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聖剣伝説 LEGEND OF MANA

『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』(せいけんでんせつ レジェンド オブ マナ)は1999年7月15日にスクウェアから発売されたPlayStation用コンピュータゲームソフト。略称は「聖剣伝説LOM」、「LOM」など。2010年7月28日より、ゲームアーカイブスで配信されている。『聖剣伝説』の名を冠したアクションRPGではあるが、様々な新システムが導入されている。別セーブデータの主人公を召喚して一緒に冒険できたり、お互いの作った武具を売買できるなど、1つのゲームセーブデータに留まらない行動も可能。特に自分で武具を生成できるシステムは膨大な材料の組み合わせと、エネルギーや付加能力などの複雑な計算式により、ゲーム製作者すら予期していない4桁の攻撃力を持つ武器を作れるなど、やりこみ要素についても従来シリーズとは一線を画すものとなっている。1999年当時の家庭用ゲームは既にポリゴンを用いた3D画面が主流で、且つスクウェアは当時3DCG製作の最盛期にあったが、本作はドット絵による2D画面であり、CGムービーなども極限られた部分でしか使用していない。これは当時のスクウェアにとって非常に異例なことである。そのドット絵も大変に緻密で繊細なものとなっており、亀岡慎一のキャラクターイラストをはじめとした独特な美術デザイン・イラストレーションをかなり正確に再現している。特徴的なシステムとして「ランドメイクシステム」が挙げられる。また固有のシステム名を持たないがキャラクターカスタマイズ、武器防具作成、ゴーレム製作といった個々のシステムも独特で、バトルシステムもリングコマンドを廃するなど従来シリーズとは全く違ったものとなっている。逆に踏襲されたものとして、精霊とそれが持つ8つの属性が挙げられる。「ランドメイクシステム」は、何も無いワールドマップ上にプレイヤー自身でオブジェクトを配置し、箱庭のように世界を構築していくシステムである。本作の舞台となるのは「ファ・ディール」と呼ばれる世界の一地方であるが、プレイヤーはゲーム開始時にワールドマップ上のどこを冒険の舞台とするかを指定し、そこに「アーティファクト」と呼ばれるオブジェクトを配置する。すると、アーティファクトは町やダンジョンなどの「ランド」に変化し、プレイヤーはそのランドを冒険することができるようになる。ランドには個々に属性の強弱「マナレベル」が設定されており、それが隣接するランド同士で影響し合う。マナレベルは特定のイベントの発生条件、出現モンスターの強さ、魔法の効果、果樹園での果実熟成値に影響を与える。また、町ランドには配置順とマイホームからの距離によって店レベルが設定される。店レベルによって町にある店の品揃えも変わる。同じスクウェア製作の『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』にランドメイクシステムと類似したシステムが採用されている。主導したのはディレクターの石井浩一。石井は『サガ フロンティア』の開発当初から構想しており、それをベースに設計したという。『聖剣伝説3』から踏襲されていることであるが、移動モードと戦闘モードが明確に分離している。本作ではさらに、敵とエンカウントした場合、逃げることは不可能となっている。エンカウントした全ての敵を倒すことで勝利となり、戦闘モードが解除され、キャラクターのヒットポイント(HP)は全快する。戦闘モードでは弱攻撃、強攻撃、アビリティ、コマンド技、必殺技、魔法を駆使して戦う。攻撃及び移動速度が武器種ごとに設定されたものとなる。武器種は全11種あり、短剣・片手剣・両手剣・片手斧・両手斧・ハンマー・槍・ロッド・ナックル・ヌンチャク・弓矢である。縦方向への武器攻撃は出来ず、横方向のみ可能。必殺技と魔法以外の行動はタイミングよくボタンを押すことで行動同士を繋いでいくこと(コンボ)が可能で、方向キー入力によるコマンド技が繰り出せるなど、その操作性はベルトスクロールアクションゲームに準じたものとなっている。また、リングコマンドシステムが廃止され、戦闘モード中に装備の変更やアビリティの再設定などは一切できないため、従来シリーズよりもアクションの腕前が要求される。バトルシステムに関連して、キャラクターが成長する際に加算される各パラメータの成長値は装備武器種によって違う。そのため、プレイヤーは成長に際して武器を持ち変えることで主人公の成長を自由に決めることができる。また、アビリティは全26種が存在しているが、戦闘モードで使用するには2つある装備枠に装備しなければならない。同様に、武器種ごとに取得していく必殺技についても1つの武器種に対して12種から20種が用意されており、必殺技と魔法とを合わせて4つある装備枠に装備しなければならない。上記のような要素によりプレイヤーは主人公を自由に、個性的に、成長させ行動させることができる。主人公の自宅マイホームには、ペットを飼うペット牧場、果実を収穫する果樹園、武器防具や魔法やゴーレムを作成するための作成小屋が備えられており、それぞれが独特のシステムを有している。ゲーム中に登場するアイテムは、インゴットや木材などの主原料アイテムと、それ以外の副原料アイテムとに大別され、プレイヤーはこれらのアイテムを用いて、ペットの育成、果実の栽培、武器・防具・魔法楽器・ゴーレムの作成を行うことが可能である。こうした育成要素に関する法則は非常に複雑であり、なおかつその要素のほとんどが隠しパラメータであるため、全てを把握するのは非常に困難である。本作品は最終イベントの「マナ」をクリアしエンディングを終えたデータをセーブすることでプレイできる2周目以降では、一般的な強くてニューゲームも含めた異なるシステムでプレイすることが可能となっている。まず引き継がれる要素は以下。引き継がれない要素は以下。また2周目以降ではマイホームの書斎にある図鑑に新たに「禁断の書」というものが追加され、これを読んだときの選択肢によりゲームモードの変更ができる。ただしイベントなどへの影響は無く、モンスターの強さが変更されるのみ。それぞれ3種類のゲームモードがあり、「ノーマル・モード」は通常のゲームモード、「ヘル・モード」は1周目と比べてモンスターのレベル(ボス含む)が30上昇(レベル基準値に20が加わる)し、さらに「ノー・フューチャー・モード」では全てのモンスターのレベルが99となる(レベル基準値が63になる)。ただし強化属性や弱化属性によるレベル補正がされるので、ノー・フューチャー・モードでもレベルが99ではないモンスターも存在する。その他ではセーブデータのセーブ・ロード画面では右端に「♪」のマークがつく。主人公は夢を見る。夢の中には神々しい大樹が浮かびそして、声が聞こえる。過去の戦乱の記憶が今の人々の心にも傷を残し、そのために愛を求めることを恐れ、愛の化身であるわたし=声の主=マナの女神を目指そうとはしない、と。そして女神は、その現実を乗り越えて自分へと歩いてほしい、そう主人公に呼びかけて消える。夢から目覚めた主人公は、その声に従うように、目覚めたばかりの世界へと足を踏み出す。本作が従来シリーズと一線を画す要素として、フリーシナリオが挙げられる。従来シリーズは1本の大きなシナリオを追う形であった。しかし本作では全68話の独立した小編イベントが存在し、その全てが1話完結の体裁を成す。それぞれのイベント発生条件さえ満たしていれば、いつでも体験することが可能である。それらは、その連続性や共通する登場人物によって全15編のシリーズに分けることができる。特に、下記の3編に関してはゲーム全体のメインシナリオ的な位置付けがされており、専用のエンディングが用意されている。また、この3編のシナリオのうちいずれか1つをクリアすることが、ゲーム全体の最終イベントを発生させる条件ともなっている。この3編はそれぞれにファ・ディールの歴史と現状を、何らかの形で象徴したものとなっている。それを経験することで初めて、主人公はマナの女神の待つ聖域へと歩みだすことができるのである。宝石を命の核として生きる珠魅という種族の存亡に関わる物語。シナリオは、新約聖剣伝説のシナリオにも携わることになる、生田美和が担当。宝石泥棒と珠魅、狩る者と狩られる者の関係を追っていくうちに、珠魅はなぜ狩られるのか、宝石泥棒が語る珠魅達の罪とは何かを知っていく。そして、人が人を思いやる心とは何なのかを考えさせることになる。4人の幼なじみの友情と対立、十数年来のすれ違いの物語。シナリオは、ライブ・ア・ライブなどのシナリオ担当も務めた、井上信行が担当。4人の幼馴染達の心の葛藤や対立を通して、人の生き方とは何か、愛とは、自由とは何かを問う物語である。エスカデ編と銘打たれているのは、エスカデが当編の課題の1つである現世を閉ざす檻、つまり作中全体における「旧世界の象徴」だからである。ただし、銘打たれているエスカデは、選択肢によっては死亡するケースもあり、ストーリーにおいても中心となるのは、アーウィンとマチルダの2人であるといえる。世界の秩序を司る知恵のドラゴンを殺すという大逆の物語。シナリオは八木正人。上記の2編とは違い様々な人の心理に迫るのではなく、先に提示された目的に向かって進むため筋がはっきりしており、物語進行のテンポが速い。本作のキャラクターは今までと大きく変わっており、獣人や魔法生物などといった「純粋な人間」ではないキャラクターが多数登場している。本作では純粋な人間だけでなく森人・獣人・昆虫人・ドワーフからペンギン・アナグマまでもが「人間」として扱われているのが特徴。ゲーム発売当時のスタッフの話によると、本当に「純粋な人間」であるのは主人公のみで、一見普通の人間に見える者も過去に何かしらの混血となっているとのこと。キャラクターデザインは表記上、メインキャラクターを担当した亀岡慎一とサブキャラクター担当した池田奈緒となっているが、実際はスタッフ一人ひとりのアイデアが元になっており、ほかのスタッフの意見でデザインが変わることも多かったという。※珠魅(ジュミ)…今作初登場となった種族。人間と同じような容姿をしているが、その胸に「核」と呼ばれる宝玉がむき出しで付いているのが最大の特徴。核が傷つかない限り半永久的に生きられる寿命を持っており外見も不老だが、核が砕かれたり抜き取られれば死んでしまう。「座」と呼ばれるランクで分けられた階級社会であり、戦いを担う「騎士」とその傷を癒す「姫」という役割分担を持つ2人1組で行動するのが基本(なお、騎士が男性で姫が女性というのが普通だが、必ずしも性別で決まるわけではなくレディパールやサフォーの例もある)。傷を癒すのは目から出す「涙石(なみだいし)」と呼ばれるもので、涙石があれば例え核だけの状態からも復活出来るが、流した方の珠魅の核が微細な傷を受ける。また、核は涙石以外では基本的に修復出来ない。珠魅は「非常に煌きの強い宝石がその力で命を得たもの」とも言われ、核は宝石として最上質であり、かつてその核の美しさと生命力を狙われ多数の珠魅が殺された歴史があり、それから身を守るため核を癒すための涙を流す力を失ったと記されている。そのような経緯のためか、珠魅のために涙を流した人間は永遠に石化してしまうという伝承も存在する。かつてファ・ディールで起こった妖精戦争の英雄たち。1人は既に死去しているため、現在は6人。戦争の後、豊富な知識を後世の人々に提供している。同時期に発売された『ファイナルファンタジーVIII』の記録的売り上げに対する、スクウェアの戦略変更に反発した社員が、1999年から2000年にかけて次々に退社する。『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』の開発スタッフも例外ではなく、本作の開発におけるメインスタッフだった亀岡慎一、穴澤友樹、津田幸治、井上信行らが退社し独立した。詳細は、ブラウニーブラウンの項を参照のこと。本作は、最初に発売されたバージョンのみ2枚組となっており、おまけディスク『SQUARE'S PREVIEW Vol.5』が付属していた。このディスクには、スクウェアが1999年6月30日までに発売したゲームソフトのデータを見ることが出来る『SQUARE COLLECTION VOL.2』と、『ベイグラントストーリー』のオートデモ、『frontmission 3』、『デュープリズム』、『クロノ・クロス』の体験版が収録されていた。後に廉価版が複数発売されているが、廉価版にはこのおまけディスクは付属していない。本作の各名前入力ではオートによる設定も可能になっている。特に主人公のオート名称は、一部『聖剣伝説3』までの聖剣シリーズに登場したキャラクターの名前が使われている。また、女主人公の場合は「エレナ」(『新約聖剣伝説』のヒロインの半公式名称)や「リチア」(『聖剣伝説4』)など、本作より後のシリーズに登場したキャラクター名も見られる。本作が各誌で掲載されたのは本作の体験版が収録された『サガ フロンティア2』の発売直前の週であったが、その時点ではタイトルを明かしておらず男主人公とニキータのカットだけを出しており、その次週以降で正式にタイトル等を公開している。音楽CD、漫画、小説が発売されている。作中のBGMは下村陽子が担当。CD2枚組。全55曲。主題歌のSong of Manaの歌唱は、歌詞はスウェーデン語である。『聖剣伝説 Legend of Mana オリジナルサウンドトラック』『聖剣伝説レジェンドオブマナ』というタイトルで「月刊ファミ通Bros.」に連載された。作画は天野シロ。エンターブレインから単行本全5巻が発売されている。また2008年7月には新装版が発刊され、修正加筆、新たに書き下ろされたおまけの漫画を含め、上下巻あわせ1000ページ弱に及ぶ。本作は男主人公トトの視点でドラゴンキラー編、宝石泥棒編、エスカデ編の順に展開する、エスカデ編は結末がゲームとは大きく異なり、それ以降は独自のストーリーを展開した。物語の進み方が駆け足気味となっているが、最終話で月刊ファミ通Bros.が休刊しており、そのためと推察される。ゲーム内では主人公(トト、イム)はしゃべらないが、今作ではかなりおしゃべりで感情豊かである(作者曰く「クールが苦手」とのこと)。また、本編のほかに、漫画本編前のバドとコロナを主役にしたエピソード(2巻収録、元々は設定資料集である『メイキング・オブ・マナ』に収録されていたもの)と、エスカデ編以降のエスカデたちの生活を痛快に描いた4コマ漫画(5巻収録)もそれぞれ単行本に収録されている。ここでは、漫画(漫画版オリジナル以外)での設定について記す。ゲームと比べ漫画版独自のオリジナルの展開が目立つ中で、ドラゴンキラー編はゲームのシナリオに最も忠実に構成されており、他のシナリオでは単行本を2巻以上を跨ぐが、こちらはストーリーの展開も早いため1巻の約半分にまとめられている。ストーリーの展開はゲームとほぼ同じであるが、キャラクターの設定や物語のアレンジに漫画版独自のオリジナルが組み込まれており、後述のアレクサンドルは設定自体はゲームに存在するものの、漫画版のみに登場するオリジナルキャラクターである。他の主要ストーリーがほぼゲームと同じ展開である中、漫画版のエスカデ編はほぼオリジナルストーリーとなっている。ストーリーも1巻での序章および3巻の中盤-5巻の序盤ともっとも長く、5巻にはエスカデたちのその後を描くギャグ4コマが掲載されている。アスキー(のちのエンターブレイン)から『聖剣伝説 レジェンド・オブ・マナ―あまたの地、あまたの人』というタイトルで出版されている。著者は細江ひろみ。挿絵は漫画と同じ天野シロが担当、表紙及び扉絵はゲームと同じく亀岡慎一、津田幸治が担当している。こちらの主人公は名前も性別も不明で、劇中は一人称視点だが心理描写のみで主人公自身の台詞もなく、戦闘中でさえ熱くならない漫画版とは逆のストイックな性格の持ち主。ストーリーはエスカデ編、ドラゴンキラー編、宝石泥棒編の順に進行していく。特にエスカデ編はこれも漫画とは逆のアンハッピーエンド。ストーリーは淡々と進行するが、幕間のサボテン君が放つ皮肉が強烈である。

出典:wikipedia

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