メディアージュ(英称:"Mediage")は、東京都港区台場にある複合商業施設。アクアシティお台場の3分の1のフロアー面積を占め、アクアシティお台場のフロアーのうち3Fと4Fからは直接連絡可能。なお、4Fからは、メディアージュ内のエンターテインメント・レストランゾーン「グリエンパサージュ」の通路を通るかたちとなる。運営は、当初 ソニー出資による100%子会社の「ソニー アーバン エンタテインメント株式会社」がおこなっていたが、後に「ソニー アーバン エンタテインメント株式会社」は親会社のソニーと吸収合併し、現在は事実上ソニー直営の施設ということになっている。ただ、実際の施設運営は、ソニーの子会社である「ソニー企業株式会社」がおこなっている。なお、ソニーに関係する建築物や施設としては、ソニービルやソニーシティ(ソニー本社ビル)も有名である。施設のコンセプトである「人と人、人と場所をメディア(media)・イメージ(image)・メッセージ(message)でつなげる」から。飲食店、物販店の他に、現在は以下の施設がある。ほか当初は、非接触型ICカードを利用した総合ICカードサービスを導入していた。来場者は利用初回に「メディアージュ ファンカード」と呼ばれる非接触型ICカードを発行してもらい、チケットカウンターや自動前払い入金機などにて、同カードに電子チケット情報を記録したり電子マネーを現金で入金したりしてもらい、電子チケット情報で各アトラクションに入場したり、ICカードの電子マネーを使用して店舗利用代金の決済をしたりする、というシステムであった。後にアトラクションパスポート制度が導入されてからは、パスポート購入時にデータ(有効日などの情報)がICカードに記録されるようになった。また、併設されている映画館「シネマメディアージュ」では、シネマカウンターにて、チケット購入時にICカードにデータが入力され、ゲートにカードをかざすだけで劇場に入館できる、というサービスがあった。ほかにも オプションとして、ファンカードの利用によりポイントが貯まり、特典と交換できる会員制ポイントカードの機能もあった。これらの仕組は、メディアージュの運営会社の親会社であるソニーが開発した非接触型ICカードFeliCaによる各種サービスの実証実験であり、非接触型ICカードの一般向けプロモーションの位置付けであった。またパートナースポンサーである凸版印刷も非接触型ICカードの技術などで関わっていた。その実験のために非接触型ICカードによる電子マネーを導入したり、アトラクションや映画館では、あえて紙のチケットや磁気カードのチケットの代わりにICカードを導入したものであり、。その後のメディアージュの全面リニューアルにより、2002年3月にメディアージュファンカードの発行や電子チケット機能・会員制ポイントカードのサービスが終了。電子マネーの入金・決済のサービスが終了し、翌4月から電子マネーの払戻しを開始。2011年8月15日をもって資金決済に関する法律に基づき、メディアージュファンカードの電子マネーの利用を廃止。2011年10月31日をもってメディアージュファンカードの電子マネーの払戻しの申出期間が終了し、メディアージュファンカードのシステムが消滅した。なお、シネマメディアージュの映画のチケットについては他の劇場と同様に紙のチケットで発行されている(2006年現在)。また現在より多くのアトラクションを備えており、子供の来客が多かった。その中でも設立当時からあった「イエロー・サブマリン・アドベンチャー」は、ビートルズのアニメ映画『イエロー・サブマリン』を題材にしたアトラクションで、イエロー・サブマリン内部を模した中にスクリーンがあり、CGで動く船長のフレッドと会話をしながら海を探検していき、最後には敵のブルー・ミーニーズとグローブを倒すところでエンディングを迎える。探検する海は7パターンあり、それぞれ内容や登場する曲が異なるので、何度でも楽しむことができた。また5.1ch対応の曲は高い臨場感を醸し出していた。更に潜水艦内部は揺れるので、あたかも海の中にいるかのような体験ができた。所要時間は約15分。また、グッズ販売コーナーも併設され、同映画やビートルズのグッズが購入できた。その他にも様々なテーマのアトラクションや関連レストランがあったが、2002年の全面リニューアル時に、誕生当時からあったアトラクションは全て無くなってしまった。
出典:wikipedia
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