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夕張鹿鳴館

夕張鹿鳴館(ゆうばりろくめいかん)は、北海道夕張市にある歴史的建造物。もとは旧北海道炭礦汽船の迎賓館「鹿ノ谷倶楽部」で、2011年(平成22年)5月27日に「オーベルジュ夕山荘」が開業した。冬季(12月~3月)は休館する。1913年(大正2年)建設。外観は和風で洋間もある和洋折衷の建物で、室内装飾の美術・工芸や立派な庭園を持つ豪華な作りが特徴で炭鉱の全盛期に栄華を感じさせる栄華を極めていたことを伺わせるものとなっている。そのため、近代和風建築としての高い価値を持つと専門家から評価され、2011年(平成23年)には国の登録有形文化財に登録されることになったほか、「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として北海道遺産に選定され、「夕張炭田関連遺産」として近代化産業遺産に認定されている。北海道炭礦汽船の接待施設として用いられたため、会社幹部の会合や政財界人や取引先などの接待、ごく稀に皇族の宿泊施設にも用いられていた。炭鉱が好景気に沸いていた時期にはごく限られた上流階級の施設として、閉山に伴い夕張市に移管された直後には老朽化等の事情により公開もままならず、人目に触れる機会は少なかったことから、長らく幻の施設であったが、1994年から一般公開が始まり、夕張市内有数の歴史的建造物として知られることとなった。「旧北炭鹿ノ谷倶楽部・夕張鹿鳴館」として観光客などにも開放されていたが、2006年(平成18年)6月20日に夕張市長が「財政再建団体」申請を行うことを表明して夕張市が事実上倒産したことに伴い、当時当館を運営していた夕張市の第3セクター「石炭の歴史村観光」も同年11月29日に札幌地方裁判所に自己破産を申請して破綻した。夕張市は負債削減のために2007年(平成19年)に夕張リゾートに管理を委託し、同年4月27日に再開した。しかし、2008年(平成20年)6月に土台の腐蝕による倒潰の危険が指摘され、修繕費は億単位になると見積もられたため、同年10月に「夕張リゾート」が管理権を返上し、同月中旬に閉鎖された。夕張市が「財政再建団体」となっていることから保有する施設の修繕費の支出は困難であったことから、同年9月10日に「鹿ノ谷倶楽部のあり方を検討する委員会」の第1回を開催し、その存続の方法を検討することになった。その結果、同年12月に「民間に無償で貸与か譲渡して保存・活用を委ねるべきである」との報告書が出された。この報告書を受けて、2009年(平成21年)4月1日から貸与・譲渡を希望する民間事業者の募集が行われ、同月末30日に小樽市の廃棄物処理業者「テクノ」に無償譲渡すると発表された。閉鎖後は廃墟化が進行し、保存状態が悪化していたが、譲渡された「テクノ」は、同年6月から補修工事を開始し、2011年(平成22年)5月27日、館内に宿泊施設「オーベルジュ夕山荘」・レストラン「ミレディ」などを設けた新施設として再開業した。

出典:wikipedia

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