


『スペクトラルフォース』は、日本で1997年10月にアイディアファクトリーより1作目が発売されたPlayStation用ゲームソフト。40国の君主から一人をプレイヤーキャラクターに選び大陸統一を目指すシミュレーションRPG。1作目発売以降、多くの続編・外伝・関連作品が発売されている。2006年、携帯電話アプリ配信もされている。2006年10月にスペクトラルフォース2、愛しき邪悪、メイマイ騎士団などが収録されたネバーランド研究史が発売された。1997年10月、アイディアファクトリーからPlayStation専用ソフトとして発売された。1000対1000の集団戦闘、40の国から好きな国を選んで天下統一を目指すといったゲームシステム。1998年、NECインターチャネルからWindows用ゲームソフトとして発売された。『スペクトラルフォース』の移植作品だが戦闘パートは新規に作られている。1998年10月、アイディアファクトリーからPlayStationで発売された。『スペクトラルフォース』に新規シナリオを追加し、戦闘システムを一新した内容。1999年8月、アイディアファクトリーからPlayStation専用ソフトとして発売された。物語はジェネレーションオブカオスシリーズとの橋渡し的な内容で、シンバ帝国の名前の由来となる少年シンバが主人公。1999年11月、アイディアファクトリーからPlayStation専用ソフトとして発売された。メイマイ国をメインに恋愛要素を加えた外伝。2000年NECインターチャネルからWindows用ゲームソフトとして発売された。『スペクトラルフォース2』のイベントを補強した、初代『スペクトラルフォース』の完全版的な内容。2004年9月、アイディアファクトリーからPlayStation 2専用ソフトとして発売された。『スペクトラルフォース』以前の時代を舞台にした外伝。2005年4月、アイディアファクトリーからPlayStation 2専用ソフトとして発売された。ダイジェスト版的な内容で、物語の割愛・変更点も多い。2006年6月、アイディアファクトリー発売からXbox 360専用ソフトとして発売された。傭兵である主人公ビギナが、各国の依頼をこなしていくという内容で、所属する国の運命と歴史に介入できるといったように自由度が高い。複数の国々がAIによって勝手に戦争を行っており、ひとつの国が天下統一を行うまで戦争は続く。プレイヤーは傭兵として依頼のある国と契約を行うのだが、例えば、敵対する2つの国から同時に依頼がある場合など、自由に方針を決めることができる。敵対するキャラクターや味方になるキャラクターも遊ぶ毎に変わっていくのだが、登場キャラクターは個性的であることに加え、それぞれの思惑が存在しているなど、遊ぶ毎に新たな発見がある。プレイヤーの努力とは裏腹に支援していた国が滅亡してしまうことも多々あるが、傭兵家業は続き、滅亡国の主要人物が他国に傭兵として雇われている姿など、思いがけない新たな展開を体験することができる。1200年代のネバーランドを舞台にした作品。『スペクトラルフォース』の主要スタッフは、『スペクトラルフォース』開発以前はソフトハウスJフォースで『ドラゴンフォース』の開発を行っていた。『ドラゴンフォース』開発途中でJフォースが倒産。職場を失ったスタッフはアイディアファクトリーに移籍し、『スペクトラルフォース』の開発を行い、企画立案当初の構想を繋いだ(開発規模は大幅に縮小)。なお、1996年3月に発売されたセガサターン用ゲームソフト『ドラゴンフォース』は、発売元であるセガ(後のセガゲームス)が開発を引き継ぎ、新規のスタッフが大幅な計画の見直しを行い完成させたものである。両作の共通のキャラクターデザイナー日野慎之助は、『ドラゴンフォース』完成後に『スペクトラルフォース』の開発に合流、その後のスペクトラルフォースシリーズ数作品(PC版含む)を手がけている。
出典:wikipedia
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