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神戸有馬電気鉄道デ101形電車

神戸有馬電気鉄道デ101形電車(こうべありまでんきてつどうで101がたでんしゃ)は、神戸電鉄の前身である神戸有馬電気鉄道が開業翌年の1929年(昭和4年)に製造した電車。開業時に新造したデ1形の増備形式である。前年の三田線唐櫃(現・有馬口) - 三田間開業に際し、デ1形の増備車として10両が日本車輌製造で新製された。デ1形・デニ11形と共に神戸有馬電気鉄道→神戸電気鉄道の主力車両として運用された。戦後は客用ドアの自動化、室内灯の蛍光灯への交換が実施されるなど、サービスの向上が図られている。全長15,440mmの半鋼製車体を備える。デ1形の15,240mmと比べて200mm延長されており、運転台部分が広くなっている。外観はデ1形のデザインを踏襲しており、両運転台で前面は非貫通の3枚窓構成、側面は片開き2扉で窓配置はd3D(1)5(1)D3dとしている。座席はロングシートであり、定員は100人(座席44人)である。塗装は登場時より茶色1色に塗られていたが、1960年代以降は高性能車と同じく灰色にオレンジのツートンカラーに変更されている。台車はデ1形と異なり、日本車輌製造のD-16を装着する。同社がボールドウィンA形台車の模倣品として開発し、当時の地方私鉄で幅広く採用されていた釣り合い梁(イコライザー)式台車の1つであり、板台枠台車を履く従来車よりも乗り心地が向上している。台車以外の機器類は全てデ1形と同様であり、主電動機は三菱電機製のMB-146-A(歯数比66:17)を各台車に2基ずつ搭載する吊り掛け駆動方式を採用、制御器は総括制御に対応した三菱電機のHL形を搭載する。ブレーキ装置は非常弁付き直通ブレーキ(SME)と手ブレーキを設置、また山岳路線であることから抑速発電ブレーキが搭載された。パンタグラフは有馬寄の車端部に設けられている。新製から30年以上経過し車体の老朽化が進んだため、1960年代より本形式とデ1形・デニ11形・デト1001形の主要機器を流用し、車体を新造した800系への更新が実施された。デ101形は以下の2両が改造されている。引き続きデ101形として残った8両は、その後も塗装の変更を経て活躍を続けていた。しかし大型高性能車の増備によって残存車も1971年に引退、本形式も形式消滅となった。引退後は2両が電動貨車デヤ750形へ更新され、1両が後述の鈴蘭台車庫の構内入換車に転用された。残る5両は各車とも解体されている。静態保存が予定されていたデ101は1971年の廃車後も保管されていたが、保存計画が頓挫したため、鈴蘭台車両基地の構内入換車として余生を送ることになった。車籍のない機械扱いであるため、本線を走行することは出来ない。当初は原型を保った状態で使用されていたが、車体の老朽化が著しいことから1983年(昭和58年)に大規模な修繕工事が実施された。外観は客用扉の撤去と塗装の変更、車内は座席の撤去が行われている。

出典:wikipedia

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