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岳南電車岳南線

岳南線(がくなんせん)は、静岡県富士市内の吉原駅と岳南江尾駅とを結ぶ岳南電車の鉄道路線である。2013年(平成25年)3月までは岳南鉄道によって運営されていたが、貨物輸送の廃止に伴う収益悪化を背景に、同年4月より岳南鉄道の鉄道部門が岳南電車として分社化された。岳南電車線とも称されるほか、岳南電車移管後も岳南鉄道線と称されることがある。旅客列車は全列車各駅停車で吉原駅 - 岳南江尾駅間の直通運転である。途中の岳南富士岡駅の構内に車庫と検修設備がある。途中駅発着の区間列車は設定されていない。完全なパターンダイヤは採用されていないが、旅客列車は基本的に20 - 30分間隔で運行されている。車両は2編成を使用し、途中の本吉原駅、岳南原田駅、比奈駅、岳南富士岡駅いずれかで列車交換するが、吉原駅でのJR東海道線との接続を考慮しているためか時間帯により交換駅は変動する。朝6時10分頃 - 22時50分頃の運行で、下り列車は平日と土曜・休日の終電車の時刻が異なる。朝や夕方などの通勤・帰宅時間帯は通常岳南江尾駅にて留置されている2両固定編成の8000形電車が運用され、それ以外の時間帯は単行(1両編成)の7000形電車のみが使用される。8000形が運用されている間は7000形は岳南江尾駅に留置され、夜間は3編成ある7000形のうち1編成と8000形は岳南江尾駅に、2編成目の7000形は吉原駅に留置される。もう1編成の7000形は岳南富士岡駅にて留置されており、稼働中の2編成のどちらかが定期検査などで動けないときに運行され、運転士の研修にも利用される。なお、7000形のうち7002と7003の2両は総括連結運転ができるようになっており、吉原祇園祭や毘沙門天大祭などの多客時には連結して運転されたこともある。7000形の総括運転時の画像が2012年度安全報告書の1ページ目に掲載されている。1970年代までは定期列車のほかに工場勤務者のための臨時増発列車が多数運転され、吉原駅 - 岳南富士岡駅間、吉原駅 - 須津駅間での区間運転の設定もあった。また、2012年3月16日まで貨物列車が運行されていた。貨物列車廃止直前のダイヤでは、吉原駅 - 比奈駅間に1日4往復の貨物列車が設定されていた。基本的に有蓋車のみで編成されていたが、少ないながらコンテナ車が連結される列車があった。2014年7月に鉄道本体としては初めて、日本夜景遺産に認定され、現在では8000形2両編成のうち、前1両は通常通り照明をつけて運行し、後ろの1両の照明を消して走る「夜景電車」が運行されている。この夜景電車は2015年6月からは毎月第4金曜日または土曜日に運転され、普通乗車券、定期券、回数券、フリー乗車券のみで利用できる。また、当初は1往復のみの運転だったが、好評により2015年12月より2往復に増便された。2016年4月より第3金曜日または第3土曜日にも岳南江尾駅 - 吉原駅間に1往復の「工場夜景電車」の運行が開始された。沿線には工場が立ち並び、最盛期には99.9万トン(1969年)の貨物輸送量があった。その後、トラック輸送への転換が進み、14万トン(1999年)にまで落ち込んで、1991年以降は旅客収入が貨物収入を上回っている。その旅客収入も最盛期の6分の1まで落ち込んでいる。岳南線の近年の輸送実績を下表に記す。輸送量は激減しているが、最近では減少幅が小さくなっている。表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。岳南線の近年の収入実績を下表に記す。収入総合計額は年々減少している。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。岳南線の近年の営業成績を下表に記す。表中、収入の単位は千円。数値は年度での値。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。鉄道統計年報(国土交通省鉄道局監修)より抜粋吉原は東海道の宿場町であったが、東海道本線は町の近くを通らず、町外れに鈴川駅(現吉原駅)が設置されただけであった。戦後になって、鈴川駅と吉原の中心部とを結ぶ鉄道として開業した。鈴川 - 旧左富士信号所間は、戦前に敷設された日産重工業(現日産自動車)の専用鉄道を利用した。第二期工事として、旧左富士信号所付近から国鉄の身延線入山瀬駅までを結ぶ案、岳南江尾駅から沼津方面への延伸も計画されていたが、資金難で中止され、事業免許も後に失効した。貨物輸送全盛期には、引込線や専用線の総延長が本線の総延長を上回っていたという逸話もある。しかしながら、2011年1月に日本貨物鉄道(JR貨物)の合理化により2012年春以降の貨物輸送の休止が通告され、そして2012年3月16日限りで岳南鉄道を支えていた貨物列車の運行を終了し、貨物の取り扱いを廃止した。これを受けて岳南鉄道は、2011年12月16日に富士市公共交通協議会に対して、貨物列車の運行の終了による採算の悪化から、今後の運行継続が困難であるとの申し出を行った。これに対して、富士市の鈴木尚市長は2012年8月3日の午前中に行われた定例会見で2014年度までの公的支援を行うことを表明した。同年度以降については、収支改善の見通しや、利用状況、市民の意見などから総合的に判断するとされた。岳南鉄道はその後、2013年4月1日より鉄道路線の運営を、子会社の岳南電車株式会社に移管している。

出典:wikipedia

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