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ラビットカー

ラビットカー"(Rabbit Car)"は、近鉄南大阪線などで運転されていた通勤車両につけられた愛称のことである。また、日本で初めての高加減速車両でもある。狭義には6800系・6900系電車を指すが、具体的には復刻ラビットカーを別とすると、以下の3形式(6900系は後に6000系に改番)から構成される。当初は各駅停車用で、旧型車で運行される急行や準急のダイヤの間を高加速・高減速で縫って走る姿がウサギを連想させるために付いた名である。運用の都合で急行・準急として使用されることもあったが、後年には大阪阿部野橋 - 河内長野間急行・準急に専ら充当されるようになった。近鉄が特定の車両形式に対して愛称を付けたのはこれは初めてのことである。ただし、「ビスタカー」や「L/Cカー」などとは異なり、この愛称は2016年現在登録商標とはなっていない。詳細は各形式の記事を参照。ラビットカーが就役したのは1957年であるが、2年後の1959年に就役した名古屋線用近鉄1600系も、高加減速車ではないものの、登場時には近鉄社内で名古屋ラビットと呼ばれていた。1600系の社内電算記号(他鉄道事業者の編成番号に相当)が 「R」 であったのは、この名古屋ラビットに由来している。登場時はオレンジバーミリオンに100mm幅白帯 (N9) の塗装であったが、1968年から塗装工程簡略化のためにマルーンレッド一色となり、1980年代後半にはマルーンレッドとシルキーホワイトの塗装となった。サ6150形以外には車体側面にウサギをモチーフにした 「ラビットマーク」(画家の岡本太郎がデザイン。ラビットマークは6800系の1次車から3次車までは白の塗装で、6800系の最終増備車となる4次車および6900系と6000系の全車ではステンレス無塗装のものであった) が取り付けられていたが、マルーンレッド一色への塗装変更の際に取り外された。しかし、1987年のデビュー30周年記念、2009年の養老線、2012年の吉野線開業100周年記念で、登場時の塗装とラビットマークが復元された。1987年の復元の際は1次車のモ6851に原型とは異なるステンレス無塗装のものを、2009年の養老鉄道と2012年の近鉄での復刻ラビットカーでは原型には存在していなかった銀の転写式のもので復元している。ラビットカーの車両色は、当時近鉄の車両部に在籍していた近藤恒夫が考案したものである。なお、翌1958年に新造された特急車の10000系「ビスタカー」や、以降の特急車でもオレンジの塗装が採用されたが、これら特急車のオレンジの色調はラビットカーのオレンジバーミリオンとは異なるものである。

出典:wikipedia

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