ニノイ・アキノ国際空港(ニノイ・アキノこくさいくうこう、、略称: ・ナイア)とは、フィリピンのマニラ首都圏内のパサイ市とパラニャーケ市の市境上にある国際空港である。フィリピン航空およびセブパシフィック航空のハブ空港になっている。かつては「マニラ国際空港」()と呼ばれていたが、亡命先のアメリカ合衆国から帰国した1983年8月21日に、空港内で射殺されたベニグノ・アキノ・ジュニア上院議員(愛称 ニノイ:コラソン・アキノ元大統領の夫、ベニグノ・アキノ3世前大統領の父親)を記念して改称された。利用客に対し、550ペソの施設使用料を、航空券の発券の際に徴収している。なお、2014年9月30日以前に発券された航空券の場合は、チェックイン後の出国審査所前に、ペソ建て現金で支払う必要があった。フィリピン国籍保持者の場合、出国時に旅行税1,620ペソを現金、クレジットカード又はデビットカードにて、出国審査場そばのブースで支払う必要がある。ニノイ・アキノ国際空港は、下記4つの空港ターミナルがある。ターミナルビル間は連接性も全く考慮されておらず、それぞれ離れており、各ターミナルビル間の移動も、一度空港敷地外の一般道路に出なくてはならず、スムーズに移動・乗り継ぎ出来ないため、空港到着時・出発時には、利用する航空会社やコードシェア便のターミナルビルを間違えない様に注意する必要がある。なお、航空連合ごとにターミナルは分かれていない。1981年供給開始の国際線専用空港ターミナルビルであるが、2010年時点て老朽化が著しく、施工とメンテナンス管理の悪さが際立って目立つターミナル施設であった。2015年に、供給開始以来の大規模な改装リニューアル工事が終了した。なお、到着便が集中する22時から23時の間は、入国審査に時間を要する。フィリピン航空および子会社PAL エクスプレス専用空港ターミナルビル。センテニアル・ターミナル()とも呼ばれる。2008年に開業した、最も新しい空港ターミナルである。第1・第2ターミナルとは、滑走路を隔てた正反対の位置に存在し、徒歩での移動は無理である。この空港ターミナルビルの施工に関しては、日本の竹中工務店が受注して施工を行い、2002年には進捗率98%まで完成していたが、供用開始前に天井崩落事故という欠陥工事が発覚し、施工主と空港公団、設計コンサルタント、フィリピン共和国政府などが工事再開の交渉をしていたが決裂した。更に建設前には、ジョセフ・エストラーダ元大統領により行われた契約が、不法に変更されたと、当時フィリピン共和国大統領だったグロリア・アロヨの告発により、竣工直前の空港ターミナルビルの強制接収と裁判が行われ、建築契約無効との支持を取り付けた後、アロヨ政権により完成されることが出来たが、当初の計画から6年ほど経過してからの部分供用開始、国際線を含めた全面供用開始は、当初の予定から12年後のベニグノ・アキノ3世政権になった2014年8月となった。国内線専用ターミナルビル()。現在は一部のフィリピン系格安航空会社の国内線が発着している。空港の位置は、マニラ都心から約8km、マカティ都心から約5kmと好立地であるのにも関わらず、空港連絡鉄道がなく、高速道路も直結しておらず、公共交通機関の乗り入れも進んでおらず、ロハス通り・エドゥサ通りの慢性的な道路交通渋滞があり、空港と市街地の利便性はアジア最悪クラスである。ターミナル間の移動が必要な乗り継ぎの場合は、上記シャトルバス(ルート1)、またはエアポートタクシーの利用となる。ターミナル1とターミナル2は徒歩での行き来が可能だか、ターミナル3とターミナル4はそれぞれ離れた場所にあり、一旦空港の敷地外に出て、一般道経由でエアポートタクシーによる移動で、渋滞が無い場合は、約10分ほど掛かる。同空港では利用客の急増に伴い、3本目の滑走路建設を予定している。総事業費は約24億ペソ(約5,500万ドル)。06/24滑走路の南側に隣接するクロースパラレルで、長さは2100m。エアバスA320機の着陸が可能になる。これにより、離着陸可能回数が現状の1時間当たり40回から1時間あたり60回 - 70回に引き上げられる予定である。この他に、新空港を建設する計画が複数ある
出典:wikipedia
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