相川駅（あいかわえき）は、大阪府大阪市東淀川区相川一丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅である。駅番号はHK-65。開業時の駅名は吹田町駅であったが、千里線（1967年までは千里山線）の吹田駅との兼ね合いなどから幾度か駅名が変更されてきた。相川駅の名は駅近くを流れる安威川に由来する。盛土上に、島式ホーム2面4線を有する高架駅で、待避設備を備えている。ホームは、改札階の階上となっている。改札口は河原町寄りの東西双方向きに設けられており、周辺の高校生徒専用の出入口もある。列車により行き先が異なる。内側2線（2号線と3号線）が主本線、外側2線（1号線と4号線）が待避線である。日中は上りの普通高槻市行が待避線の1号線に停車し、特急を待避する。逆に下り列車は待避をしないため、主本線の3号線を通る。なお、日中の下り列車については2007年（平成19年）3月のダイヤ改正以降、一つ手前の正雀駅で特急と準急の2列車を連続で待避するダイヤとなっている。早朝には、当駅を始発とする下り列車（主に天下茶屋行）が設定されている。2014年（平成26年）度のある特定日の1日乗降人員は17,830人である。近年の一日あたりの利用状況推移は下記の通り。東西ともに、駅から放射状に道路が延びている。列車は当駅を挟み、すぐ北で安威川、南で神崎川を続けて渡る。また、安威川は当駅の南西で神崎川に合流する。阪急バスの阪急相川バス停が駅西口の西陣染色大阪工場前の路上に、大阪市営バスの相川駅前バス停が東口付近にそれぞれ設置されている。阪急バス（阪急相川）大阪市営バス（相川駅前）歌手の相川七瀬の芸名は当駅名に由来すると紹介されることがあるが、相川本人はこれを否定している。括弧内の英数字は駅ナンバリングである。

出典:wikipedia