ミジンコウキクサ（学名："Wolffia globosa"）はウキクサ亜科の植物の一種。世界最小の顕花植物。南ヨーロッパが原産地。ヨーロッパ、オセアニア、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、アジアに外来種として広く移入分布する。日本では関東地方・北陸地方以西から九州、沖縄諸島に定着している。植物体は楕円形の葉状体だけからなる。他のウキクサ類にはある根もない。葉状体が出芽状に増える。花は葉状体の上面の凹みに生じる。小型で栽培も容易なので、植物生理学などの実験用にも用いられる。水田や池沼に生育する。温暖な気候で日当たりの良い場所を好み、水質に対する適応力も高い。

出典:wikipedia