『redEyes』は神堂潤による少年漫画。『マガジンGREAT』(講談社)『マガジンイーノ』、『月刊少年マガジン+(プラス)』(講談社)にて連載していた。同誌休刊後は、単行本描き下ろしという形で継続中。単行本は2015年11月現在20巻まで発刊。なお、単行本はヨーロッパでフランス語版、ドイツ語版が8巻まで発刊されている。未来を舞台に2国家間の戦争を描くSF架空戦記物で、緻密な設定と世界観が特徴。一部の言葉は現実のものから連想しやすい形へ差し替えた形で使用されている(例:アメリカ合衆国→ステイツ、英語・ドイツ語→エクラッド語・トイテナー語)。未来ではあるが戦争形態は大量破壊兵器の使用不能(使用禁止などではなく使用が不能)、電子戦の破綻などにより有視界白兵戦中心となり退化している。高価で整備に手間がかかるハイテク機器が大規模戦闘には向かなかったこと、さらに静止衛星軌道上に存在して現状では制御不能とされる「オービターアイズ」と呼ばれる戦略軍事衛星群により、超高空を飛行する兵器(大陸間弾道弾や高高度爆撃機等)が自動撃墜されるため、戦闘は退化せざるを得なくなった。そのため、有視界での歩兵戦力を増強する目的で特殊強襲装甲・通称「SAA」と呼ばれる一種のパワードスーツが開発され、戦場へ投入されている。統合暦182年7月7日、レギウム共和国軍はドラグノフ連邦軍に対して和議を申し入れた。同年7月15日、トーラス市において「トーラスの和約」が締結される。これにより、2年8か月あまりにわたって続いたレギウム・ドラグノフ間の戦争は、レギウム共和国の実質的な敗北で終結した。終戦から3か月後、レギウム軍特殊精鋭部隊「ジャッカル」の隊長であったグラハルト・ミルズは副長のユリアン・クレイズによって叛逆者の汚名を着せられ、死刑執行の日を迎えていた。だが、護送される際に海兵隊を殺害して脱走したミルズはクレイズに復讐するべく、たった1人の「戦争」を開始した。かつての同僚でもある元ジャッカル隊員たちとの闘い、再会を得て、クレイズが現在は占領軍であるドラグノフ軍に所属していることを知ったミルズは「ドラグノフからの祖国奪還」が第一目標となり、反抗を続けるレギウム国民軍へと合流。国民軍のレオン・リーダス大佐立案による首都ソルグレン奪還作戦となる「ヴィオロンの溜息作戦」が発動され、ミルズもこれに参加。壮絶な戦いの末に作戦は成功する。一方、ユリアン・クレイズはディヴァンの掌握に成功し、オービターアイズの制御コードを入手し制御権を手に入れた。試射を兼ね、レギウムに侵攻すべく集結していたドラグノフ軍を一瞬で消滅させると、全世界へ向け、ルーミス王国の復活とルーミス同盟の提言を行った。オービターアイズを用いた圧倒的な軍事力を背景にルーミス同盟は世界を戦争から解放する。同盟各国はGNP10%とも20%とも言われる軍事費を削減し、ルーミス王国にGNP5%を支払う。ルーミス王国は同盟各国から集めた資金で宇宙開発を行い、人口増や資源不足で逼迫した地球人類を救うのだと。ほとんどの登場人物にはレーサーの名前の一部が含まれている。形式番号の『A』は制式採用、『X』は試作実験機、『PF』は陸戦用量産機、『SP』は特殊機を意味する。例えばバルディッシュ改の『APF』は『制式採用された陸戦用量産機』という意味である。テスミラ市街戦では右腕の15.2mm徹甲重機を外し対SAA用9mmハンドガンを装備、バックパックもガトリンガンと四連対戦車ミサイルポッドを左右に付けたものに換装した。名称のみ11巻で触れられていたが16巻で正式に登場したチェカ管轄のルーミス騎士団王宮警衛大隊の使用するSAA。パウエル元帥の暗殺に成功した元ジャッカル隊員のロッシ・セリオーニの回収及び、リネウィッチ中将暗殺の為3機が投入されている。ルーミス騎士団用に相応しく騎士の甲冑の様な外見にフルフェイスの頭部装甲をしており、防弾マントと強化装甲を備え、高い防御力を持つ。装備は折り畳み式の刃部を備え鍔・柄に相当する部分に機関銃を備えた特殊な剣と腕部にグレネードランチャー及び火炎放射機を搭載、脛部に空中発射型散弾ユニットを射出するランチャーを備えている。またルーミス騎士団の性質上秘匿の為の自爆システムと周囲の目撃者を殺害するためのクラダー死亡時に起動するAIを搭載しているがシュワンツには撃ち抜かれ破壊された。
出典:wikipedia
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