レーザー推進(レーザーすいしん)とは、そのエネルギー源として外部からのレーザーまたはメーザーによるエネルギー供給を用いる、航空機あるいは宇宙船の推進方法。また、同様の発想で、外部からの荷電粒子等のビームを用いるビーム推進というアイデアもある。宇宙船本体にエネルギー源を搭載しないため、船の軽量化や、燃料の量に依存しない飛行も可能となる。だが、実用化には大出力レーザーの開発や、精度の高いポインティング技術が必要となる。レーザー等によって宇宙船を推進させる方法として、以下のような方式が提唱されている。また、その他にレーザー等によって電力を供給し、電気推進で推進する案なども考えられている。レーザー/メーザーによって推進剤、または周囲の大気を加熱して、その膨張を利用する方式。外燃機関に分類される。レーザーロケットと呼ばれることもある。このタイプの宇宙船としてはライトクラフトが挙げられ、このタイプの推進方法自体をライトクラフトと呼ぶこともある。太陽帆(ソーラーセイル)にレーザーを照射し、その光圧により推進する方式。同様の発想で磁気帆(マグネティックセイル)に荷電粒子ビームを照射するという案もあり、こちらはマグビームと呼ばれる。十分に収束率の高いレーザーを発生させることができれば、恒星船の動力源として利用できる可能性もある。ただし目的地の星系にレーザー送信施設がない場合、どうやって減速するかという問題が生じる。物理学者でSF作家でもあるロバート・L・フォワードは、目的地に近づくとソーラーセイルの外周部を宇宙船から切り離し、外周部セイルで反射したレーザーを逆方向から内周部セイルに当てて減速するというアイデアを提唱している。
出典:wikipedia
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