『やまとなでしこ』は、2000年10月9日から12月18日まで毎週月曜日21:00 - 21:54に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は松嶋菜々子。全11回で平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%。この数字はコメディドラマとしては、1977年9月26日以降では史上2番目の記録である(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。素敵な王子様を見つければ、幸せなお姫様になれると信じる客室乗務員の女性と彼女に振り回される貧乏な男性を通して、男と女の出会いの不思議を描くロマンスコメディ。コメディの基本である「本質の取り違え」を押さえながら夢を見ずにいられない女性の孤独を演じた松嶋菜々子の代表作となった。視聴率は月9では3年ぶりに30%を突破し、同枠ではひさびさのヒット作となった。本作は恋愛ドラマとしては2009年9月現在、同枠の中での最後の30%達成ドラマである。2001年4月6日には、『金曜エンタテイメント』枠で「恋とはどんなものかしら やまとなでしこ ディレクターズカット」が放送された。再放送は、『チャンネルα』枠にて2008年までに8度されており(毎年基本的に11月から12月にかけての時期)、東海テレビ放送や関西テレビでも毎年のように再放送されていたが、2009年以降は出演者の不祥事により、フジテレビをはじめ各系列局やCS放送のフジテレビワンツーネクスト、BSデジタル放送のBSフジにおいても再放送は行われていない。内容が生々しいことから、日本航空などの航空会社からの協力を得ることができなかったこともあり、製作時に現役の客室乗務員や、日本航空の客室乗務員を解雇されタレントになった島田律子などに取材し、作品のディテールを作った。また、脚本の中園ミホはフジテレビ社員と現役客室乗務員との合コンをセッティングした。2003年には、韓国でキム・ヒソン主演によりリメイクされた。なお、フジテレビ系のドラマでリメイク権が売れたのは、これが初めてのことであった。中国語圏でも放映されているが、その際の題名は『大和撫子』ではなく『大和拝金女』であった。客室乗務員の神野桜子は、気配り上手で類まれな美貌を持つが、貧しい漁師の家に生まれた過去から、玉の輿に乗るべく、合コンに情熱を燃やしていた。大病院の御曹司を射止めても、更なる標的を狙う桜子の前に現れたのは、超金持ちの医者・中原欧介。しかし本当の彼は、小さな魚屋で恋愛に臆病だった。心よりお金が大事と公言する一方で、亡き母が教えてくれたお金では買えないたった一つのものが頭を離れない桜子が、本当の恋を見つけるまでを描く。(タイトルバックでのキャスト紹介順に掲載)主なゲストその他ゲスト平均視聴率26.4%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)最終話は74分の拡大版で、瞬間最高視聴率は22:10の39.9%。共同テレビ制作の連続ドラマでは、最大のヒット作となった。2001年4月6日に金曜エンタテイメントの枠で放送。正式タイトルは「恋とはどんなものかしら〜やまとなでしこ・ディレクターズカット〜20世紀最後の合コンで出会った伝説のカップルが今夜帰ってきた」である。放送時間は21:00 - 23:22。視聴率は19.6%を記録。また、関東では2004年4月3日に土曜ワイド枠で再放送されている。放送部分を再編集して、最終話の後日談を描いた新撮部分を加えたディレクターズカット版。桜子と欧介が結婚した後も、粕屋と佐久間は相変わらずスチュワーデスと合コンを繰り返していた。ある合コンの席で、粕屋と佐久間は「合コンで知り合って素晴らしい結婚をした友人がいる…」と女性たちを口説く。それは桜子と欧介の出逢いから結婚するまでのいきさつを彼女たちに語ることであった。*は新撮部分の出演者。窈窕淑女(ヨジョスンニョ、ハングル: )は2003年8月13日から同年10月2日まで韓国SBSで放映されたテレビドラマ。全16話。題名は詩経におさめられた一遍から取られており、意味合いは「やまとなでしこ」同様、品位があり言動がおとなしくしとやかな女性の意味である。韓国国内で日本のテレビ番組、特にテレビドラマの盗作・剽窃が問題化し、韓国放送委員会が「剽窃・模倣に関する審議指針」の制定を発表した直後、フジテレビより正式に放映権を購入した上でリメイクされた。日本で高い人気を博したテレビドラマのリメイク作品という事で高視聴率が期待されたが、登場人物に対する視聴者からの反感を買い、視聴率は10パーセント台半ばに留まった。その後、フジテレビは同作品の放映権を、リメイク権を販売した時の約10倍に当たる5億ウォン(日本円約5,000万円)で逆輸入し、地上波や系列のフジテレビ721・BSフジなどで放送した。貧しい漁村で生まれ育ったハ・ミンギョン(キム・ヒソン)は、父親の借金のカタに売られそうになる寸前、ソウルに上京。持ち前の美貌を武器に、花の客室乗務員に成り上がっていった。玉の輿結婚を目指し日々合コンに励むミンギョンは、ある日、後輩のスヨン(パク・ヒャンビョル)らと参加した合コンで、シン・ヨンホ(コ・ス)と出会う。ヨンホを資産家の令息と勘違いしたミンギョンは、彼女に熱烈なプロポーズを捧げるゲーム会社Sunyの副社長ムン・ドンギュ(ソン・チャンミン)を袖にし、ヨンホとの関係を深めていく。だが、ヨンホは実はさえない餅菓子屋の息子で借金もある身だった。貧乏に育ち、「愛よりお金」をモットーに合コンを繰り返す客室乗務員という女性主人公の設定は変わっていないが、韓国版では相手役の男性の職業が天文学者への道を断念した餅菓子屋に変化(日本版では数学者への道を断念した魚屋)。また、日本版では性格が良い設定だった主人公の婚約者や後輩スチュワーデスが、韓国版では姑息な野心家に変じ、卑怯な手段で主人公と相手男性を陥れる。ラブコメディとして軽いタッチのストーリーであるが、交通事故あり、主人公と相手男性にかかわる出生の秘密ありと、伝統的な韓国ドラマの要素も盛り込まれている。シン・ヨンホ役(日本版の中原欧介役)には、一般投票から選ばれた新人俳優コ・スをキャスティング。スヨン役にはパク・ハンビョルが選ばれた。ドラマの挿入歌として採用されたPonyの "〈淑女へ〉は、中西保志「最後の雨」の韓国語カバー曲である。
出典:wikipedia
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