『メフィストフェレスの肖像』（めふぃすとふぇれすのしょうぞう）は、聖飢魔IIの第十二教典でB.D.紀元前3年（1996年）6月21日に発布された、オリジナル作品としては9作目となる大教典。1995年、地球デビュー10周年を記念したイヴェントTHE SATAN ALL STARSを開催した聖飢魔IIは翌1996年5月22日、アマチュア時代の曲である小教典「野獣」を発布した。そして6月21日、オリジナル作品としては1994年の『PONK!!』以来約2年ぶりとなる今作を発布した。上述のTHE SATAN ALL STARSにて再会を果たしたダミアン浜田殿下とジェイル大橋代官の楽曲を含む。ソニーからBMGへの移籍第一弾教典だが、低予算で制作された。ジャケットの画像は不気味なものだが、収録されている楽曲はおどろおどろしいものではなく、今作からシングルカットはされなかったもののその後のツアーで演奏されることとなる楽曲がいくつか含まれている。なお、初回盤のみハードカバー仕様である。魔暦17年（2015年）8月26日には、リマスタリングを施し、Blu-spec CD2仕様で再発売。

出典:wikipedia