北日本新聞（きたにっぽんしんぶん）は、富山県の地方紙である。朝刊専門紙で、富山市に本社を置く株式会社北日本新聞社が発行。発行部数241,014部（2013年1〜6月平均 一般社団法人 日本ABC協会調べ）、県下普及率約67%（2007年1月現在）。特に県東部でのシェアが高い。日本新聞協会・共同通信社加盟。名実ともに富山県を代表する言論機関であり新聞以外にも『富山大百科事典』の刊行や地域文化行事への助成は数多い。富山県は新聞の競争が激しく、北日本新聞以外にも正力松太郎が富山県出身であったことから進出した読売新聞、石川県の北國新聞系列である富山新聞、更には北日本新聞が設立にかかわった北陸新聞をルーツとする北陸中日新聞などが展開している。かつては朝夕刊セットで発行されていたが、2009年12月28日付をもって、夕刊の発行を休止し、朝刊単独紙に移行した。1面コラムのタイトルは「天地人」、連載中の4コマ漫画は『ゴンちゃん』。2011年7月24日の地上デジタル放送への完全移行に合わせて、チャンネル表記が同日からデジタルチャンネルのみに変更された。また、前日を最後にGコードの掲載を廃止。※なお、2011年9月末日まで石川・新潟両県の一部民放のTV番組表も1/4サイズで掲載されていた。※上記の掲載を実施していない、または実施を取り止めたチャンネルについては、毎週金曜発行の「WE」で一部掲載されている。朝刊のみの発行で、1部130円。当新聞社本社ビル屋上にはコミュニティ放送局である富山シティエフエムの送信所が置かれている。2016年6月9日に富山市議会の議員らに、議員報酬の増額に関するアンケート取材を実施していた北日本新聞社の女性記者に対し、富山市議会の自民党会派の会長が、押し倒した上に取材メモを取り上げた。北日本新聞社は「言論の自由を脅かすものだ」として、富山中央警察署に暴行や窃盗容疑で被害届を提出し受理された。

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