ジャマイカツチイグアナ(学名:)は、イグアナ科ツチイグアナ属に分類されるトカゲ。ジャマイカ南部固有種吻端の鱗(吻端板)と鼻孔が開口する鱗(鼻板)は間に小さい鱗が入り、接しない。前額板は小型で、また左右の前額板の間には小さい鱗が入らない。眼の下に並ぶ鱗(眼下板)は鼓膜までで13-14枚。頬板は3-4枚で縦に規則的に並ぶ。後頭部はやや瘤状に盛りあがる。頸部背面には16-20枚の、長い鬣状の鱗(クレスト)が並ぶ。また胴体背面から尾の1/3から1/4までクレストが発達する。大腿孔は35-41個で1列に並ぶ。背面の体色は緑がかった灰色で、不明瞭な暗色の横縞が入る。クレストは青味を帯びる。海岸沿いにある基底が石灰岩の岩場や、乾燥林に生息する。食性は植物食傾向の強い雑食で、木の葉や花、果実、陸棲の貝類等を食べる。繁殖形態は卵生。6月に巣穴に1回に16-20個の卵を産む。卵は85-87日で孵化する。母親は卵が孵化するまで保護する。開発による生息地の破壊、人為的に移入されたノイヌ、ノネコ、マングース等による卵や幼体の食害等により生息数は激減している。1940年にはジャマイカ島近辺にあるゴート諸島も含めて絶滅したとされていたが、1970年にヘルシャイア・ヒルズにおいて再発見された。しかし成体の生息数は100頭未満とされる。生息地では飼育および飼育下での繁殖が試みられている。
出典:wikipedia
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