『王家の紋章』(おうけのもんしょう)は、細川智栄子芙〜みんによる日本の漫画。秋田書店発行『月刊プリンセス』1976年10月号より連載開始、2013年10月現在、第29部進行中。2015年7月に単行本第60巻が刊行。文庫本は第23巻まで刊行。現代と古代、エジプトを舞台とする3000年の時を経た恋と壮大な歴史ロマンの物語。1990年、第36回小学館漫画賞少女向け部門受賞。本作品を長年にわたり掲載してきた『月刊プリンセス』は2005年新年特大号にて創刊30周年を迎え、また2006年9月6日発売の10月号で本作品は連載30周年を迎えた。それらを記念して、『プリンセス』誌では付録を付けるなどの様々な催しが行われた。2006年11月現在の累計発行部数は4000万部に達する。2016年8月、ミュージカル化され、帝国劇場にて上演することが決定した。エジプトに留学中の主人公―キャロル・リードは、日々熱心に考古学を学ぶ16歳のアメリカ人。ある日、リード家が貢献する事業の一環として若くして暗殺された古代エジプト王(ファラオ)―メンフィスの墓を暴いたため、彼女は神殿の祭祀であったメンフィスの姉―アイシスの呪術により、古代エジプトにタイムスリップしてしまう。古代エジプトで途方に暮れるキャロルだったが、金髪碧眼に白い肌がエジプト宮廷の人々の目に留まり、21世紀の人間としての倫理観や考古学の知識が「尊い予言」と判断され、古代エジプトを助ける慈悲深い“ナイルの娘”“黄金の姫”として崇められるようになる。やがて度重なる暗殺から救ったメンフィスと愛し合い、晴れて王妃となってその子を身籠る。が、現代人としての英知やエジプトを狙って、または可憐な容色も兼ね備えたキャロルを見初めて奪取を画策する者、アイシス一派を始めとしたキャロル抹殺を企む者など、諸国の王族までが入り乱れ、2人の間には数々の危機が立ち塞がる……。※「声」はイラスト・ビデオ・ストーリー版/単行本第60巻ドラマCD版の順。2016年8月に帝国劇場にて上演。音楽はシルヴェスター・リーヴァイ、演出は荻田浩一が担当。主演は浦井健治。
出典:wikipedia
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