富士山有料道路(ふじさんゆうりょうどうろ)は、山梨県南都留郡富士河口湖町から富士山五合目付近に至る有料道路である。開通時に「富士スバルライン」という名称が付けられた。中央自動車道河口湖IC・東富士五湖道路富士吉田ICおよび国道139号から五合目方面へのアクセス道路としての機能を持っている。全線が山梨県道707号富士河口湖富士線となっている。有料道路として開業し2005年(平成17年)に料金徴収期間を満了したが、その後は維持管理有料制度に移行し、引き続き有料での運営が継続されている。なお、運営は山梨県道路公社が行っている。夏期は富士登山客で大変混雑することから、交通渋滞の防止と環境保護のため、静岡県側の表富士周遊道路(富士山スカイライン)の登山区間とともにマイカー規制が実施される。本道路は有料道路であるが、自転車の通行も可能である。富士山有料道路の開通により五合目より下の吉田口などの登山道は利用者が減少することとなり、これにより登山道に所在する山小屋は衰退し、山小屋に安置されていた富士信仰に関する彫像の多くも山から下ろされ所在地を移転している。河口湖から富士山五合目まで登り続ける山岳道路で、アカマツ、ツガ、シラビソなどの針葉樹林帯を進む。富士スバルラインでは、山岳道路に付き物である「つづら折れ」となる箇所は少なく、直線区間も多い。経路途中や終点の富士山五合目に展望台や駐車場が設けられており、南アルプスや八ヶ岳、秩父方面を望むことができる。構想段階ではあるが、地元財界などの研究では当該道路を事実上廃止し、その跡地に登山鉄道を設置する構想がある。"※富士山における鉄道構想も参照。" "56109
出典:wikipedia
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