南牟礼 豊蔵（みなみむれ とよぞう、1960年12月9日 - ）は、宮崎県都城市出身の元プロ野球選手（外野手）。都城工業では黒原祐二と同期であった。卒業後は電電九州に入社し、から2年連続で都市対抗に出場。1981年のドラフト3位で阪急ブレーブスに入団。同年、横浜大洋ホエールズにドラフト1位で入団した右田一彦、南牟礼と同じくドラフト3位で入団した村岡耕一は同い年であり、電電九州の同期入社組である。プロ入り2年目のにプロ初本塁打を放つが、バスターからのヒッティングでホームランになり当時、トレードで広島から移籍した水谷実雄に「バスターは転がすもの。フライを打ってたまたま入ったホームランを喜ぶな」と怒られる苦い本塁打となってしまう。には、シーズン序盤と終盤にはスタメン起用され、本西厚博や熊野輝光のスタメン起用が増えたシーズン中盤は、試合終盤の守備固めなどで、計106試合に出場した。背番号を「0」に変更したは14試合の出場にとどまった。5月に川畑泰博との交換トレードで中日ドラゴンズへ移籍。オフに自由契約となり、阪神タイガースへ移籍。同年にFAで阪神入りしたオリックス時代の同僚・石嶺和彦に代わり、試合終盤に代走や外野の守備固めで出場する事が多かった。は一軍出場が無く2度目の自由契約となる。ダイエーから2月の入団テストの誘いが来るも入団テスト中に膝を外した為テストを断念し、そのまま現役引退。なお、同年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では同僚の弓長起浩とともに被災地に出向き、炊き出しや飲料水、携帯ガスコンロ、オムツ、風邪薬などを被災地に運んで被災者を助けた。引退後は翌から若菜嘉晴の紹介で、ラジオ関西の解説者として活動した。その後、奈良県生駒市で整体療法所を開業。柔道整復師の資格を取得後、に兵庫県西宮市で接骨院「みなみむれ接骨院」を開業した。プロ野球マスターズリーグでは大阪ロマンズに所属し、初年度（度）は、内野手不足の為、急遽現役時代にはなじみのない遊撃手として活躍し、ベストナインに選ばれた。

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