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花輪ばやし

花輪ばやし(はなわばやし)は、秋田県鹿角市花輪の祭り。毎年8月19日・20日に行われ、鹿角市の夏の終わりを告げる行事となっている。また、日本三大ばやしの一つに数えられている。鹿角市の代表的な民俗芸能であり、1978年(昭和53年)2月14日、秋田県無形民俗文化財に指定された。さらに2014年(平成26年)3月10日には「花輪祭の屋台行事」として、国の重要無形民俗文化財に指定されている。2010年(平成22年)の入れ込み客数は19万人(秋田県観光統計)。鹿角市の中心市街地である花輪地区の総鎮守、幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)の祭典であり、1204年(元久元年)の創建時から続いていると伝わる。ただし、幸稲荷神社は南部藩主により1470年(文明2年)に再建されており、それ以前にあった火災で文献資料が焼失しているため、正確な起源や歴史的背景は不明である。囃子の起源は平安時代末にまず笛による曲が形成され、後に太鼓や鉦、三味線が加わったと考えられている。また、祭りが現在のような形となったのは神明社(六日町に鎮座)における御輿の購入記録より、江戸時代の末期(文化文政の頃)と考えられている。舟場元町、舟場町、新田町、六日町、谷地田町、大町、旭町、新町、横丁、組丁の10町内の屋台が参加して実施されている。祭典は8月16日、御輿が大太鼓と共に幸稲荷神社本殿を出発し、町内を一巡して「御旅所」に安置される時点から始まる。以下は8月19日〜21日未明にかけて行われる花輪ばやしの大まかな日程である。各屋台は「腰抜け屋台」といって屋台の底に床がなく、演奏者は屋台の動きに合わせて歩きながら演奏している(ただし、現在の谷地田町の屋台のみ底部に金網が張ってあるため、演奏中歩行しない)。また、かつて豊作の年には腰抜け屋台の他に2階建ての本屋台も登場したが、現在は保存されていない。花輪ばやしの代表曲は現在、本ばやし、二本滝、宇現響、羯鼓、霧ばやし、矢車、吉原格子、拳ばやし、不二田、祇園、追込、シャギリの12曲が伝承されている(この他にも籠丸、開化宇現響の2曲が伝承されている)。特に代表曲の本ばやしは行進曲風で勇壮で聴く人を魅了する。各町内の町境(ちょうざかい)では両町内の外交部(外交の提灯を持った人)による挨拶(町境乗り込みの挨拶)が交わされ、これがパレードの進行方向にある燐の町内へと屋台が進む際の通行許可となる。一方、町境では通常の挨拶以外にも様々な催しが行われている。近年では駅前へ集結するパレードが19日と20日の二日間行われているが、この際に花輪商店街通り(秋田県道66号)と鹿角花輪駅の駅前広場に向かう道との交差地点において大町、新町、旭町の三町の屋台が三つ巴に近接し、囃子の競演を行う様は見所である。また、20日の午前0時頃に始まる朝詰パレードの際には、谷地田町と六日町の町境で実際に屋台をぶつけて押し合いどちらの屋台が町境を越えたか争うのが恒例となっている。

出典:wikipedia

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