からリポーターの中継を入れたり、後期には当時同局解説委員の岩田公雄がレギュラー出演していた。本局制作の全国ネット番組(『どっちの料理ショー』など)に日本テレビのアナウンサーが出演したり、同じく本局制作の全国ネット番組の『ウェークアップ!ぷらす』や『ミヤネ屋』には日本テレビも協力し、同局の記者や解説委員も多く出演している。『ウェークアップ!ぷらす』においては、東京で出演するゲストを東京・汐留の日本テレビスタジオに招いてネットを繋いだり、インタビュー映像に出演する識者のコメントを同局で収録する等、積極的な交流がなされている(党首討論や立候補予定者の討論など企画によって汐留のスタジオから全編生放送することもある)。改編期に放送されている『世界一受けたい授業』の番組対抗スペシャルに読売テレビから『ミヤネ屋』や『秘密のケンミンSHOW』チームがゲスト出演している。深夜番組は日本テレビと共に同日ネットを行う番組が他局と比べて多い。また『名探偵コナン』に関しては劇場版での制作に日本テレビのスタッフが参加したり、汐留社屋内にある日テレショップでのグッズ販売も行っている。2009年3月には日本テレビ55周年・読売テレビ50周年の両局の記念番組として、『ルパン三世VS名探偵コナン』が放送された。なお読売テレビの東京支社は2009年11月24日に東京・汐留の「日本テレビタワー」(日本テレビ本社ビル)内に移転し、在京キー局の本社内に在阪準キー局の東京支社が入居する形となった。系列会社と日本テレビとの関係も良好であり、小西美穂の様に報道などで評価、本局から日本テレビに移籍する社員もいる。自社制作の深夜番組の多くは日本テレビにもネットされ、中京広域圏の中京テレビとも番組制作など(『特報!EXPOプレス』や『愛の修羅バラ!』等)で積極的に協力がなされているなど、NNN系列の準キー局として非常に良好な関係を築いている。一方で、他の在阪局同様に日本テレビとは一線を画す番組編成を取る時間帯も少なくなく、中には先述の『そこまで言って委員会NP』等の様に出演者の猛反対を受けた等の理由で日本テレビにはネットされない場合もある。そして、1980年代後半から1990年代前半頃にかけて日本テレビ制作のアニメ作品のネットに消極的な時期があった。日本テレビ系列で平日夕方5時台に放送されたアニメは、当初は同時間帯で放送されていた。しかし1988年10月から当該時間でローカル番組『ざまぁKANKAN!』の放送が開始されると、同年4月の開始当初は同時ネット(金曜17時)だった『魔神英雄伝ワタル』は木曜16時台に移動、後に平日の朝の10時台に放送時間が変更され、次番組も含めて1年間は当該時間での放送が続き、その後は平日の早朝5時台に放送時間が変更される等、変動が激しかった。さらに『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(2代目)の様に放送時間が取れない等の事情により、放送回数を飛ばしていきなり最終回にしてしまう等、対応に問題があった。また夕方時間帯で放送時期は『アニメだいすき!』枠が割り込む時もあった。この時期に平日早朝に放送されたアニメは『魔神英雄伝ワタル』(放送開始時は夕方に放送)・『電脳警察サイバーコップ』(これは特撮作品だが、ローカルセールス化後はこの時間帯で放送された。)・『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』・『魔動王グランゾート』・『機動警察パトレイバー』・『魔神英雄伝ワタル2』・『からくり剣豪伝ムサシロード』・『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』・『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(2代目)・『ママは小学4年生』・『ミラクル☆ガールズ』が挙げられる。『それいけ!アンパンマン』はこの時期に土曜日や日曜日の早朝に放送時間が変更されている。自社及び日本テレビ制作の深夜アニメは、現在では月曜深夜の『MANPA』枠の中で放送している(前述の『無敵看板娘』もこの枠で放送されていた)。しかし、日テレ制作の作品は大幅な遅れネットを生じる事がある。企画ネット番組とみなすことが多いとされる『キユーピー3分クッキング』は、近畿広域圏では日本テレビ制作のものを読売テレビが放送している。また、独自番宣も日本テレビ制作のものと同一フォーマットのもの放送されることが他局に比べ多い。2016年春においてはに全国ネット番組のみならず自社ローカル番組を含め日テレの部分をytvに差し替えたものを放送した。最終番組→地上デジタル放送宣伝CM15秒→ytvウキウキたいそう→地上デジタル放送宣伝CM15秒→フィラー(日テレNEWS24または放送休止)→ズームイン!!SUPER宣伝CM15秒→ytvウキウキたいそう→地上デジタル放送宣伝CM30秒→最初の番組2011年7月24日正午に地上アナログ放送が終了。その後はブルーバックによるお知らせ画面に切り替わり、23時59分ごろ、アナログ放送終了を告知するための特別クロージングが流された。ナレーションは萩原章嘉アナウンサーが担当。映像は開局当時の東天満社屋の空撮→読売テレビ開局パレード→1980年代の東天満社屋→生駒山の鉄塔→2011年現在のOBP現社屋の空撮と続いて、最後に、ホワイトバックに「 よみうりテレビ」のロゴが表記された。ナレーションについては、下記の通りである。「1958年8月にスタートしたよみうりテレビは、52年と11ヶ月間、アナログ放送をお届けしてきました。2003年からは、地上デジタル放送が登場。本日、長らくお世話になりましたアナログ放送が終了します。明日よりは、デジタル放送が独り立ちしますが、読売テレビは、これからも皆様と共に歩んでまいります。JOIX-TV、よみうりテレビ。」過去には以下のようなパターンでフィラー番組を放送していた。現社屋は、本局の開局30周年記念事業の一つとして1988年4月に完成した。その後段階的に社内の引っ越しやスタジオ稼動を行い同年8月1日に主調整室(マスター)も移転して、完全に現社屋での放送となった。しかし、現社屋は、読売テレビが制作する番組(大阪発)が増えたために、就労者数がおよそ1800人と多くなり、また、会議室や出演者の控室の不足が目立ち、さらに、空調設備や放送機材の更新が控えており、さらに現社屋は築30年が経過して老朽化が激しい。。そこで、2014年8月28日の開局記念日に、大阪市中央区の大阪ビジネスパーク地区(OBP)へ新しい社屋を建設し移転すると発表。移転場所は南西へおよそ400メートルの大阪城の北東側にあるシアターBRAVA!跡地に移転し、そこへ新社屋を建てる。敷地面積は1万2487平方メートルで、現社屋の約1.5倍になる。延べ床面積も現社屋から25%から40%増えて、4万平方メートルから4万5000平方メートルを想定している。さらに、就労者数が増加しても対応することができるため、各所に分散している関連会社も集約できることになっている。スケジュールは2016年秋に着工し、2019年2月に竣工、2019年の読売テレビの開局記念日にあたる8月28日から放送を始めることになっている。※はアナウンス部長経験者。公式ホームページ上“チームYTVアナ”において所属アナウンサーの出身地や生年月日、血液型などの簡略なプロフィールを記載。入社順。◎2013年12月の時点で、「アナウンサー」「キャスター」として読売テレビ制作の番組に出演。※2015年度までは、在阪局で唯一、解説委員を置いていた。2011年7月24日停波時点大阪地区のアナログテレビ放送の第10chである。既に開局していたOTV(現・ABC。6ch)、既に設立されていた大関西テレビ放送(現・KTV。8ch。ただし、本局より3ヵ月後に開局)に続く大阪地区に割り当てられた民放3・4波目のチャンネルを巡り、NJB(現・MBS)、近畿教育文化テレビ及び関西教育文化放送との競願になり事態が硬直した際、NOTV側は兵庫県姫路地区のNHK向けに割り当てられていた第2chを大阪地区へ振り向けることを提案。これが通って、当時第4chで送信されていたNHK大阪放送局は第2chが割り当てられることになり、大阪地区は民放に2波、空いた第4chと第10chが準教育局として免許を与えられることになった。しかし教育専門局2社の処遇を巡り、当時郵政大臣であった田中角栄がMBSとNOTVにそれぞれ合併するよう示唆したのに対し、NOTVが断固拒否した。次いで教育2社が合併してMBSとNOTVのいずれかと合併することとなり、押し付けあった挙句NOTVはキー局の日本テレビ放送網(東京)と同じ第4chを断念する代わりに単独開局の道を選び第10chを割り当てられた。MBSは若いチャンネルである第4chの獲得を条件に教育局と合併することを呑んだ。1988年に開局30周年を記念してytvは「10マーク」を導入した。また、地上デジタル放送におけるリモコンキーIDを在阪他局同様にアナログ放送のチャンネル番号を引き継ぎ「10」としたことで、前述の通りアナログ親局10chの民放で唯一「10」を採用しただけでなく、NNN/NNS系列のみならず4大系列で唯一2桁の番号を採用した局でもある。以下のケーブルテレビでは、区域外再放送が行われているが、在阪局の中では最も少ない局数に留まっている。特に徳島県は民放テレビが同一系列の県域局四国放送1局しかない特例地域であるが、その四国放送は日本テレビ系列の非マストバイ局であり、ネットされていない日本テレビ系列全国ネット番組が少なくない。こうした事情から、徳島県内のケーブルテレビ事業者各社は四国放送・読売テレビとも協議を行ってきたが不調に終わった。そのため、読売テレビはデジタル再放送の要望を取り下げることを条件に、デジアナ変換での再放送を提案し、2015年3月まで12社で再放送が実施されたが、一方で従前からデジタル再放送をしていたひのきは、総務大臣裁定を申請、同意裁定がされたため、継続して再放送している。そのほか、MBS・ABCを区域外再放送している福井県では同一系列の福井放送がある為、本局の区域外再放送は行われていない一方、三重県伊賀地方では大阪方面への流動が多い事情からテレビ大阪を除いて区域外再放送が行われている。香川県と岡山県での区域外再放送は2011年7月24日に終了した。
出典:wikipedia
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