アレクサンドロフスク・サハリンスキー(ロシア語:)は、北樺太(北サハリン)西海岸に位置する都市。ロシア連邦サハリン州に属する。間宮海峡に面し、北樺太(北サハリン)西海岸の代表的な都市である。州都ユジノサハリンスクから約560km離れた位置にある。ボリシャヤ・アレクサンドロフカ川が市内を緩やかに蛇行しており、川沿いの丘の上に市街地が開けている。現在の主産業は林業。ほかに、農業、漁業、縫製業がある。港は、遠浅のために大型船舶は接岸できず、艀に頼っている。鉄道が通じていないので、内陸部への交通は道路によっている。1968年には21,000人居た人口は、2016年には9,617人となっている。気象通報の補助通報地点でもある。1881年、流刑地として開設され、その後、サハリン行政の中心となり、発展を遂げた。1890年、文豪アントン・チェーホフは、この地に3ヶ月滞在、流刑囚の実情を調査し、のちに『サハリン島』を著した。1946年までは、ロシア領サハリンの中心都市であった。樺太・千島交換条約(1875年)以前の日本名は、落石(おっちし)であった。南樺太が日本領時代には亜港(あこう)と呼ばれていたことがある。シベリア出兵の際、数年間、日本が占領していた。内陸部への交通は、車かバスによる。最寄りの鉄道駅はティモフスク駅で、アレクサンドロフ・サハリンスキー市街から東へ、西樺太山脈の北部を越える国道があり、バスの便で結ばれている。所要時間は、車で1時間30分、バスで2時間程度。
出典:wikipedia
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