LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

宇島鉄道

宇島鉄道(うのしまてつどう)は、かつて福岡県築上郡八屋町(現・豊前市)の鉄道省日豊本線宇島駅から分岐し、大分県との県境付近の耶馬渓駅までを結ぶ鉄道路線(軽便鉄道)を有していた鉄道事業者である。耶馬渓観光の客を見込んで、前年開業した耶馬渓鉄道(後に大分交通耶馬渓線となり、1975年(昭和50年)全廃)と争う形で1914年(大正3年)に開業した。だが大分県の県境付近までしか伸ばせず、営業成績も低迷した。1921年(大正10年)と1925年(大正14年)に耶馬渓鉄道羅漢寺駅までの延長線敷設の申請をするも耶馬渓鉄道と併行しているため不要として却下されてしまう。1934年(昭和9年)、1936年(昭和11年)の2回にわたり廃止となった。なお、この路線の宇島 - 耶馬渓間は1896年(明治29年)に設立が計画された日田鉄道(宇島 - 日田 - 久留米 - 若津港)とほぼ重なっている。1932年(昭和7年)12月6日改正当時なお、特等車と並等車が存在した。宇島駅 - 千束(ちづか)駅 - 塔田駅 - 黒土駅 - 広瀬橋駅 - 安雲(あくも)駅 - 光林寺駅 - 友枝駅 - 下唐原(しもとうばる)駅 - 中唐原駅 - 上唐原駅 - 百留(ひゃくどめ)駅 - 原井駅 - 鮎返(あゆがえり)駅 - 耶馬渓駅開業時には以下の車両が新製された。コッペル製Bタンク式蒸気機関車3両、大日本軌道製ボギー客車(定員並等48人)3両、四輪有蓋貨車2両、四輪有蓋緩急車2両、四輪無蓋貨車16両、四輪無蓋緩急車2両、ボギー木材車2両。1915年(大正4年)にはボギー客車3両、内並等車1両、特等並等合造車2両(定員特等12人、並等24人)を増備している。廃線より60年が経過し、全線に亙って痕跡を追跡するのは困難をきわめる。特に宇島駅 - 黒土駅付近の線路跡は市街地に完全に飲み込まれ追跡が難しい面はあるが、一部線路の盛土が残っている(塔田駅 - 黒土駅間)。また、黒土駅 - 広瀬橋駅間には、側溝に架かる橋の跡(レンガ積み)が残っており、線路跡に沿って草が生えているので、ルートが比較的分かりやすい。黒土駅跡や安雲駅跡さらに友枝駅跡は農協の施設になっているが、ホーム等の駅自体の痕跡は全く見られない。中唐原駅跡 - 百留駅付近は線路跡と思われる築堤が農道として使用されている。その先の百留駅 - 原井駅 - 耶馬渓駅間は福岡県道16号線に飲み込まれ痕跡は見られない。なお、終点の耶馬渓駅の先の山国川には、鉄道橋として建設されたと思われる石積みの橋脚と赤いポニートラスの橋が道路橋として対岸の本耶馬渓町(現・中津市本耶馬渓町)樋田集落とを結んでいたが、道路改修に伴い平成初頭に解体撤去された。終着の耶馬渓駅舎はそのまま現存し、公民館となっている。ただし、管理者が居られるので訪問にあたっては注意が必要である。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。