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吉岡定点

吉岡定点(よしおかていてん)は、北海道松前郡福島町館崎にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の施設である。海峡線(津軽海峡線)青函トンネル内部にある。青函トンネルの北海道側の定点であり、同トンネルの海底部に位置する。非常時の旅客避難所および保線基地、トンネルの維持に必要な各種機械類の設置を目的として計画され、1988年(昭和63年)3月13日の海峡線(津軽海峡線)開業時に吉岡海底駅(よしおかかいていえき)として設置された。竜飛海底駅とともに、青函トンネル内に設置された駅の一つであったが、一般的な意味での「駅」とは異なり、海底駅見学整理券を持った見学者以外の一般旅客の利用はできず、また非常時と係員以外、地上への出入りも不可能であった。北海道新幹線の建設工事着工に伴い、吉岡海底駅がその資材基地として使用されることが決定したため、2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正をもって同駅への定期列車の停車を中止し、イベント開催時の臨時列車のみの停車となった。同年8月27日の臨時特急「ドラえもん海底列車」運行終了によって、吉岡海底駅見学コースも全面休止された。同年8月28日からは、団体ツアーなどの臨時停車を除いて、営業列車の停車が一本もない長期休止駅となっていたが、2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正をもって正式に廃止された。駅が廃止された後も、緊急時のために避難設備は残され、新幹線仕様の避難施設として改修される。廃止されるまでは、海面下149.5mの世界一低い位置にある鉄道駅であった。また、北海道内最南端の駅でもあった。廃止後は渡島鶴岡駅が道内最南端の駅となったが、2014年(平成26年)5月12日に渡島鶴岡駅を含む江差線木古内駅 - 江差駅間が廃止されたため、現在は木古内駅が道内最南端の駅となっている。吉岡海底駅は相対式ホーム2面2線を持つ地下駅だった。待避線などは設置されておらず、列車の待避などはできなかった。2010年(平成22年)当時は、駅名標は全て外されていた。本線に設置されていたプラットホームは在来線規格で、幅は84cmと非常に狭いものだった。これは、避難用に新幹線規格の状態で設置された従来のホームと在来線列車との間には隙間があり、在来線列車とホームの間で転落する危険があるとの判断から、海底駅見学開始時に運輸省からの指導によってそれらを埋めるために設置されたものであった。駅の廃止後は新幹線車両の通過に支障を来すため、撤去された。1998年(平成10年)3月1日から、藤子・F・不二雄の漫画・アニメ『ドラえもん』とのタイアップ企画が実施された。イベント期間中は、吉岡海底駅に「ドラえもん海底ワールド」と銘打つ同作品の展示スペースが設置され、同駅に停車する快速「海峡」も「ドラえもん海底列車」として運行された。「海峡」が2002年(平成14年)12月1日に廃止されてからは、代替として特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が吉岡海底駅に停車したほか、2003年(平成15年)7月19日から781系電車(6両編成)を改造した臨時特急「ドラえもん海底列車」が運行されるようになった。なお、これらの列車ではドラえもんとのび太による車内放送も実施されたが、2005年(平成17年)に行われた番組リニューアルに伴い、声優が大山のぶ代と小原乃梨子から水田わさびと大原めぐみに交代した。2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正で吉岡海底駅の見学コースが中止されたのに伴い、このタイアップ企画も同年8月27日をもって終了した。「ドラえもん海底列車」も同日をもって運行終了となった。海峡線開業直前の1988年(昭和63年)2月1日に廃止された松前線の渡島吉岡駅があった付近にできた駅で、隣の知内駅(現・湯の里知内信号場)と同じく、鉄道が廃止されてから、再度同じ鉄道事業者の駅が開業した稀な例であった。ただし、一般旅客の取り扱いがないため、一概に知内駅と同様とは言い難い。なお、松前線廃止以後では松前郡内にある唯一の駅となっていた。

出典:wikipedia

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