『青いうた〜のど自慢 青春編〜』(あおいうた のどじまん せいしゅんへん)は、2006年5月13日に公開された日本映画。映画『のど自慢』のアナザーストーリーであり、青森県むつ市を舞台にした若者たちの青春群像劇となっている。本家版の主人公の一人である赤城麗子(室井滋)も登場する。青森県むつ市で育った達也は、以前傷害や窃盗などの犯罪を犯して少年院から出所してきたばかり。出所後も達也は不良とケンカをしたり、祖母・美佐の隙を見て金を盗んだりと保護司・木村を不安にさせる。また少年院行った影響らしく、達也は1歳年下の俊介と恵梨香と達也の弟・良太と同じ中学3年生となる。ある日、良太が合唱部の顧問・海野(うんの)から、良太の歌い方が合唱を乱すため、退部して達也と歌った方がいいと言われる。達也は、良太のために半ば強引に説得して俊介と恵梨香の4人で『ザ・リョーターズ』(良太にちなんで)を結成。卒業パーティーの出し物として4人で『ケセラセラ』の歌を披露することを決める。『ザ・リョーターズ』の面々は、数日後に迫る本番に向けて、地元のカラオケ喫茶でマスターに見守られながら練習する。当日、舞台袖で緊張した4人は「ケセラセラ」と3回おまじないを唱えてリラックスしてから舞台に上がる。しかし、達也と敵対する不良たちが現れて会場で暴れ回り、達也たちは歌えないままイベントが終わってしまう。中学を卒業した4人はそれぞれの道へ進み、良太は中国料理店で働き出し、先輩従業員から怒られる毎日だが、女子高生の小麦に恋をする。恵梨香は美容師を目指し美容専門学校に通うが、母・留美と島田の交際に反感を抱く。俊介は父親の期待を受けて進学校である東京の高校で寮生活を送るが、学校に馴染めない。達也は、木村の工場で働きながら、ある程度お金を貯めたら金持ちになるために上京することを決める。達也が上京すると知り寂しがる良太のために、達也は子供の頃に歌った『ケセラセラ』のカセットテープを託す。達也は上京するも職を転々とし、新聞配達員の先輩・ごとうと共に強面の桜井が経営する会社で仕事を始める。上京前に達也と恵梨香は付き合い始めたが遠距離恋愛となり、忙しい達也は電話で会話する時間もままならない。そんな中、良太は地元青森で『のど自慢』が開催されると知り、『ザ・リョーターズ』の4人の名前で勝手に応募する。後日、予選参加の通知が届き、出場を渋る俊介と恵梨香は喫茶店のマスターの後押しで参加を決める。良太たちは、きっと達也も駆けつけて『ケセラセラ』を一緒に歌ってくれると信じ、本番の日を迎える。
出典:wikipedia
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