テルクシノエ(英語:Thelxinoe、ギリシア語 : 、確定番号:Jupiter XLII)は木星の衛星である。テルクシノエは2003年2月9日に撮影された画像から、スコット・S・シェパード率いるハワイ大学の天文学者チームが2004年に発見し、当初はS/2003 J 22という仮符号が与えられた。発見は国際天文学連合回報(IAUC)8276号で発表された。2005年3月30日に、国際天文学連合(IAU)によって公式にテルクシノエと命名された。ギリシア神話のテルクシノエは、何人かのギリシアの作家によると元々の4人のムーサの1人であり、ゼウス(木星)とムネモシュネとの間に生まれた娘である。テルクシノエの木星からの平均距離は2116万2000kmであり、公転周期は628日43分である。離心率は0.2206であり、軌道傾斜角は黄道面に対して151.417°、木星の赤道面に対して103°である。公転方向は惑星の自転方向と逆行している。テルクシノエは、木星から1930万kmと2270万kmの間の距離を変則的な逆行軌道で公転し、軌道傾斜角が150°前後の衛星のグループであるアナンケ群に属している。テルクシノエの直径は2kmと非常に小さく、密度は2.6g/cm³と推定されている。主にケイ酸塩岩から構成されている可能性がある。表面は非常に暗く、アルベドは0.04である。すなわち、入射した日光の4%しか反射しない。見掛けの等級は23.5等で極めて暗い。
出典:wikipedia
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