『あさきゆめみし』は、大和和紀による漫画。『源氏物語』を漫画化したもの。月刊『mimi』（講談社）で1979年12月号から不定期に連載され、のち『mimi Excellent』に移って同誌27号（1993年）で完結した。単行本（講談社コミックスmimi、全13巻）をはじめとして、大型版（全7巻）、文庫版（全7巻）、完全版（全10巻）が出版された。ポストカード、カレンダー等多くのグッズが派生したが、現在は手に入りにくいものが多い。累計売り上げは1700万部を超えている。海外でも各言語に翻訳されている。子供向けに青い鳥文庫から『宇治十帖』を除く部分が小説として出されている（全5巻）。2000年に宝塚歌劇団の出演で映像化され、舞台化もされた。2013年にはUULAにて漫画に音声・特殊効果を加えたムービーコミックが配信されている。連載当時に比して徐々に資料が増えたことで新たに明らかになった箇所もあり、後年次々と発行された単行本類では、場所や人物の呼称など、セリフの一部が修正されている。2000年に宝塚歌劇団、NHKエンタープライズにより映像化された。NHK BS2にて同年3月19日に放送された。テレビで放送されたが映画（『源氏物語 あさきゆめみし Lived in A Dream』）としても扱われている。2009年1月よりノイタミナ枠にてテレビアニメ化が企画されたが、『源氏物語』自体を原案とするオリジナル作品（『源氏物語千年紀 Genji』）に企画変更となった。2013年にUULAにて配信された。キャストは光源氏が中村悠一、藤壺と紫の上がゆかな、弘徽殿が横尾まり、葵の上が牧野芳奈、朧月夜と夕顔が桃森すもも、ほかとなっている。主題歌は森恵の「彼方-Piano version-」。

出典:wikipedia