サーマッラー(سامراء Sāmarrāʾ)はサラーフッディーン県に属するイラクの都市。チグリス川に面しており、メソポタミア文明以来の歴史を持つ。アッバース朝の時代に、カリフのムータスィム(位833年-842年)が、バグダードからサーマッラーに都を遷した。その後、約50年間にわたって首都として繁栄し、壮麗な宮殿や巨大なモスクが建造された。20世紀に、チグリス川の氾濫を防ぐダムが建設されると、洪水が減って人口が増加し、現在およそ20万人の人口を擁する。スンナ派が多数を占めているが、シーア派の聖地があり、スンナ派のバアス党を率いて一党独裁していたサッダーム・フセイン元大統領がイラク戦争に敗れて失脚すると、両派の間に緊張が引き起こされるようになった。2007年に「サーマッラーの考古学都市」としてユネスコの世界遺産に登録された。イラクの情勢に鑑みて、登録と同時に「危機にさらされている世界遺産」リストにも加えられた。主な建造物
出典:wikipedia
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