レイジングスピリッツ("Raging Spirits")は、東京ディズニーシーにある、ローラーコースタータイプのアトラクションである。2005年7月21日に東京ディズニーシー内のロストリバーデルタに開業した、東京ディズニーシー開業以来初めての追加アトラクションである。東京ディズニーリゾートで初めて垂直方向に360度回転するループが設置された。また、ディズニーランド・パリに設置されているインディ・ジョーンズと危難の魔宮が原型となっており、スイスのインタミン社が同じく設計に携わっている。すでに東京ディズニーシーにはインディ・ジョーンズの名を冠した全く別のアトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」があり、パリ版からインディ・ジョーンズの名称と内容を除去し、独自の物語が付与された。ただし、マヤやインカの遺跡とトロッコをモチーフにした外観やアトラクション内容は同じである。総工費は約80億円。開業当初は東京ディズニーリゾートで、一番身長制限が厳しいアトラクションだった。当初の予定では、東京ディズニーリゾートにあるアトラクションの身長制限の基準でもある「104cm以下は乗車できない」と発表されていたが、開業前に試験走行を重ねた結果、当初の想定よりも横揺れが激しいことが判明し、安全性の確保の為に最低身長制限が引き上げられ、より厳しい制限(身長140cm以上195cm未満で、かつショルダーバーを下げた時に背もたれまでの間隔が15cm以内)になった。2006年9月にはレールの総張り替え工事が行われ、以前よりも横揺れは軽減された。2009年7月1日には「身長117cm以上」という条件に引き下げられ、より小さな子供でも乗車できるようになった。身体条件を満たすか不明な場合は、列に並ぶ前にキャストに申し出れば、乗り場下に用意された特別な座席で確認できる。アトラクション導入当初からシングルライダーを実施している。他のアトラクションと違い、シングルライダー専用通路があるため常時シングルライダーの実施を行っているが、スタンバイ列が短いとキャストが勧めない場合もある。シングルライダーを利用する際には、ファストパス・エントランス(通常入場口)に立っているキャストにシングルライダーであること伝えるとシングルライダー専用通路に通してもらえる。荷物は全て持ち込んで乗車となるが、大きな荷物を持っていたり、乗車中に落ちてしまうのが心配な人の為に、アトラクション専用のコインロッカーが設置されている。場所はアトラクションの出口を乗り場方面へしばらく進んで左側にある。鍵を掛ける際に100円玉が1枚必要となるが、3時間以内であれば返却される仕組みとなっている。ロッカーに預けて鍵を掛けたらそのままエントランスへ向かえばよい。特に乗車中破損の恐れのある物は、ロッカーに預けてから乗車した方が無難である。コースター内に荷物を持ち込んだ際は足と足の間に挟むような形で乗れば遠心力がかかるので荷物が落ちることはない。中央アメリカの未開のジャングルで、遺跡が発掘された。そこには火の神の石像「イクチュラコアトル」と水の神の石像「アクトゥリクトゥリ」が祀られていた。発掘当初、発掘物復元チームは2つの神の像が向かい合わせに立っていたという推測の下、復元を開始する。しかし、古文書解読チームはそれが誤りであることを発見し、急いで発掘チームに連絡をしようと現場に向かうが、到着した時には、向かい合わせになった2つの古代神の石像の怒りを買い、怒り狂った神々の力で現場は超常現象に包まれていた。水が噴き出し炎が上がり、遂にはホッパーカー(貨車)のレールまで360度ねじ曲げられてしまった。その為、遺跡の発掘調査は中断を余儀なくされてしまう。再調査の目途が経たない中、遺跡が一般公開される事となった。訪れたゲストはホッパーカーに乗り込み、発掘現場で発生している様々な超常現象を目の当たりにする事となる。2012年5月28日、アトラクションの座席1つの安全バーが上がった状態のまま発車し、この席に座っていた男性1名が身の危険を感じて降りようとした際、右足を捻挫するなどの軽傷を負った。パーク内のアトラクションによってゲストが負傷する事故は、東京ディズニーリゾートでは開業して初めての事である。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは同アトラクションを当面の間休止するとした。6月4日、オリエンタルランドは事故の原因を従業員の操作手順ミスと発表した。また同社はマニュアルの見直しを進めるとともに役員報酬について、1ヶ月10~30%減額する事を決定した。6月12日、安全が確認された為、6月14日に運営再開する事を発表した。
出典:wikipedia
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