桃山学院大学は日本聖公会系のキリスト教主義学校(ミッションスクール)であり、文系5学部の文科系総合大学である。設立から半世紀以上、学生数7000名程度の準大規模大学である。開学以来、「世界の市民」の養成(英語: Fostering "Citizens of the World")を建学の精神に掲げている。桃山学院大学が定義する「世界市民」は、「キリスト教精神に基づいて人格を陶冶し、世界の市民として広く国際的に活躍し得る人材」である。桃山学院大学は、1959年(昭和34年)にプロテスタント日本宣教100周年を記念して開学された。開学当初は経済学部の単科大学として大阪市阿倍野区昭和町に構えていた。1966年(昭和41年)に社会学部を設置し、1971年(昭和46年)に登美丘学舎との移転統合した。その後、1973年(昭和48年)の経営学部設置を皮切りに2学部1学科・大学院2研究科を増設し、1995年(平成7年)にキャンパスを大阪府和泉市に移した。この和泉キャンパスに現在も桃山学院大学および学校法人桃山学院の本部が置かれ、大学院3研究科の増設、2008年(平成20年)に文学部から国際教養学部への改組を経て、5学部6学科4研究科を擁する総合大学に発展している。短期大学部は設けていないが、1973年(昭和48年)から1990年(平成2年)まで桃山学院短期大学が存在した。文部科学省の国公私立大学を通じた大学教育改革の支援プログラムに採択されたプログラム名を以下に掲げる。独立行政法人日本学生支援機構奨学金や諸団体の奨学金を取り扱うほか、経済的に困窮する学生に対する授業料減免制度や成績優秀者や海外留学にかかわる給付奨学金制度を多く設けている。また、資格講座や公務員講座の受講にかかわる奨学金制度が設けられている。桃山学院は他の学校法人と比べて多くの奨学金を支給しており、約2億5000万円(2012年度)を支給している(参考として、追手門学院大学は約7600万円)。桃山学院大学は学生寮を有していないが、大学が提携しているキャンパスにほど近いワンルームマンションを紹介している。桃山学院大学の学生によって運営されている体育会、文化サークル連合(文サ連)の2体制で構成されている。その組織配下に60を超える部やクラブ、サークルがある。学校法人桃山学院の本部も置かれている、大阪府和泉市まなび野にあるキャンパス。1991年、和泉市と桃山学院との共同記者会見を行い、トリヴェール和泉への移転を発表。1993年3月起工、1995年4月に竣工し、登美丘学舎より全面移転した。日建設計による設計で、第2回大阪・心ふれあうまちづくり賞大阪府知事特別賞受賞。構内のHの形をした「まなびの橋」は、HumanとHistoryの意が込められており、登美丘学舎に架けられていたアンデレ橋のリメイクである。チャペルにおいては、卒業生や教職員などといった本学関係者に限って、結婚式を挙げることができる。近隣には、キャンパスと一体感のある宮ノ上公園と和泉市いずみの国歴史館がある。本学への通学バスは、桃山学院大学から委託を受けた南海バスが、和泉中央駅、和泉府中駅、泉大津駅、金剛駅、和歌山市駅、和歌山駅のそれぞれより運行されている。授業開始/終了に合わせて基本運行しているため、授業のない全学休講日には運休、減便等が発生する。例年クリスマス前にはイルミネーションが飾り付けられる。また、点灯に合わせてチャペル・コンサート、クリスマス礼拝やキャンドルナイトといったイベントが催される。大阪市阿倍野区昭和町にあったキャンパス。1959年の開学から、1971年の登美丘学舎への統合移転まで使用された。現在の桃山学院中学校・高等学校に位置し、司書・司書補講習事務室といったごく一部の組織が置かれていたが、2006年度より和泉キャンパスに移転された。大阪府堺市(現:東区)西野にあったキャンパス。1995年の和泉キャンパスへの移転まで使用された。構内のAの形をしたアンデレ橋は、Andrewの頭文字を意味している。現在は学舎跡地に初芝立命館中学校・高等学校、はつしば学園小学校が移転し、使用している。いずれもかつて存在した寮である。キャンパス以外にもいくつかの学外施設があり、運動系クラブの練習や、クラブ・サークル・ゼミでの合宿などに利用できる。桃山学院大学は日本聖公会関係学校協議会に加盟しており、同会加盟校は事実上の姉妹校関係になっている。学校法人桃山学院では、設置している教育機関を全て同格に扱っており、大学を頂点とする附属学校は設置していないため系列校でまとめている。
出典:wikipedia
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