行川アイランド駅(なめがわアイランドえき)は、千葉県勝浦市浜行川(はまなめかわ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線の駅である。旧国鉄時代に商用施設の名前を付けた、数少ない駅の一つである。行川アイランド閉園後も駅名は改名されていない。行川アイランドを訪れる観光客のために設置された臨時乗降場だったため、勝浦市と鴨川市の境界(旧上総・安房国境)に近い山間部に無理やりホームが作られている。ここが、外房線沿線の行川アイランド付近で唯一国道128号側に開けた場所だったためである。国鉄民営化以降、無人駅として残されているが、行川アイランド自体が人家の少ない所にあったため、近くの集落までは約1kmも離れているうえ、山に囲まれた地形で駅からはその姿さえ見えない。駅から行川アイランド跡地へつながる国道128号の歩道橋上から1軒だけ人家が見える程度である。行川アイランド跡地は閉園時のまま残されており、カーテンが閉められたままの入場券売り場・鉄柵でふさがれた園内入口のトンネル・錆び付いた案内板など、無惨な光景をさらしている。跡地は2004年(平成16年)に共立メンテナンスが取得。高齢者定住ホームの建設を予定していたが、その後の世界的な金融危機の煽りを受け、事実上計画は頓挫したままである。単式ホーム1面1線を有する地上駅になっている。ホームは11両編成までに対応する。勝浦駅管理の無人駅で、簡易Suica改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。2006年の乗車人員は1日平均約19人と、県内のJR駅の中では最も少ない。1990年代前半は200人超であったが、1994年に200人を割ってからは、年々減少の一途をたどっている。さらに、行川アイランドの閉園で一気に利用客が減少した。JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。