青森放送株式会社(あおもりほうそう、)は、青森県を放送対象地域とし、中波放送(AM放送)およびテレビジョン放送事業を兼営している特定地上基幹放送事業者である。略称は、開局当初の局名「ラジオ青森」(Radio Aomori Broadcasting)からRAB。筆頭株主は、県域紙の東奥日報社。経営や『東奥日報ニュース』などの報道で特に深い関係にある。なお、テレビ放送局としては日本テレビ系列でありながら読売新聞グループ本社(読売新聞東京本社)・日本テレビとの資本関係は今日に至るまでないが、報道関係では選挙に関するアンケート調査などをRAB・読売新聞共同で行うことがある(青森テレビに読売新聞との資本関係あり)。かつてはテレビ朝日系列にも加盟していたが、朝日新聞社・テレビ朝日との資本関係も今日に至るまで同様にない。在青各局に共通して、青森県に系列局がないテレビ東京やフジテレビの番組も一部番販ネットされている。テレビとラジオで放送されている長寿番組『RABニュースレーダー』は、ローカルテレビ放送局における夕方のニュース番組の草分け的存在とされている。ラジオはJRNとNRNのクロスネット局、テレビは日本テレビ系列(NNN-NNS)に加盟。1975年(昭和50年)に青森テレビがANNを離脱してから1991年(平成3年)10月に青森朝日放送が開局するまではANN(テレビ朝日系列)とのクロスネット局だった。呼出符号はテレビがJOGR-DTV(28ch)、ラジオがJOGR(1233kHz)である。JOGRは過去に九州朝日放送の前身である西日本放送(現在存在する西日本放送とは別)が取得したが、失効している。音声多重放送は1990年(平成2年)10月開始(青森テレビと同時)と、他の地方局よりもかなり遅い(この1年後に開局の青森朝日放送が音声多重放送を実施することになっていたことによるもの。ちなみに民放ローカル局で最も早く開始した放送局は富山の北日本放送の1978年(昭和53年)12月。逆に最も遅く開始した局は北海道内民放各局の函館・室蘭・旭川・帯広・釧路・網走地区の2007年(平成19年)10月だった(地上デジタル放送のみ。アナログ放送は終了まで従来どおりモノラル放送)。2001年(平成13年)11月19日よりテレビは24時間放送を実施している(深夜〜早朝帯は『日テレNEWS24』によるフィラー)。なお、日テレNEWS24が休止される場合でも、原則完全停波せずカラーバーを流している。緊急警報放送システム実施局であり、テレビでは2011年7月20日までの毎週水曜日早朝の番組開始前(概ね4時44分から)にアナログ放送のみ試験信号を発信していた(以前は日曜日の早朝に実施)。なお、デジタル放送では試験信号放送の間は番宣スポットに差し替えていた。現在使用されているマスコットキャラクターは青森県が生産日本一のりんごをモチーフにした「らぶりん」、キャッチコピーは「ホットするね!RAB」である。いずれも開局50周年の際に一般から募集したものであり、2003年4月から使用している。なお、2008年(平成20年)4月から12月まではテレビ・ラジオの両方で開局55周年記念として「あっ!RAB!」が流れた。ただし、ラジオでは2009年に入ってからも当面の期間、「あっ!RAB!」が流れていた。テレビの年間・年度視聴率は、17年連続で、県内の放送局ではゴールデン・プライム・全日ともに首位を獲得している。またTV Japan2009年6月発売号によると、ズームイン!!SUPER2部が平均30%を記録しているという。2007年(平成19年)4月まで社員として勤務していた伊奈かっぺいはマルチタレントとして現在は全国的に有名である。番組へのお便り、プレゼントの応募等:〒030-8655(青森中央郵便局私書箱88号。なお、一部の番組では郵便番号の案内のあとに語呂あわせで「030のハローゴーゴー」と呼称していたが、最近は語呂あわせを呼称するケースは皆無。) ※ただし、一部の募集企画では松森地区の郵便番号である「〒030-0965」と案内している。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:青森放送では、以下の4冊を発行している。放送時間:月曜未明0:00 - 4:00を除く24時間(月曜日以外は5時基点。但し、『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』が放送される12月25日と、1週間後の1月1日(元日)が月曜日にあたる場合は放送休止をせず、12月18日4:00から1月8日0:00まで3週間連続で放送する〔2000年(平成12年)度(当時は1:30まで放送)は該当したが、2006年(平成18年)度は1月1日未明に通常通り番組休止した〕)。青森本局(女蛇山)八戸局(八戸支社内)弘前局(宮川)野辺地局(二本木・青森本局から)十和田局(東十六番町・八戸放送局から)深浦局(岡崎・弘前放送局から)青森FM補完中継局(開局時期は2017年秋予定)・2016年10月18日のRABニュースレーダー内で、2017年秋に青森・八戸地区でワイドFM開始予定と発表。RAB青森放送放送波伝送中継用局東北自動車道坂梨トンネル上り線や国道4号青森東バイパス久栗坂トンネルでは、ラジオの再送信を行っている。みちのく有料道路みちのくトンネルでもラジオの再送信を行っていたが、2012年(平成24年)10月7日現在、再送信を中止し、トンネル入り口にあるラジオの周波数表を示した案内板からは青森放送の案内が削除されている。USENでは、青森県内でケーブル(チャンネル番号:A-22)と衛星・NTT光回線(I-81)経由で再送信を行っている(内容は青森本局・野辺地中継局と同じ)。2014年(平成26年)10月1日12時より、株式会社radikoのIPサイマルラジオサービス「radiko.jp」(青森県内、無料)および「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」(青森県外、有料)でインターネット全国配信を開始(内容は青森本局・野辺地中継局と同じ)。配信音声は全時間モノラル音質となる。1975年(昭和50年)4月から1991年(平成3年)9月までNNN (NNS)・ANNとのクロスネット局であったが、1977年(昭和52年)度の東奥年鑑(東奥日報社発行)には、“ニュースの多角化を狙ってANNに準加盟”と記載されている。なお、昭和天皇が1989年(昭和64年)1月7日に危篤になったときは、当局への連絡はテレビ朝日が先だった。なお、ニュースネットに関してはNNNのニュースは全時間帯で放送していたが、ANNのニュースはお昼(全日)と日曜の朝しか放送していなかった。この点が、同じNNNとANNとのクロスネットだったテレビ信州とは異なった。1991年9月までNNNとANNとのクロスネットでありながらフジテレビの番組も同時ネット、スポンサードネットを含めて多数放送されていた関係で1週間の番組比率では本来の系列であるテレビ朝日の番組よりもフジテレビの番組が上回る事が多かった。クロスネット時代の番組比率は基本的に日本テレビ6:テレビ朝日2:フジテレビ2である。但し、クロスネット時代だった当時、1987年3月31日(火曜日・国鉄最後の日)、1988年12月31日土曜日、24時間テレビ放送日(1日目・土曜日)のいずれのプライムタイムの時間帯は、クロスネット編成ではなく、マストバイ局と同じ編成を行った。1988年当時の番組表によると平日の帯番組は早朝が『ズームイン!朝』。朝のワイドショーはテレビ朝日の『モーニングショー』(ルックルックこんにちはは未放送)。昼は『おもいっきりテレビ』を13時20分で飛び降りしフジテレビの『ライオンのいただきます』を30分遅れで放送。14時からはテレビ朝日の昼ワイドショーを2時間遅れで放送し、15時からはフジテレビの『3時のあなた→TIME3』を同時ネット。16時台と17時台は大半の曜日がフジテレビやテレビ朝日のバラエティー番組やアニメとなっていた。ゴールデン・プライム帯は大半が日本テレビの番組であるが、22時台を中心にテレビ朝日の遅れネット枠も少なからず存在している。深夜は『11PM』のネットが1977年9月をもって打ち切られたため、『きょうの出来事』終了後、23時35分より各系列の遅れネット番組という流れであった。土曜日は午前中を中心に『健保連のすこやかさん』『キンカン素人民謡名人戦』『健康クイズ』といったフジテレビの同時ネット枠が多数存在し、午後は火曜22時がテレビ朝日ネット枠となった関係で遅れ放送となっていた『火曜サスペンス劇場』を放送。残りは特番などを含めてフジテレビ中心の編成となっていた。土曜の22時からはテレビ朝日の『土曜ワイド劇場』を1時間遅れで放送したため、土曜22時台と23時台の日本テレビの番組(『今夜は最高!』など)は遅れネットとなった。逆に日曜日は午前から夕方にかけて各系列バランスのよい配分となっていた。系列上は日本テレビとテレビ朝日のクロスネットであるが、事実上日本テレビ、テレビ朝日、フジテレビのトリプルネットに近い番組編成であった。なお青森テレビでのテレビ朝日系番組は、1975年4月以降原則として朝日放送・名古屋テレビ製作番組のみネットであり、フジテレビ系に比べると極端に放送される番組が少なかった。そのため青森県における全体の放送番組数ではフジテレビ系がテレビ朝日系を上回っていた。テレビ東京系の番組に関しては青森放送の番組枠は少なく、大半が青森テレビの放送となっていた。青森テレビでは平日の17時から『笑っていいとも』が放送されていた上、青森テレビでも土曜日はフジテレビ中心の編成を組んでいたため平日17時台や土曜の午後などに青森放送、青森テレビとも揃ってフジテレビの番組が放送される事が多かった。なお、1970年代後半から1980年代前半の期間にかけて、青森放送から青森テレビ(またはその逆もあり)に移行したフジテレビ系の番組があった。2006年(平成18年)7月1日5時45分より地上デジタル放送及びワンセグが開始された(青森テレビや青森朝日放送と同日)。呼出名称は「あおもりほうそうデジタルテレビジョン」。地上デジタル放送の送信所は、アナログ放送親局を設置していた鷹森山でなく青森テレビと青森朝日放送の基幹送信所と同じ位置の馬ノ神山に設置された。(特記の無い中継局は開局済み)2011年(平成23年)7月24日停波時点当放送局のリモコンキーIDは、東北地方のNNN系列局では唯一、「4」を使用しない局であり、アナログ親局のチャンネル番号を引き継いだ局である。2007年(平成19年)8月1日に開局した上北(烏帽子)・八戸両デジタル中継局開局告知スポットでは、「@なまてれ」のスタジオが使われ、NHK青森やATV・ABAでも流れている。「HV ハイビジョン制作」のテロップは県内民放で唯一、ほとんどの番組で表示していた。自社制作以外の時差ネット番組によるハイビジョン放送は、意外にもキー局である日本テレビ制作の番組が、他系列在京キー局や在阪局・在名局などの番組よりも開始が遅れていた。2007年10月に『所さんの目がテン!』(現在は同時ネット)と『メレンゲの気持ち』がハイビジョン化されたことで、時差ネット番組のほぼ全てがハイビジョン対応となった。日テレ系の番宣CMについては、本放送開始当時からハイビジョンに対応していた。ウォーターマークは、2009年(平成21年)4月3日から表示を開始したが、これは在青局やNNN系列局の中で最も遅いものであった(「らぶりん」とその下に小さく「RAB」のロゴが入っているが、2016年6月11日から「らぶりん」のポーズが変更されている。CM・提供クレジットと天気予報などの一部番組では非表示。以前は速報テロップ表示の時にも消去される場合があった。)。また、2009年1月12日より「アナログ」表記がアナログ放送の番組内で表記されるようになった。なお、先述の通り、2013年2月26日から、ワンセグもウォーターマークの表示を開始した。全国放送用の中継回線は、2009年5月にハイビジョン回線に更新し、日本テレビ系列やBS日テレ(主に日テレNEWS24のサイマル放送)などでの放送も4:3のサイドカット無しで視聴できるようになった。アナログ放送のサービス放送開始した当初、岩手県二戸郡福岡町(現:二戸市)で、福岡町民が約150万円を出資して、共同受信施設を建設し、RABの番組を視聴していた。更に、受信報告書を青森市のRAB本社に送っていたという。また、秋田県大館市からはテストパターンを写真撮影したものがRAB本社に送られたという。青森県内で受信したのと変わらない受信品質だったとの事。秋田県鹿角郡尾去沢町(現:鹿角市)の尾去沢公民館にてテレビを利用し婦人の教養向上のためテレビ学級が開設された。昭和34年頃に秋田県北部の一部地域(花輪町、尾去沢町、八幡平村(現:鹿角市)、鹿角郡小坂町、大館市)ではNHK秋田放送局やラジオ東北テレビ(現:秋田放送)自体テレビ放送が開始しておらずかつテレビ中継局すら整備されてなかったためNHK青森放送局やラジオ青森テレビ(現:RAB青森放送)を視聴している家庭があった。それ以前は青森市内および秋田県大館市内、鹿角郡内の一部地域でNHK函館放送局やHBC北海道放送を巨大なアンテナを高く建てて電波を受信していた。受信状態は、スノーノイズであり地元(鹿角郡内)では「雨降り映像」や「雪降り映像」と呼ばれていた。青森送信所(アナログ)及び五所川原・八戸(天魔平)・八戸沢里・西田子・階上・南部小波田・名川剣吉・泊・古野牛川・東通入口・大間平の各中継局については、デジタルテレビ中継局の置局予定が無く、2011年(平成23年)7月24日24時前の停波を以って廃局となった。なお、久栗坂中継局については、2011年7月24日のアナログ放送終了で、一旦中継局が廃局となったが、2012年12月1日にデジタル中継局が開局したため、事実上の再開となった。ほぼ全ての番組をハイビジョン制作で放送。在青民放テレビ局では唯一、ドラマなどの再放送を行っていない。全てハイビジョン制作で放送。かつて日テレ系東北ブロック番組の一部において、青森県ではRABにではなくJNN系列のATVにネットされていた時期があった(『白い国紀行』や『Oh!千客万来』など。これらの後番組『ネットワーク・7』(1995年4月〜)からはRABにネットされることになる)。逆に「サンデートーク」・「今、きらめいて」といった仙台放送制作のFNS東北地区ブロックネット番組は青森地区では元々RABが放送していたが、1995年(平成7年)4月に「今、きらめいて」の放送期間途中でATVに移行した。 北東北3局ネット(RAB・TVI・ABS) 北東北2局ネット(RAB・MIT)東北民放テレビ六社会(RAB、IBC、TBC、ABS、YBC、FTVで構成)※FNSで特別番組を放送する場合、後述の番組を放送するか、日本テレビ系の単発番組を放送または、該当番組の再放送を行う場合がある。いずれも幹事局のテレビ朝日からネット受け。制作局で現在でも放送中の作品は、「※」印を併記した。土曜日の12:00〜12:55に放送。基本的には、フジテレビ火曜21時台のドラマを、概ね1クール〜1ヵ月遅れで放送しているが、一部、シリーズ物の作品についてはATVとの番組交換が行われている。なお、前クールの作品が最終回を迎え、次の作品が開始されるまで期間が空いたときは、単発番組及び日テレ系やフジ系の(再放送含む)バラエティー番組で穴埋めする。※量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。ほか1991年9月30日まで。なお、ABAで再放送が行われた番組には「※」 印を、ABA開局時に移行した番組には「○」印を併記した。ほか多数1975年3月まで。ATV開局まで青森県は深夜アニメの放映が極めて稀である一方で、UHFアニメに関しては青森朝日放送でネットされる作品があるなど、大都市圏に属さない地方としては放映される作品が比較的多い。隣接する秋田県でも同様である。RABだけでも札幌テレビ・福岡放送などの同一主要系列局、更にはTXN系列局・テレビせとうちよりも放映実績が多い。ただし、RABに関してはかつてのケイエスエスおよび関連会社制作作品がほとんどである。全て深夜(現在を加えれば9本、6シリーズを放映)。ブルーバックに白文字が主体だった(『東奥日報ニュース』など)が、2007年10月以降更新分から背景を水色にしており、2011年に入ってからはブルーバックの提供クレジットはほぼ消滅した。しかし水色に変わったことで、受信機の輝度やコントラストの設定によってはかえって白文字が見難い場合もある。デジタルマスター更新前、汎用の提供読み音声は古池雄アナ・松尾志織元アナの新人時代の声が主に使われていた。お昼の『東奥日報ニュース』では辻拓哉元アナの提供読みが使われていたが、マスター更新後は青山英次アナのものに差し替えられている。2011年頃より一部番組でカラー提供表示を実施している(ZIP!、スッキリ!!などのローカル枠や、青森県民駅伝などで使用)。『news every.』のローカルセールス時間帯では「ご覧のスポンサーの提供でお送りしております。」という提供読みもある(前・後と2回提供クレジットを出さない場合のパターン)。かつて提供クレジットを1回しか出さなかった番組には平日朝6:50頃の『ズームイン!!SUPER』(『ジパングあさ6』の頃から)や夜の『NNNニューススポット』があった。土曜11:55〜12:00の『爽やかゴルフ&レッスン』では「提供」ではなく「協賛社」としてスポンサーのCMを放送。提供読みも「ご覧の各社の協賛でお送りします(しました)。」となっている。ブルーバック以外の表示は以前から「フェードイン - フェードアウト」で出しているが、かつては黒縁が太く、フェードイン(アウト)は今よりも遅めだった。『NNNニューススポット』の天気予報のエンドクレジットは、提供がない場合は季節の風物詩を描いた静止画スライドだったが、マスター更新後は青森県の絵が書かれた静止画(CG)に変わった。同時に『ニューススポット』の無提供時のEDクレジットもバックが渦巻きの静止画CGに変わった。提供がある時は今まで通りブルーバックであり、タイトルの右横に斜め線が入る従来のスタイルを踏襲していた。1996年頃天気予報の画面をバックにしたこともあったが、すぐに戻された。提供が唯一ある日曜の『NNNニュースD』も同様(2006年4月2日より)。2001年頃まで紙焼きテロップだった。RABでは2種類の表示があり、スポンサー表示切り替わり前後にやや表示が薄くなるもの(通常時)と、黒縁が波打った状態のもの(プロ野球中継の時によく使われたが通常時に使用したこともあった)があった。90年代前半には通常時のスポンサー表示の切り替わり前後に、一瞬点々とゴミのようなものが表示されることもあった。最悪の場合、表示中常に画面全体に点々としたものが表示されることもあった。2007年8月28日にはCM記念日に因んで、提供テロップの右横に「コマーさる君」のイラストを併せて表示した(ブルーバックや他系列番組の時を除く)。この日RABで表示したのは『ズームイン!!SUPER』と『@なまてれ』の2番組のみ。通常は全国ニュースでも「RABニュース速報」で放送しているが、フィラーで放送している『日テレNEWS24』内ではそのまま「NNNニュース速報」としている(日テレNEWS24側でテロップを出しているため)。地震速報はかつて、RABではNNN共通のものとRAB独自の2種類の速報テロップを使用していた(地震の発生時刻は前者が午前・午後で、後者は24時間制で表示する。また、後者の表示では「RAB地震速報」ではなく「RAB地震情報」としていた)。土砂災害警戒情報も通常の速報音が流れる。また、緊急地震速報は、県内で強い揺れが予想される時のみ、番組本編・CM中関係なく表示される(地図表示は無し)。尚、速報音はNHKなどで流れるものではなく、通常の速報音が使われる。日本テレビ・BS日テレ・日テレNEWS24と異なり、「RABニュース速報 終」といった終わりの表示がされている。ちなみに速報・警報音は、日本テレビで1代前のものが使用されている。なお、BS・110度CS受信機器があり、かつ日テレNEWS24と契約すれば、青森放送・BS日テレ(ピンポーンの2音チャイム・現在は(地上波)日テレや日テレNEWS24と同じ)・日テレNEWS24(ドミソ音の3音チャイム。ほとんどの地上波系列局でも使用している)で3種類の速報音を聞くことができた。CMが入る1秒前には、表示中でも強制的に消去される。速報表示の際、速報音が鳴らなかったり、普通はテロップを2回出すところをNHKのように1回しか出さなかったり(しばらく時間が経ってから2回目を出す場合あり)と表示方法が曖昧になっている。NNN系列の気象庁新ADESS速報システム対応化に伴い、「速報」系統について2011年5月19日より新テロップ類が送出された。気象庁新ADESS速報システム対応化により、東北地方や青森県に関連する適時情報を従来よりも早く送出できるようになった。地震速報では「震度○」の下に震度毎に色の異なる下線(通称ザブトン)が引かれる(震度5強・5弱=橙色、震度4=黄色、震度3=黄緑色、震度2=青色、震度1=灰色)表示法は従来の1文字ずつの表示から、一度に表示するものになった。表示開始時は、従来どおり「RAB○○速報」で、「RAB」の部分は局のロゴマーク、終了時も「RAB○○速報 終」の表示をする。速報音は更新せず、従来通りの上記「日本テレビで1代前」のものである。なお地震速報では、軽微な震度の場合のみ速報音は省略されている2011年7月24日まではSD解像度で運用だったが、アナログ放送停波翌日の7月25日よりHD解像度で送出。なお、ワンセグでの表示は、在青テレビ局で唯一、一切行われていなかったが、2013年2月26日からは、時刻・天気ループと共に、速報テロップの表示も開始した。企業CM天気予報のテロップでは、2008年1月末から週間予報と県内主要5箇所のアメダスの気温・風向風速などが表示されるようになった(朝の放送のみ)。自動ナレーションシステムの導入が比較的早かったものの、情報画面のHD対応は系列局の中でもかなり遅れていた。また、在青局の中においてもアナログ放送終了まで唯一、気象情報に関する画像やテロップ類がHD非対応であり、時刻フォントの右側での気象情報ループや、中継映像などと同期して表示する各種予報テロップ類も含めてHD非対応のため、デジタル放送でもSD4:3画角位置にて表示していた。そのため、受信機の自動画角切り替え機能の混在に配慮し、生放送の番組内では画面両端にライトブルーのサイドパネルを表示させ、アナログ放送においても、原則レターボックス化が開始された2010年7月5日からは自動ナレーションで放送する場合にもサイドパネル(提供用テロップと共用のためか、冒頭と終わりの部分がフェードイン・アウトとなっている)を表示していた(「ズームイン!!SUPER」→「ZIP!」内では番組仕様のものが使われていた)。2009年11月19日放送の「スッキリ!!」内の天気予報で、表示トラブルがあり、ウェザーニューズのロゴが入った静止画が表示された。また、冒頭に通常ではどの番組でも表示しないアメダスの「けさの最低気温」の項目があった。なお、テレビの地上デジタル放送完全移行に伴い、画面やテロップはHD仕様に更新されたが、当局ホームページでは現在もこの時期の画面で天気予報を伝えている。天気予報やニュースでアメダスの気温を読む際、例えば数値が「2.5℃」の場合は「2点5度」と読み、「2度5分」とは読まない。以前は後者の読み方であったが、ある時期を境に前者に変更した。あおもりTODAYの「それいけ!お天気追跡隊」にて告知もされていた。映像は青森県内の四季の風景を冬から順に紹介している。観光VTRのような仕上がりになっている。放送時間が2分20秒と少し長い(八甲田連峰の樹氷→弘前城雪燈籠まつり→脇野沢村のタラ漁<場取り>→八戸えんぶり→弘前さくらまつり→青森ねぶた祭り→八戸三社大祭→りんごの収穫→稲刈り→お山参詣→岩木山山頂からの日の出)。OPのBGMは、1993年頃の鰺ヶ沢赤石中継局(57ch)開局までまでは約4分で途切れなく流れていたが、鰺ヶ沢赤石中継局(57ch)開局後はカラーバーから中継局ロールが流れる画面に変わる時に最初の部分からの繰り返しになり、『日テレNEWS24』(当時NNN24)の放送開始からは2分20秒のショートカット版が流れている。なお、2008年7月24日から「地上アナログ放送終了告知画面」(読み上げは田村啓美、アナログ最末期は筋野裕子)が、「局名告知」終了直後に30秒間BGM・アナウンス付きで放送されている。告知画面は、一般的なブルーバック画面である。デジタル放送も青森県内の四季の風景を紹介(芦野公園の桜と津軽鉄道「走れメロス号」→横浜町菜の花畑→青森ねぶた→八戸三社大祭→岩木山とりんご畑→八甲田連峰の空撮)。アナログで実施している中継局のチャンネル案内は無い。夜のRAB社屋を撮影したものである。縦に「RAB」と掲げられている鉄塔のアップから次第にカメラが引いて行き、最後には局舎全体が映る。現在の映像は2代目で初代も内容は同じだが、最後に局内と鉄塔の明りが全部消えるものだった。この映像は放送設備点検の日(その際には日テレNEWS24の放映は休止となる。ただし、大規模地震などの緊急時には放送設備点検の作業を中止して放送する場合がある)のみ放送される(月1回程度で、その際にはED本編前にブルーバックで「日テレNEWS24は機器点検のためお休みします」のフリップを流している。NNN24時代の頃は、月の絵をバックに「NNN24休止のお知らせ」のフリップを出していた)。冒頭に、放送終了時は最後に大きな文字で「JOGR-TV」とテロップが出る。そして、古池雄アナウンサーのナレーションで「JOGR-TV 青森放送テレビジョンです」と流れる(なお、OP・EDの古池アナの「JOGR-TV 青森放送テレビジョンです」のナレーションと「JOGR-TV」のテロップ挿入は1996年9月30日から)。アナログ放送のED・BGMは1980年代中頃まではOPと別のものが流れていたが、そこから1990年代中頃まではOP・BGMのショートカット版が流れ、その後は再びED専用のBGM:ジャネット・ケイ「Capricorn woman」が流れている。なお、「日テレNEWS24」(旧・NNN24)の放送開始後は放送機器整備点検等で「日テレNEWS24」休止時のみしか流れなくなった。2005年12月1日より東通入口のテレビチャンネルが45ch→60chに変更されたことに伴ってか、OP・ED共にテロップが若干修正されている。映像は変更・追加なし。なお最終番組終了後はすぐ「日テレNEWS24」が始まり、その際には「ここからは日テレNEWS24を放送します」のテロップが入る(2005年12月1日〜)。『NNN24』時代の頃は、RABの鉄塔と青空の静止画に『このあと「NNN24」をお送りします。』の文字を重ねた映像が10秒間放送される。松尾志織アナウンサーのアナウンスが流れた。映像は、弘前城天守と夜桜→黒石中野もみじ山の夜景。合計1分15秒。クレジットは、5秒から右下に「JOGR-DTV あおもりほうそうデジタルテレビジョン」。55秒から秋山博子アナウンサーのナレーションで「こちらは、JOGR、DTV、青森放送、デジタルテレビジョンです」。1990年代初頭まで社歌「ラジオ青森の歌」のインストがテレビ放送開始・終了のBGMとして使われていた。この曲は、現在もラジオの放送開始・終了時(ただし、月曜日の放送開始に関しては、これとは別に「日本テレビの歌」の歌詞の一部が青森放送のものに編集されたバージョンが使われる。なお、同様なものは過去に日本海テレビでもあった)に使われているが、ここでは米澤章子のナレーションで「RAB RAB こちらはRAB青森放送です」(後略)とコメントしている。また、1980年代のオープニング、クロージングはブルーバックで各中継局チャンネル番号が表記されていた。このときは中継局のチャンネル番号は低い順(1CH)から表示され、最後は60CHという表示であった。また、クロージングではRABラジオの告知もあり「このあと、RABラジオの番組はご覧の通りです。」というアナウンスもあった。同時期のカラーバー部分では松岡直也の「FREEVOYAGE」が使用されていた。報道局アナウンス部所属。カッコ内は入社年。○は元放送部長。女性は1990年まで青森県出身者に限定していたが、1991年入社より県外からも採用。月が書かれていない人物の殆どが4月1日。※は現在番組出演をしている者。青森県内ニュースは昼(東奥日報ニュース)と夕方(ニュースレーダー)の2回動画配信を実施中である。ただし、土曜・日曜・祝日と年末年始放送分は動画・文字配信共に行われていない(ただし、日曜は選挙日の場合、開票速報を文字でのみ配信することがある)。なおニュース以外で「@なまてれ」や「活彩あおもり」で放送された内容も一部動画配信されている(Windows Media Playerが必要)。青森市の長島交差点近く(国道4号沿い)にある東京海上日動火災ビルに、青森放送の関連会社であるRAB企画の電光ニュース板「コンピュートサイン」がありニュースや天気・番組案内をはじめ、企業PR、販売促進、告知、広報、イベント・催事の案内等を流している。以前は電球式だったが、現在はLEDで複数色表示できるようになっている。放映時間は7時30分から21時30分まで。かつてNTT青森支店鉄塔に情報カメラが設置されていた頃は、「RABニュースレーダー」のエンディングでこの電光ニュース板を映し出していたこともある。また、少し前まではこの電光ニュース板は、青森駅前にも設置していたことがあった。青森空港ビル2階・搭乗口保安検査場前には、青森放送の子会社であるRAB企画の電光ニュース板「グラフィックサイン」があり観光・物産・企業PR・技術開発PR等を流している。放映時間は8時30分から20時00分まで。 現在(1996年9月30日より運用開始)青森本社以外のカメラはIP回線の都合上、放送待機時に原則として映像の画質やフレームを落とした状態(30コマ/秒→15コマ/秒)にしているため、動いているものが不自然に見えることがある(「RABニュースレーダー」でもこの状態で放送されることがある)。2005年2月21日6時16分ごろ、むつ市にある釜臥山(かまふせやま)テレビジョン中継局 (10ch) 近郊にある変圧器が雪の影響による着氷で機械がショート(故障)するトラブルが発生し、テレビの送電が中断してしまった。このため、むつ市を含む周辺の4市町村で同日17時25分ごろに完全復旧するまで11時間以上に渡って番組が放送できない状況が続いた。送電は11時30分過ぎに再開されたが番組の受信作業に時間がかかった。2005年11月8日の20時頃から22時近くにかけて、落雷の影響により、五所川原市にある五所川原テレビ中継局 (44ch) からの放送ができなくなった。荒天であったとはいえ、視聴率の上がる時間帯での放送中断で、西北五地域の約5万世帯では「踊る!さんま御殿!!」のOPを除くほぼ全編と「ドラマ・コンプレックス・理由〜日テレヴァージョン〜」の前半が視聴できなかった。なお、この2番組の再放送の予定はない。上記2件のケースは一部地域での放送中断であるため放送できなかった番組が再放送される可能性は皆無に近い。ただし、県内全域で長時間放送中断となった場合、後日再放送される可能性はある。当放送局ではNHKと同様、“ゴールデンウィーク”を“大型連休”と言っている。但し、一般番組では稀に「ゴールデンウィーク」の表現を使用している。青森放送は2005年から2011年までの7年間、全国の放送局では唯一、『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』 (NNS) と『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』(通称:ラジソン。NRN) 両方を制作・放送している。2004年度までは札幌テレビも2番組を制作・放送していたが、ラジオ部門がSTVラジオに分社化したため、テレビのみの放送となっている。なお、この「唯一」体制は2012年に西日本放送が『ミュージックソン』に参加することになったため解消している。24時間テレビでは、放送約2か月前より協賛社・団体のスポットCMが流れ始める。また、ラジオでも深夜のネット番組間のステーションブレイク枠を中心に募金受付の1分間スポットが流れる。BGMはおなじみの「サライ」である。なお、募金受付終了の8月31日まで募金募集のスポットが放送される。『ラジソン』では、11月頃から24時間テレビのときと同様、ステブレ枠を中心に募金受付の1分間スポットが流れる。なお、募金受付終了の1月31日までテレビ・ラジオでスポットが流れる。24時間テレビのメイン会場は2005年からイオングループが協賛に加わった関係で、ジャスコ青森店をキーテナントとするサンロード青森になっている(以前は青森県観光物産館アスパムだった)。前年まではIYグループ(現:セブン&アイ・ホールディングス)が協賛していたため、県内のイトーヨーカ堂にも中継基地を設けていた。なお、『ラジソン』のメイン会場はRAB本社である。2006年度の『ラジソン』は、『あおもりTODAY』を休止して4時間延長し、12月24日12時から25日16時まで28時間、2007年度の『ラジソン』は、同様に5時間5分延長して12月24日11時55分から25日17時まで29時間5分の放送となった。2011年は12月25日が日曜で「ラジオにおいでよ」終了時間まで放送可能だったが、15時までの放送だった。青森の本社が取材するニュース映像は、地上デジタル開始当初からほぼ全てがハイビジョン映像になっている。また県内各支社・支局からのニュースもハイビジョン機材への更新を積極的に進め、2008年4月には八戸・弘前支社、同年10月までにむつ・五所川原・十和田支局のニュースも全てハイビジョン映像になった(在青民放局のニュース取材では初)。NNN全国ニュース向けの映像は、地上デジタル開始後もキー局との中継回線が4:3の標準画質方式であったため、ハイビジョン取材でも映像がダウンコンバートされていたが、2009年5月に回線設備が更新され、全国放送でも局舎経由の映像は全てハイビジョン画質で送出できるようになった。また、ハイビジョンの衛星中継車(SNG)による全国中継は以前から行われていたが、この場合はキー局側の局舎にあるパラボラアンテナで受信したものをそのまま放送するため、テロップ挿入はキー局が行っていた。「ズームイン!!SUPER」の中継では、地震などの緊急時を除きこの形態をとっていた。通常東京都内のニュース取材はキー局の日本テレビが担当するが、青森県知事の陳情やカーリング「チーム青森」関係など青森県が関係するニュースの取材は東京支社が担当し、RABのニュースでは「RAB東京」のクレジットが出る。大阪支社からのニュースも同様のケースが取られる。なお、東京支社・大阪支社からのニュース映像は2006年秋以降にハイビジョン化されている。1983年5月26日に発生した日本海中部地震では、青森市の青森市農業会館(現在は「青い森公園」・農業会館は現在東大野地区にある)で行われた青森県農業政策会議に当局取材クルーが遅れて到着したが、このことによって地震発生の瞬間を偶然撮影でき、その時の映像がNNNやANN及び全世界へ向けて発信された。なお、他局(当時はNHKとATVのみ)は、地震発生前に現場を引き上げた後であった。1990年代初頭まで6時ないしは6時05分だったが、1970年代末期から1980年代前半の一時期や1993年春頃からの1年間、自主制作の対談番組や(ミニ)コンサート番組放送のため、5時20分若しくは5時30分開始となっていた期間があった。現在の放送開始時間は、基本的に4時45分である。ちなみに、テレビ放送開始した頃は、11時30分から放送開始だった。また、1975年頃、放送大学実験番組放送の為、5時10分又は5時40分から放送開始した時期があった。湾岸戦争中にはフィラー枠で日本テレビと同じ内容を放送していたが、日本テレビの放送開始が当時5時だったため、5時からRABの放送開始時刻である6時までの1時間、ブルーバックで「湾岸戦争に関する新しいニュースが入り次第お伝えします RAB青森放送」の字幕を流していた。2007年11月から2008年3月まで、同じ青森市松森に本社を置く青森テレビと共同で、「チーム守るべ青森」と題したエコプロジェクトを行っていた。なお、青森放送独自の取組として2007年からはテレビ・ラジオの両方で環境キャンペーン「そうそう、私もエコライフ」を展開している。2009年11月から、東北新幹線新青森開業に向けてのキャンペーン「結集!!青森力」に協力しており、「会いたい〜138万青森県民からの手紙〜」というタイトルで、ラジオ・テレビで毎日放送していた。ラジオでは交通標語CMが2時間に1回のペースで流れるが、どれも1984年のスローガンが使われており、当時のヒット曲のイントロをバックに流れていた。2006年より交通標語の背後に流れるBGMが変更され、新しい交通標語も放送している。2009年9月30日2時48分(JST、以下同じ)に発生したM8.3のサモア沖地震の際、約6時間後の9時に気象庁から津波注意報が発表されたにも関わらず、当初は「RAB津波速報」(字幕情報)として流したものの、沿岸部の発表地域を色分けした日本地図の表示は10時過ぎまでなされなかった。なお、この地震で青森県内では八戸市で10cmの津波を観測している。2010年2月28日に発生したチリ地震の際、県内の沿岸に大津波警報・津波警報発令されたにも関わらず、通常の放送(『東京マラソン2010』)を中断しなかった。RABテレビでは昼前に1回、午後に3回、5分前後の関連情報を伝えていたが、この件については番組モニターによる批判的な意見があった旨が公表されている。過去
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