LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

フローチャート

フローチャート (flowchart、流れ図) は、プロセスの各ステップを箱で表し、流れをそれらの箱の間の矢印で表すことで、アルゴリズムやプロセスを表現する図である。アルゴリズムやプロセスについて、単にその順序だけを示すものであり、全体から詳細へというような「段階的」な説明ではない(ないし、記述者が意識してそのような階層を作る必要がある)。また、データフロー図と対比すると、より重要である、データの流れをフローチャートは表すことがなく、操作を順に示すことでデータの流れを暗示する。しかし、フローチャートは様々な分野の工程の解析・設計・文書化・管理に用いられている。フローチャートは複雑なプロセスやプログラムの設計および文書化に使われる。他の図と同様、何が行われているかを視覚化するのを助け、それによって見る者がプロセスを理解するのを助け、さらには欠陥・ボトルネック・細かい特徴などを発見できることもある。フローチャートには様々な種類があり、それぞれ固有の部品(箱)や記法を持つ。最も一般的な箱は次の2種類である。ページをいくつかに分割し、異なる組織の制御を異なるに描く形のフローチャートは「部門間協力」型のプロセスを表せる。特定のレーンに描かれた部品群はその組織の制御下にあるプロセスを意味する。この技法は各活動の責任分担を明確化でき、意思決定を正しく行えるようにする効能がある。全体として一つのプロセス(事業、プロジェクトなど)を実施する際の各組織の責任を明確化できる。プログラミング言語の教育においては、処理を理解するために用いられることがある(たとえば、codice_1 という字面からだけでは、「繰返しの1回目では codice_2 は実行されない」「2回目からの繰返しの前に codice_2 と codice_4 の判定がこの順に行われる」といったことがわかりづらいため、そういったことを可視化するには適している)。事務処理においては、提出資料の様式として要求する者がいるため、使わざるをえないこともある。問題解決においてフローチャートを作成する意味は、などがある。フローチャートはプロセスのある側面を描いたもので、他の側面は他のダイアグラムで補完される。例えば、石川馨は品質管理の七つ道具として、グラフ、ヒストグラム、パレート図、チェックシート、管理図、特性要因図、散布図を挙げている。また、非形式的なモデリング言語としてUMLがあるが、数あるダイアグラムのひとつとして定義されているアクティビティ図はフローチャートの一種と言える。いずれにしても、コンピュータ科学の観点からは、フローチャートは、コンピュータのプログラミングにおいて無条件と条件分岐の分岐命令(goto文とif文)だけを制御構造として使っているような「構造化以前の存在」、として扱われている。構造化をフローチャート(的な図法)に取り入れた試みについては、#構造化フローチャートの節を参照。プロセスの流れを文書化する最初の構造化技法として「」がある。1921年、アメリカ機械工学会 (ASME) の会員だったフランク・ギルブレスが “Process Charts—First Steps in Finding the One Best Way” と題して発表した。このツールは間もなく経営工学の教育に組み込まれた。1930年代に入ると、アラン・H・モーエセンという経営工学者がニューヨーク州レークプラシッドで経営工学のいくつかのツールをビジネスマン向けに教えるという仕事を始めた。1944年にモーエセンのクラスを卒業したアート・スピナンジャーは、それらツール群をプロクター・アンド・ギャンブルに持ち帰り Deliberate Methods Change Program を開発した。同じく1944年に卒業したは の帳票開発部門のディレクターで、フロー・プロセス・チャートを発展させ複数の文書間の関係を示すマルチフロー・プロセス・チャートを考案した。1947年、ASMEはギルブレスのフロー・プロセス・チャートから部品群を採用したプロセスチャートのASME規格を策定した。ダグラス・ハートリーは、とジョン・フォン・ノイマンがコンピュータプログラム(当時のことであるから、機械語を直接人間が書く、というプログラミングであったことに留意)のためのフローチャートを考案したとしている。これには同時代のIBM技術者による傍証があり、ゴールドスタインの回想録でも裏付けられている。ゴールドスタインとフォン・ノイマンの最初のプログラミング用フローチャートは、当時公表されなかった報告書 "Planning and coding of problems for an electronic computing instrument, Part II, Volume 1" (1947) にあり、後にフォン・ノイマンの著作集に収録された。フローチャートはアルゴリズムを表現する手段として広く使われた。今でもその用途で使う者もいる。UMLのアクティビティ図もフローチャートを拡張(主に、合流箇所に丸ではなく分岐と同様の菱形を使う、などの)したものとみなすことができるという主張もある。しかし、1970年代になると対話型端末と高水準言語が一般化し、ソースコードでもっと簡潔にアルゴリズムを表現できるようになり、フローチャートの人気は減退した。また、フローチャートはgoto文を多用したスパゲティプログラムそのものであるとも言え、アルゴリズムの表現としては、特定のプログラミング言語の詳細に関わらない擬似コードがよく使われるようになった。また、#構造化フローチャートという試みもある。右図は、階乗の計算方法を示したフローチャートである。各工程(処理)を示す部品は "JIS X 0121:1986"「情報処理用流れ図・プログラム網図・システム資源図記号」により規格化され、形・流れる方向などが統一化されている。以下は古い計算機科学の教科書で見られた典型的なフローチャートの部品であり、JIS規格とは異なる部分もある。部品の論理的順序を保つことが重要である。あらゆるプロセスは上から下、左から右に流れるべきである。制御フローではなくデータフローを表現するデータフロー図を描くための部品の規格化が行われてきた。そのような部品は制御フローを表すフローチャートでも特に平行四辺形の「入出力」部品を詳細化するのに使われている。Sterneckert (2003) によれば、フローチャートは様々なユーザーグループ(管理者、システムアナリスト、事務員など)の異なる観点からモデル化でき、それらは次の4種類に分類できる。どのフローチャートも流れ自身ではなく、ある種の制御に着目したものであることに注意が必要である。他にもいくつかの分類がある。例えば、Andrew Veronis (1978) は、システムフローチャート、概要フローチャート、詳細フローチャートという3つに分類した。また同年、Marilyn Bohl (1978) では「実際、ソリューションプランニングにおいてはシステムフローチャートとプログラムフローチャートの2種類のフローチャートが使われる」と記している。さらに最近の Mark A. Fryman (2001) ではさらに様々な種類があるとし「意思決定フローチャート、論理フローチャート、システムフローチャート、製品フローチャート、プロセスフローチャートは、ビジネスや政府で使われている様々なフローチャートのほんの一部である」と記している。さらに、フローチャートとよく似たダイアグラム技法を異なる名前で呼んでいる場合もあり、例えば、UMLのアクティビティ図がある。JIS規格は工業・情報処理で用いられることが多い。一方、株式公開や内部統制のフローを描く場合には、以下のような形式のフローチャートを用いることがある。フローチャートはいわば、goto文とif文だけでプログラミングしているようなものであるため、プログラミングに構造化プログラミングがあらわれたように、段階的詳細化などの問題解決の手法をきちんと反映するような、より良い図法とされるものが、いくつも考案された。そのような図法としてNS図(w:Nassi–Shneiderman diagram、DIN 66261)の他、ISO/IEC 8631(対応するJISとして、JIS X 0128)のAnnex A(informative)には、以下の種類の図法が示されている。また他に YAC (Yet Another Control chart、富士通) がある。これらがさほど普及しなかった理由としては、ノイマンらがフローチャートをプログラミングの補助として採用した頃の機械語プログラミングからの時代の経過で、構造化をサポートした高水準プログラミング言語などにより、アルゴリズムをより明確に、プログラミング言語で直接書けるようになったことがある。また全く技術的でない理由として、唯一に標準化されたものでなければ使えないとする信仰のようなものから、このようにたくさん提案されているのでは採用できない、といったようなものもある。作図プログラムならフローチャートを描画できるが、単に図として描画するとデータベースやプロジェクトマネジメントシステムや表計算ソフトとデータを共有するデータモデルを提供できない。一部のツールはフローチャート描画のための機能をサポートしている。また、何らかのソースコードあるいはフローチャート記述言語から自動的にフローチャートを生成できるソフトウェアも多数存在する。ウェブ経由でオンラインで使えるツールも存在する。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。