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ラジオ日本ジャイアンツナイター

『ラジオ日本ジャイアンツナイター』(ラジオにっぽんジャイアンツナイター、"Radio Nippon Giants Nighter")は、アール・エフ・ラジオ日本(RFラジオ日本)が放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。文字通り、読売ジャイアンツ(巨人)の試合を専門としている。本項では、巨人戦専門となる前の同局のプロ野球中継についても記述していく。ネット局であるぎふチャンの「ダイナミックナイター」「エキサイトスタジアム」、ラジオ関西の「ラジオ関西ジャイアンツナイター」は各ページも参照されたし。1958年12月、ニュース・スポーツ・音楽を編成の三本柱とした開局したラジオ関東(当時)が、翌1959年シーズンより在京局に先駆けて完全中継を行って以来の同局の看板番組。第1回は同年5月2日に平和台野球場で開催された西鉄ライオンズ対大毎オリオンズ。この年は巨人戦48試合を中心にしたセ・リーグ55試合、パ・リーグ48試合、その他オールスター2試合の合計105試合を送った。1977年10月に同局が読売新聞ニュースを放送する見返りとして、読売ジャイアンツ主催ゲームを独占中継する事となり、1979年シーズンより番組タイトルを従来の「ラジオ関東バッチリナイター( - かんとう - 、"Radio Kanto Bacchiri Nighter")」から「ラジオ関東ジャイアンツナイター」へ改称。巨人軍を徹底的に追い掛ける番組となった。2005年までは「絶対巨人主義!!」をキーワードに、ニッポン放送・文化放送が独占中継権を持つヤクルト主催ゲームを除く巨人戦のほぼ全試合を完全中継した。2006年以降はビジターの試合中継数は減少している。なお、祝日にデーゲームを生放送する場合でもタイトルの変更はせず、「ジャイアンツナイター」のまま放送する。ラジオ関西と岐阜放送(ぎふチャン)にネットしている。なお、ぎふチャンでは「ダイナミックナイター」というタイトル(デーゲームは「エキサイトスタジアム」)であり、また中日主催ゲームは資本の関係上、ぎふチャンでの放送が原則として行われないため、同局へはネットされず自社制作に差し替えている(ジャイアンツナイターの中日戦は中日新聞グループのCBCがラジオ日本向けに制作しているためでもある)。ネット局で番組名が異なることから、近年は番組名を言わず「ラジオ日本の制作で」と言うことが多いが、未だに放送で「ラジオ日本ジャイアンツナイター」としか言わないこともある。また月曜日の中継は巨人戦開催時に限定されているが、番組編成の関係でラジオ関西では巨人戦の有無に関わらずネットされない(2006年度は日曜日、2007年度は週末も放送されない。よって阪神・オリックス主催試合が放送される場合、週末は原則事実上ラジオ関西からの裏送りになる)。また1972年5月の沖縄県の日本復帰以後、1984年途中までは沖縄の極東放送にもネットされ「KHRチャレンジ・ナイター」として放送された(1984年9月に極東放送がエフエム沖縄に移行・新規開局した事によりラジオ日本のネット受けも廃止された)。クライマックスシリーズに関しては巨人が出場するステージのみ放送するが、シーズンと同様の放映権の制約があるうえ、巨人が関与していてもビジター扱いとなるステージは中継しないこともある。また、巨人主催の場合でも、デーゲーム開催の場合はシーズン中と同様競馬中継を優先する(体育の日の祝日デーゲームの場合も、競馬が開催される場合は競馬中継を特番として放送する)。日本シリーズは2009年までは巨人の進出に関係なく放送(ただし日本シリーズがデーゲーム開催だった時代は、巨人が進出しない場合は土日は競馬中継を優先することもあった)。2010年-2012年は放送なし(2012年は巨人が出場するものの放送しない)。2013年は巨人が出場したため、東京ドーム開催の第3-5戦は中継したが、ビジターの1・2・6・7戦は放送しなかった。また、巨人主催ゲームのみ17:58よりインターネット(ラジオ日本の公式サイトより接続)で試合を聴取することも可能である。2006年からは後日、巨人ホームゲームのダイジェスト実況をインターネット放送とポッドキャスティングにて配信している(ただしサイト上では主催全73試合を放送・配信とあるが、2006年については、9月24日の対阪神戦で打ち切った。2007年度の放送については、巨人が優勝争いに加わった事もあり、主催72試合を全て放送した)。2009・10年はライブチャット配信サイト「スティッカムJAPAN」で、2011年はUstreamにラジオ日本のIDを立ててジャイアンツナイターをインターネットラジオで放送した(デーゲーム試合開催時は、サイト上でライブ配信を行い、ラジオでの放送は中央競馬実況中継と重なるため録音での放送となる)。2006年シーズンより、一部巨人のビジターデーム(対中日のビジターゲームの大半。また、対西武・日本ハムのビジター中継は2009年以降、対広島のビジター中継は2012年以降行なっていない。対楽天は放送する年しない年とがある)を放送していない。また、2009年より土日の巨人ビジターゲームはカードに関係なく放送しないこととなった。巨人戦の放送を行わない場合の対応は以下の3つである。神奈川県県域放送であるが、読売新聞・日本テレビとの関係が強いことと、東京都のリスナーも比較的多いことから東京ドームベンチ(巨人主管試合限定)に「ラジオ日本」(なんだろうマーク入り)が看板に掲げられている。2006年8月には、ラジオ業界初の試みとして、アメリカ・グアムのFM局FM104での生中継を実施した。2009年シーズンより基本的に土曜・日曜の巨人ビジターゲームは中継せずレインコート番組を放送するようになった(2011年以後は金曜日から始まる3連戦が巨人ビジターとなる場合は対戦相手に関わらず金曜日も放送されず、レインコート番組を編成。2015年度は火-木曜に巨人ビジターカードが組まれる場合であっても放送されない試合が増えていた)。また土・日曜の巨人主催デーゲームはぎふチャンへ裏送り生中継を開始した。さらに甲子園球場や大阪ドームなどの関西地区の試合もラジオ日本制作となった。ただし、2014年まではラジオ日本の実況+ラジオ関西と契約した解説者の組み合わせとなることはあった。また2015年度は土・日・祝日に巨人主管のデーゲームがある場合のRF自社製作による録音ナイター(平日が祝日と重なる場合は生中継の場合有。CRKは2012年までは一部の曜日で録音ナイターをネットしていたが、2013年からはネットなし)と、GBS向けの事前の裏送り生中継は実施しない方針となった。したがって巨人主管のデーゲームが行われる場合は、放送不可となるビジターの試合日とほぼ準じる形でレインコート番組を組むことになる。このため、エフエムナックファイブ、ニッポン放送、TBSラジオ、NHKラジオ第1放送で放送される場合がある時を除けば、関東地区において巨人戦の放送を聞くことができない場合が生じる可能性がある(この場合、対戦相手の球団の本拠地に当たる地域のラジオ局で中継していれば、有料会員制「radikoプレミアム」で聴取できる)。その一方で、1試合のみであるがビジターの土曜ナイターの中継が行われた(2015年9月5日のDeNA対巨人戦)。なお、RFでは2016年から、TBSラジオおよびJRN加盟各局で放送する巨人戦中継の制作に協力。RFの自社制作による巨人のホームゲーム中継から、年間で19試合分をJRN加盟各局に送出する。また、TBS以外のJRN加盟各局が制作する巨人のビジターゲーム中継から、年間で30試合以上の中継を当番組で同時ネット。このため、当番組で放送する巨人戦の試合数は、前年の約50試合から80試合以上に増加する(後述)・。現在使用している曲は、前テーマ後テーマともにラジオ日本ジャイアンツナイターオリジナルテーマソングである以前は放送予定カードが雨天中止となった場合、ラジオ日本で放送できる範囲内の試合(ヤクルト主催試合以外。かつてはヤクルト・横浜主催試合以外が対象だった)であれば予備カードの補充が行われ、予備カードが全部中止となった場合に「ナイタースタジオ特集」を放送したことがあるが、2007年 - 2014年は他に試合予定があっても予備カードはシーズン終盤の極わずかな例外以外原則設定していなかった。従って荒天等による中継予定カードの中止時、あるいは元々巨人戦の開催予定がない日、巨人戦ビジターゲームのうち、ヤクルト・広島・日本ハム・楽天・西武主催のナイターと全球団のビジターでのデーゲーム、および土曜・日曜の巨人ビジターゲーム等に「ナイタースタジオ特集」を放送する。場合によっては巨人戦ではなく、その他のカードを中継する場合もあるが優勝に係わるチームで放送権がある場合が多い。ただ、2011年から2015年にかけて、局の方針で巨人戦以外の試合を一部削減したり、週末の試合がビジターである場合の巨人戦はそれが開催であっても放送しないカードが増えたため、実際に試合が開催されていてもこれらの予備番組を常時編成することが増えた。2016年からは、原則として放送予定カードが雨天中止となった場合はJRNナイターネットで放送される別の試合を予備カードとして放送する。但し、中日ドラゴンズ主管試合はGBSが中日新聞社の資本がないことと、CBCラジオとのサービスエリアが大半で重複することによる干渉を防ぐため、本番カードは基より予備カードから繰り上がった場合でも放送は行わない。またRF・CRKで放送されるJRNナイターがCBCラジオで予め放送される場合も同様にGBSでの放送は行わない(本番カードが雨天中止となり結果的にCBC・GBSが同じ予備カードを放送する場合も同様で、この時はRF・CRKが「ジャイアンツナイター・麻布台スタジアム」を流していてもGBSはネットせず「GO!GO!ミュージックナイター」への差し替えとなる)全時間を「The Golden 50s」という統一したテーマをつけた。RFラジオ日本開局50年記念という位置づけでこの表題にした。ナイターオフシーズンで放送していた「マガジン」番組を編成。この年から変革された事項"※なお、ナゴヤドームでの試合の出演者については、CBCドラゴンズナイターの項を参照のこと。"※「〜バッチリナイター」時代の出演者も含む。2007年度〜2008年度の東京ドームでの巨人ホームゲーム63試合において、ラジオ日本と巨人軍の提携企画「GFM」を行う。単なる試合解説だけでなく、巨人ファンを称する各界著名人をゲスト解説者として迎え、巨人軍応援実況を展開する。会場では先着順2000人に無料レンタルを行う。(市販のラジオでも受信可能)また2008年は新しく「G-PO」会員を対象としたレンタルも行われていたが、2009年度以降は実施無し。また東京ドーム右中間の柱に番組宣伝広告を設置。もしここに直撃するホームランが出た場合にはそれを予想したリスナー50組100人を東京ドームに招待するクイズキャンペーンが行われる。2014年は随時「東京ドームFM」と題し、年数試合の予定で場内限定FM放送を開局して巨人ファンの著名人による試合解説を行う他、ミニFMとは別に、ビジター側に当たる3塁側の客席を利用して、巨人OB、および試合日により対戦相手側チームのOBによる試合解説を聞くことができる音声ナビゲーション付の「レジェンズシート」のサービスも行っている。開局当初は基本的に自主制作であったが、当時は在京ラジオ局がプロ野球中継を全曜日放送ではなかった事もあり、中部日本放送(CBC)・東海ラジオ放送・毎日放送(MBS)・朝日放送(ABC)・ラジオ関西など球団所在地の放送局と裏送りを含む暫定的なネットワークを組んで、関東地区以外の試合中継に対応していた。1965年5月にJRN・NRNが相次いで結成されると、これらネットワークとは無関係だったラジオ関東は取り残される結果となり、関東地区以外の試合を中継する場合にも現地に乗り込んで制作を行う事になった。しかし、ネットワークは岐阜放送と近畿放送(現在のKBS京都)しかなかった。またラジオ関東自体も出力30kWであるがゆえに、神奈川・東京以外では聴取が難しく、聴取率も在京局に差をつけられ、営業面でも苦戦していた。1967年(昭和42年)から、それまで散発的だった大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)主催ゲームの中継を本格的に開始。その後、巨人戦についてはヤクルト・大洋・巨人主催の全てが自社制作で中継できる体制が1977年まで続いた。特に予備カードはラジオ関東の本社が神奈川県にある事から、大洋主催ゲームとなることが多かった。関東地区以外での試合についてはCBC・MBS・RKB・RCC等が裏送りしていた。また、関西地区では前述の通りKBSがネット受けした他、大阪放送(ラジオ大阪・OBC)も日曜日の関東圏開催のビジターの南海ホークス戦を『ホークス日曜ナイター』として裏送りを含むネット受けで放送したことがあった。この2局はNRNに発足と同時に加盟していたが、放送区域が被るABC・MBSとの兼ね合いでNRNナイターのネットに参加していなかった。1974年(昭和49年)3月にTBS(東京放送。会社としては、現:東京放送ホールディングス)の株を放出して以来、在京ラジオ局との繋がりを持たなかった読売新聞社は有事の際の報道手段のひとつとして中波ラジオ局を持つ事が必要であると判断。1977年(昭和52年)、在京の各ラジオ局に対し、「読売新聞ニュース」を自社および系列局で放送する事を条件に読売ジャイアンツ主催試合の中継を認める事を提案した。しかし、当時のTBSは筆頭株主であった毎日新聞社が経営悪化に伴い株式を大量に放出した事で、漸く新聞資本から脱却できた時期であった。また、ニッポン放送は総帥・鹿内信隆(当時会長)を通じフジサンケイグループの中核会社として位置していた。さらにJRN・NRNともに地方系列局は地元新聞社の資本が入っている局が多かった。これらの理由から、当初この提案に乗り気だった文化放送を含めた在京局各社は、結局許諾不可能としてこの提案を拒否した。TBS・文化放送・ニッポン放送がそれぞれ拒否をし、系列局への呼びかけ続けつつ手をこまねいている隙間を縫って、ラジオ関東がこの提案を受諾。開局以来放送された「毎日新聞ニュース」は1978年(昭和53年)1月1日より「読売新聞ニュース」に切り替わり、ラジオ関東バッチリナイターは「ジャイアンツナイター」と改題。読売ジャイアンツ戦完全独占という新しい展開がスタートした。読売ジャイアンツ主催試合を中継できなくなったJRN・NRNはこれに対抗。ラジオ関東の完全締め出しを図り、系列局に対しラジオ関東とは「ネットを受けない、送らない、送らせない」三原則を呼びかけた。なお、このルールはいずれか一つでも違反があった場合はJRNならびにNRNから除名・追放を行うという厳しいものであった。さらに横浜大洋ホエールズはTBSラジオ、ヤクルトスワローズは文化放送とニッポン放送、中日ドラゴンズは中部日本放送(CBC)と東海ラジオ、阪神タイガースは朝日放送(ABC)、広島東洋カープは中国放送(RCC)がそれぞれ優先契約を締結した事で、逆にラジオ関東は他のセ・リーグ球団主催試合が中継できなくなることとなり、該当日はパ・リーグの試合(主に日本ハム・ロッテ・阪急主催)や雨傘番組を放送した。なお、兵庫県のラジオ関西は、これまで在阪局に押さえられていた読売ジャイアンツ絡みの試合を中継する事で、営業強化が図れると判断。NRNの申し入れを無視して新たに「ジャイアンツナイター」のネット受け入れを行い、前述のルール通りNRNから除名処分を受け、TBSラジオも『全国こども電話相談室』の関西地区ネット局をラジオ関西(JRN非加盟ながら特例でネット受けし、制作にも関与)からJRN幹事社である毎日放送に変更した。また、これまでラジオ関東からナイターをネット受けしていた近畿放送は、これを機にNRNナイターのネットに切り替えた。NHKラジオ第一放送と日本短波放送(現:ラジオNIKKEI)は局の性格上、「読売新聞ニュース」非放送による中継排除の対象とならなかったため、巨人主催試合の中継が継続できた。このため、NHKはRCCラジオが巨人対広島戦を放送出来なくなった事に配慮して、同カードを東京からNHK広島放送局向けに裏送りして放送していた。しかし、読売ジャイアンツ主催試合の中継が出来ない事で在京ラジオ局は軒並み営業成績が落ち込み、地方聴取者からの不満も集中した。このため読売新聞社と在京ラジオ各局は再交渉に及び、TBSは読売新聞社の条件を受諾。TBSラジオおよびJRNは翌1979年(昭和54年)から読売ジャイアンツ主催試合の中継を再開した。この時の条件は、TBSラジオがラジオ関東から番組購入を行う事とし、かつJRN系列局(CBC・ABC・RCC)はラジオ関東に対し制作協力を行う、また関西地区のJRNナイターネット局はラジオ関西に配慮してMBSとABCに振り分ける(この振り分けは以前から行われていた)といった物であった。中でも、巨人主催カードでは、1979年~1981年の3年間はRF主導の共同制作という形式(事実上RFの「TBS用裏送り」またはTBSの「RF用裏送り」と同じ)を取ったため、RFのアナウンサーと解説者がTBSの中継に出演し、時にはTBSアナとRF解説者、RFアナとTBS解説者という組合せとなる場合もあった。1982年(昭和57年)からは、放送権はRFから購入する形でTBSが自社制作を行った(1993-1994年は放映権を読売新聞から直接購入になったが、1995年以降RFからの購入に戻っている)。甲子園球場など、阪神主催試合をラジオ関東→ラジオ日本が中継する場合、解説・実況はABCラジオとTBSラジオがほぼ交互で担当、この状態は1992年(平成4年)まで続いた。また、TBSラジオでは「読売新聞イブニングトピックス」「読売新聞けいざい気象現況」「読売スポーツ情報」等が放送され、読売新聞ニュースの放送が復活した。なお、ABCラジオはJRN/NRNクロスネットであるが、ABC主管による裏送りであった場合は曜日にかかわらずJRN扱い(本番用は月・金がNRN、他がJRN扱い)での放送であった。また、広島の主催試合も、場合によって解説者・実況アナウンサーの両方もしくは一方はRCCからの出演となることもなり(RCCからの出演がない場合はRFが派遣。実況と広島ベンチリポートの両方またはいずれかをCRが派遣する場合もあり)、中日主催はCBCからの裏送りという形となった。TBSラジオの二重製作による巨人対阪神戦の月・金曜ABC向け、火~木・土・日曜MBS向けの裏送りはRFから認められなかったため、該当日のABC・MBSはNRNナイター本番カードまたは関西本拠パ・リーグ球団(阪急・南海・近鉄)主催ゲームの自社製作中継を放送した。ニッポン放送はTBSラジオのこの抜け駆けを許さず、ヤクルトスワローズ・横浜大洋ホエールズ主催試合の独占中継権を獲得。文化放送とNRN系列局には放送を認めたが、TBSラジオとラジオ関東には放送を認めなかった。また、この時よりNRN・JRNクロスネット局でのNRNナイター放送日が原則水曜日〜金曜日と固定された(なお、これらの影響やスポンサー確保の観点から北日本放送・和歌山放送・山口放送がJRNに、北陸放送・南海放送がNRNに加盟することとなった)。RF独占時代、巨人対広島戦や広島戦非開催・デーゲーム時の巨人主催ゲームを放送できなかったRCCは、巨人主催の際はJRN、ヤクルト・大洋主催の際はNRN(土・日曜は年度によりQR-NRNの場合とLF裏-ABCラインの場合あり)に担当曜日に関係なくラインを変更することによって、広島ビジター戦の全試合中継や、広島戦非開催・デーゲーム時の巨人戦優先中継ができるようになった。その後、日本テレビの働きかけや前述の「三原則」の緩和により日本テレビ系列の兼営局を中心に、月曜日に限り「ジャイアンツナイター」のネットを行う局が増え、札幌テレビ放送(現:STVラジオ)では土曜日・日曜日のNRNナイターを「ジャイアンツナイター」に差し替えて放送するようになった。北日本放送・西日本放送や九州朝日放送も一部の曜日で「ジャイアンツナイター」を放送した。また、RCCもナイターオフの消化試合の巨人対広島戦に限って「ジャイアンツナイター」をネットしたことがある。やがて、佐川急便疑惑に関する一連の報道でTBSと読売新聞社の関係が悪化。読売新聞社の代表者となった渡邉恒雄の判断でNRNも1993年から読売ジャイアンツ主催試合が中継できるようになり、TBSラジオの優位は崩壊。TBSラジオでの読売新聞ニュースは再び打ち切られた。この頃から関西地区での「ジャイアンツナイター」はABCに代わってラジオ関西が制作協力を行うようになり、TBSラジオは1994年(平成6年)からヤクルトスワローズ主催試合を・1999年(平成11年)から横浜ベイスターズ主催試合をどちらかが読売ジャイアンツと対戦を行っている裏カードに限りニッポン放送から放映権を購入する形でJRN全国ネットでの放送ができるようになった。またRFラジオ日本も1995年にこちらは裏カードの巨人戦の有無に関係なく巨人戦以外のカードが試合数を限定して開放され、当該球団主催ゲームのニッポン放送との並列で放送をしたことがあった。しかし、CBCは東海ラジオ(NRN単独加盟)との関係上ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦のネットが認められず、予備カード(主にABC・MBS・RCC制作による阪神と広島の対戦や、パ・リーグ公式戦の愛知県・岐阜県開催時のCBC自社制作中継)または雨傘番組に差替えを余儀なくされた。またRFラジオ日本制作のヤクルト主催ゲームも、対阪神タイガース戦をラジオ関西へ、対中日ドラゴンズ戦を岐阜放送へネットすることは認められず、該当時はCBCと同様に予備カード(ラジオ関西自社制作またはRF乗り込みのオリックス戦や、RF裏送りの首都圏開催パ・リーグ公式戦)または雨傘番組で穴埋めした。一方、クロスネットのABC・MBS・RCCはヤクルトスワローズ対阪神タイガース/広島東洋カープ戦ではJRN受けの曜日でもNRNにラインを切り替え、またはニッポン放送(RCCの土曜日・日曜日のナイターは文化放送の場合もあり)協力による自社制作で放送した。横浜ベイスターズ主催ゲームのTBSラジオ・JRNの制作・放送についても同様の扱いだったが、こちらは中日戦ビジターゲームの中継本数を東海ラジオと均等にしたい中日新聞の意向もあり、特例で1995年からニッポン放送が対中日戦のCBCへの別制作・裏送りを実施していた。なお、地元球団のビジターカードでない場合は、TBS・RF制作のヤクルト・横浜主催ゲームの中継がCBC・GBS(対阪神・広島)・MBS・ABC・CRK(以上対中日・広島)・RCC(以上対中日・阪神)でも放送できた。2002年(平成14年)1月、TBSが横浜ベイスターズのオーナー企業となったのを機に、TBS・RF共に横浜ベイスターズ主催の対読売ジャイアンツ戦も中継できるようになった。また、CBC・ABC(月・金除く)・MBS(月・金のみ)・RCC(水~金除く)向け横浜主催の各地ビジターチーム戦の中継もTBSラジオ制作(またはTBSラジオの技術協力による自社制作)での放送が復活した。これは、2011年末にTBSからディー・エヌ・エーに親会社が移動して発足した、横浜DeNAベイスターズ主催試合でもこの中継体制に変わりはない。一方でニッポン放送は、東京ヤクルトスワローズ(2006年にヤクルトスワローズから改称)主催試合の独占中継権を未だ手放しておらず、2002年からTBSラジオとJRN単独加盟局(CBC、RKB毎日放送、琉球放送)では東京ヤクルトスワローズの主催試合が再び放送できなくなった一方、RFラジオ日本は2003年まで認められた後撤退した。なお、NRN加盟局でも北海道放送(HBC)は、通常JRNの野球中継のみネットしている関係で東京ヤクルトスワローズ主催試合は放送できないが、STVが中継を行わない場合、ニッポン放送の協力による自社制作でHBCが中継する(これまで2006、2007、2011、2013年に発生)。また大阪のABCラジオ、MBSラジオではJRNナイター放送日(月曜と金曜はMBS、他の曜日はABC)でも長年ニッポン放送技術協力の形でヤクルト対阪神戦の実況を行っている(かつては阪神戦以外のヤクルト戦もLF制作で裏送り放送していたが現在は縮小されている模様。またNRN独占中継時の横浜戦も同様の体制をとっていた)。2010年現在、巨人主催試合はJRNとNRNとラジオ日本、ヤクルト主催試合はNRNが放送権を有しているため、JRN単独加盟局、ラジオ日本、エフエムナックファイブ(NACK5)、2015年開局のコミュニティFM局であるRakuten.FM TOHOKUはヤクルト主催試合を放送できない。NHKは巨人主催試合はどのカードも放送できるが、ヤクルト・DeNA主催試合は対巨人戦以外のカードが中心で、対巨人戦は年度により散発的に放送する程度であり、ヤクルト主催のクライマックスシリーズは中継しない。ラジオNIKKEIは現在野球中継から撤退している。ただ、2012年以後はJRNが横浜DeNA戦(主管・ビジター不問。2015年まで)、NRNがヤクルト主管試合を優先して放送する試合があり、巨人主管試合が首都圏ではRFのみの独占となる試合、さらにRFによる土・日・祝日の録音ナイターが2015年から放送されないことになったため、日によっては首都圏で巨人戦の放送が全くない試合も増えている。(この場合、巨人の対戦相手となるビジター球団の本拠地に属する都道府県の放送局ではTBSラジオ・ニッポン放送or文化放送からの裏送りや技術協力による放送をされる試合があるが、関東勢の他4球団と対する場合には中継が全くなく、ナイターの前座枠で放送されるハイライトコーナー用の素材収録だけにとどまる試合も数多くある)先述のとおり1992年まで、TBSラジオ・ABCラジオ(ABCはNRNとのクロスネットであるが、JRN扱いとして)からの裏送りによる阪神戦主催試合の放送が数例あった。中日ドラゴンズ主催試合については以降もCBCが裏送り出しで制作を行い、出演者はCBCの解説者、アナウンサーが務めていた。但し、ベンチ裏のリポーターについては、ラジオ日本に所属する実況アナウンサーが務めた(ただし、2015年度は中日ドラゴンズ主催試合の中継予定が無い)。2013年4月24日の巨人対DeNA戦(会場・京セラドーム大阪)ではこれまで技術協力していたラジオ関西に代わって、久々にABCラジオが技術協力したことが中継内で説明がされた他、長良川球場で巨人主管試合が開催された場合に、ぎふチャン ラジオが技術協力をした試合もあった。また、2006年は交流戦の福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ戦でも、RKBが裏出し制作を行い、RKBの解説者とアナウンサーが務めていたが、こちらは中日戦と違って中継権が制限されているわけではないため(巨人戦放映権問題が揉めた当時に交流戦がなかったため、パ・リーグチーム主催に関しては放映権の制限がない)、以降はラジオ日本の解説・アナウンサーを送り込んで完全自社制作で対応したり、RKBの解説者とラジオ日本のアナウンサーで放送する場合もあった(解説・実況はラジオ日本側から派遣し、リポーターのみRKB側から派遣することもあった)。しかし、2014年以降はロッテビジター戦も含めてソフトバンク主催試合の中継実績が無くなっている。また、ラジオ関西、AM岐阜ラジオは現在独立局であるが、それぞれの地域のNRN加盟局で放送しない一部のニッポン放送、文化放送制作番組を番組販売購入という形でネットを行っている。このためか、ラジオ関西はナイターオフ編成中だった2010年3月31日・4月1日のNRNナイター(ニッポン放送ショウアップナイター)の横浜対巨人戦を例外的に放送した。2016年、TBSラジオとラジオ日本の提携が24年ぶりに復活し、RFが年間19試合(予定)の巨人主催試合をTBSを含むJRN系列各局に向けて放送する予定であり、またTBS(TBSはDeNA主催試合を担当)及びJRN系列の対戦相手各地の各地方局(HBC、TBC、CBC、RCC、RKB。ABCとMBSが並列加盟している大阪府はTBSへの配信と同様に火~木曜はABCが、金曜はMBSが担当。RCC・TBCの水~金曜は裏送り)からも巨人ビジター・年間30試合程度を中心に随時ネット受け中継を行うとしている。これにより、RFで放送される巨人戦の放送カードは年間80試合以上を占めるという。予備補充もJRN各局から行うが、GBSについてはCBCと被ることから、一部のカードが予備補充なし、または放送そのものがないことがある(但し巨人主催の中日戦については、GBSへの配慮から、CBCは基本的にTBS製作のものをネットするか、裏送りによるCBC乗り込みのみとしており、RF製作としてのJRNナイターの放送は行われないことになる)。CRKはABC・MBS(火曜日のみJRNナイターをネットするWBSも)とサービスエリアが重複するが、こちらはCBC・GBSとは異なり重複放送となる(但しABC・MBSは阪神ビジターの試合も基本的に主催球団側地元局の技術協力による自社制作としているため、TBS・RFと同内容で放送されるのは、局側の都合により自社制作をしない試合であるか、阪神戦以外の巨人戦を放送する場合〔阪神戦があらかじめ実施されないか祝日などでデーゲーム開催の日、または放送予定カードが雨天中止となった場合の予備カードからの昇格である場合〕に限られるが、2016年度は地方球場で行われる試合を中心に、巨人主催の試合であってもCRKでの放送が行われないケースがまれにある)。また、RF制作の中継でも他球場の途中経過を伝える際、JRNの速報チャイムを使用する(チャイムに続いて、実況アナによる「ラジオ日本 ナイター速報」のタイトルコールが入る)。RF側が制作担当の場合、実況アナ・巨人側のベンチリポーターはRFのアナウンサーが、対戦相手のベンチレポーターはその球団の地元にあるJRN系列局のアナウンサーが担当するが、系列局が要員の都合で派遣できない時や、ビジター側が関東圏を本拠とするDeNA・ヤクルト・西武・ロッテの場合はTBSのアナウンサーが担当し、TBSからも派遣できない場合はJRNナイターとならない場合と同様にRFのベンチリポーターが1人で両軍のリポートを担当する(例・4月5-7日の「読売ジャイアンツVS阪神タイガース」では、阪神側のレポーターはABCラジオのアナウンサーが担当。5月27-28日の同カードではJRNナイター扱いの27日のみMBSラジオのアナウンサーが担当し、ローカル番組扱いの28日はRFのアナウンサーが1名で両チームを担当。7月5-7日の同カードではABCがベンチリポート要員を派遣できず、TBSのアナウンサーが担当。7月27-28日の「読売ジャイアンツVS広島東洋カープ」では、RCCがNRNライン担当日のためリポーターを派遣の上でLFからネット受けし、かつJRN用のベンチリポート要員を派遣せず、TBSからもアナウンサーが派遣されなかったため、RFのアナウンサー1名が両軍のリポートを兼務した)。また、解説はRFの専属解説者が担当。JRN側が制作担当の場合、2015年以前と同様に地元局が解説者・実況・ホームチームのベンチレポーターを担当し、巨人側のベンチリポーターはTBSのアナウンサーが担当するが、TBSが要員の都合で派遣できない場合は地元局のベンチリポーターが1人で両軍のリポートを兼務する(例:8月2-3日の「中日ドラゴンズVS読売ジャイアンツ」では、リオデジャネイロオリンピックの開催が迫っていたことに加え、全国高校野球選手権大会に伴うABCへの阪神戦ビジターの裏送り対応があったことから、TBSがベンチリポート要員を派遣できず、CBCのアナウンサー1名が両軍のリポートを兼務した)。尚、JRNナイター枠から外れる土日については、JRN側の局はローカル中継もしくはJRN各局の個別ネットの扱いとなるが、RFへのネットは行わない。巨人主催試合についてもTBSがJRN各局への裏送りもしくは自社制作への協力を行う。一方で祝日等で平日デーゲームとなる場合、TBS(及びJRN・NRNクロスネット局の場合はLF及びQRを含む)が制作体制を取らない場合に、JRN側に個別ネットする場合がある(2016年5月5日の巨人対広島戦でRCCに、2016年9月22日の巨人対中日戦でCBCラジオにネット。どちらもビジター側の局がリポーターを派遣。)。この場合でも速報チャイムはJRNの物を使用し、「プロ野球ネットワーク」に実況音源の提供をする。これ以外にもTBSが素材録音を実施しなかった場合は同様の措置を取る他、JNN排他協定の例外措置としてTBSテレビ・JNNにも音源を提供し、『サンデーモーニング』などの番組で使用されている。巨人主催の対中日戦については、上記のとおりGBSとCBCのサービスエリアの重複での干渉を避けるという点を踏まえ、RF製作のものをJRNナイターの扱いとせず、従来通りGBS・CRKとの3局ネットとして、JRNナイターはTBSの制作とする。また中日戦以外の巨人主催ゲームやDeNA主催の対巨人戦でも、TBSとRFの一定の自社制作本数確保の都合や、在京局の聴取率調査(レーティング)期間などの特別編成時に同様の対応とすることがあり(2016年は6月14日 - 16日の巨人対楽天戦・17日の巨人対ロッテ戦・24日のDeNA対巨人戦が該当)、さらに関東ローカルの特別企画がある場合はRFとは別にTBSが自社向けとJRN向けの二重制作をすることもあるが、同様の例でTBS制作分が関東ローカル、RF制作分がJRNネットとなる例は発生していない。

出典:wikipedia

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