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パーン (ロードス島戦記)

パーン(新王国暦492年 - )は、小説『ロードス島戦記』の主人公で、架空の人物。また、初出は同名のテーブルトークRPGリプレイ(第一部)におけるプレイヤーキャラクター(PC)の一人。ザクソン村に住む血気盛んな青年であり、冒険を通して剣士として、また人間として成長していく。ヴァリス生まれ。幼少期から青年期までを過ごしたザクソン村はロードス島の北東部に位置し、千年王国と呼ばれる由緒ある大国アラニア王国に属しているが、辺境であるが故に王国への帰属意識は全体的に薄い地方であった。ただし大地母神マーファの大神殿やロードス島唯一のドワーフの国である鉄の王国に近く、辺境ではあったが比較的平和な田舎の村である(後のアラニア内戦では、マーファ神殿とドワーフの協力により、周辺地域を含めて半独立的な自治組織が形成された)。父テシウスはヴァリス王国の聖騎士であったが、ザクソン村では不名誉な理由で聖騎士団を除名されたと噂されており、パーンも真相を知らなかったために騎士や名誉への強い憧れと同時に複雑な感情を抱くようになる(父親についてはテシウス参照)。母親はパーンが10歳の時に流行り病で病死していて、ザクソン村で幼くして両親を亡くした境遇のエトとは幼馴染の親友になっているというのが『ロードス島戦記第1巻』での記述だった。『新ロードス島戦記第6巻』では設定が変更されて、ザクソンの村で現在も生存しており、時折訪ねている旨とパーン自らが語っている。また、母親がヴァリスの薬草師一族の出身であることも同時に語っている。この齟齬については、2013年に加筆修正された「新装版・戦記1巻」でも修正されていない。16歳の時から2年間フレイムの傭兵隊に所属、初陣はオアシスの街ヘヴンを巡る炎の部族との小競り合いだった模様。村に戻ってからは警備などを引き受けながら再び傭兵に出る機会をうかがっていたが、ゴブリン退治の縁でギムの旅に同道することになる。小説第一巻では、ただの血気盛んな青年である。エトに感化されてファリスの正義を唱え、正義感は強いものの融通が利かない頑固者。物語冒頭から村の近くに住み着いたゴブリンの群れを親友のエトと二人で殲滅しようとし、瀕死の重傷を負う。その後も無謀な行動を繰り返し、仲間達はそれに渋々付き合わされることになる。騎士隊などへの憧れなどミーハーな面も見られ、まだ若い印象を受ける。小説第二巻以降ではミーハーな面はなくなり、無謀な行動もほとんどは仲間を助けるためのものとなり、意味のない危険は犯さなくなっている。融通が利かないのは相変わらずであるが仲間をより信頼するようになり、自分より仲間の方が適性がある場合は任せたりと協調性は以前より良くなっている。小説終盤ではまるで悟りを開いたかのような性格にまで成長した。幼馴染で親友のファリス神官エト、帰らずの森のエルフディードリット、村で子供達に学問を教えていた魔術師スレイン・スターシーカー、ドワーフの戦士ギム、アラニアの盗賊ウッド・チャックと共に、アラニアからヴァリスを旅する。その過程でマーモ帝国に与力する灰色の魔女カーラと争うことになり、至高神ファリスを奉じる神聖ヴァリス王国と暗黒神ファラリスを奉じるマーモ帝国の争いに巻き込まれていく。この時の活躍は後の英雄戦争に多大な影響を与えることになる。英雄戦争にはヴァリス王国の聖騎士として参加、直後にカーラと対決するがギムとウッド・チャックを失う。また対決直後にエトやスレインと袂を分かち、カーラ探索のためディードリットと共に旅を続け、フレイム王国やモス公国の内戦に介入する。アラニアに向かう途中で立ち寄った、マーモ帝国に占領されたままのカノン王国で「カノン自由軍」に参加、以後10年に渡ってカノンを治める「黒衣の将軍」アシュラムと戦う事になる。英雄戦争後、聖騎士団を辞した後は国家に属さない騎士として「自由騎士」と呼ばれるようになる。カノン解放とマーモ帝国討伐戦(邪神戦争)終結時には、諸王国会議を代表してフレイム国王カシューから「ロードスの騎士」の称号を受ける。なお、「自由騎士」の呼び名は本来パーンに対する固有の呼び名ではなく、魔神戦争時に所属する騎士団を離れ「百の勇者」に参加した騎士出身者(代表例はファーンやカノンの自由騎士)に対しても用いられている。しかしパーンの登場後はその武勲があまりにも巨大であったため、パーンを表す代名詞として敵味方に定着した。邪神戦争後のマーモ掃討戦において自由騎士を名乗ったヴァリスの聖騎士の一隊に対し、激怒したアシュラムが遥かに格下のこれを容赦なく斬り捨てたことに見られるように、おいそれと名乗ることは許されないものとの感すら生まれた。約300年後の時代が舞台であるクリスタニアでも、ロードス島出身者の末裔の間で「伝説の自由騎士」としてパーンが語り継がれている。そして、パーンの功績の中で最も大きな事柄は、灰色の魔女カーラに直接引導を渡した事であろう。常にロードスの歴史の裏で暗躍していたカーラは、自らの目的であるロードスの均衡を保つ為に、非常に多くの策略・謀略を行い、それが数え切れない悲劇と破壊を生み出していた。このカーラの暗躍に対して、今までどんな優秀な人物でさえも阻止すること(これまで、カーラの存在を認知出来た人物は、ほんの一握りしかいなかった)が出来ず、それどころか結果的には、カーラの策略・謀略の手駒の一部として利用されてしまうのが、殆どであった。しかし、カーラがパーンと関わって(出会って)しまった事により、カーラの計算に大きな狂いが生じ始める。これらはひとえに、パーンの熱意が大勢の人間を動かした事により、カーラの望む歴史を変えてしまった。そして皮肉なことに、「ロードスの騎士」の称号はロードスの調停者としての役割を果たす事となり、結果としてカーラの行っていたロードスの均衡と同じ働きを、パーンが行う(受け継ぐ)事となる。また、邪神戦争後、『帰らずの森』の外れで小規模な館を建てディードリットと質素な二人暮らしをしている事が、新ロードス島戦記で明かされている。これは2人の名声があまりに大きくなりすぎてしまい「普通の生活」が出来なくなってしまった事が原因である。後にマーモ公国が破壊神カーディスの教団を母体とした新生マーモ王国と終末の魔物に壊滅させられ、公王も生死不明となる事件が起きた際、アラニアがマーモ公国の盟主国であるフレイムを監督不行き届きであると責め、自らが指揮する連合軍でマーモを攻略しマーモをアラニアの傘下に収めようとした。しかしここでパーンは、自分が義勇軍を先発隊として率いる事を提案。激昂するアラニア王ロベスに対し「認められないのならば称号を返上し自由騎士に戻る」と宣言をして提案を承諾させる。これは、パーンが『ロードスの騎士』『自由騎士』としての名声を「発動」させた場合、それと対立する国家は自国内を含めてロードスの住民全員を敵に回すことになりかねず、フレイムなどパーンの盟友国と共に新たな「秩序」「国家体」を形成される可能性が高いためで、ロベスも承諾せざるを得なかった。マーモにおいて終末の魔物を討伐し、王城にてマーモ公王スパークと再会、終末との戦いに大きく貢献する。サードストーリーである「呪縛の島の魔法戦士」にて、ディードリットと共に登場。ロードス島に訪れたリウイ一行と関わっていく事になる。禁欲的で己の名声や武勲に奢る事も無い老成した雰囲気が好印象を受け、登場人物からはリウイと比べられて「理想の勇者」と称されていた。しかし、公私共におけるパートナーとなったはずのディードリットが、リウイに度々アプローチをかけられていたにもかかわらず、まったく気にかけていなかったことをアイラやミレルからは注意され、ディードリット本人からも不満がられているのに気づかないと、相変わらず女心に鈍感な面も見せている。最終決戦では、ディードリットと共にアイラの呼びかけに応え、リウイ達の危機に駆けつけた。旅に出た当初は傭兵経験があるとは言っても小競り合い程度の実戦経験しかなく、まったくの我流でいたずらに剣を振り回すだけであり、パーティの主戦力は歴戦の戦士であったギムが担った。旅の中で徐々に実戦経験を積み、またギムの指導により熱心に練習に励んだため、ヴァリス到着時にはそれなりの腕前に上達していた。更にヴァリス王国では、父テシウスを知る聖騎士達やカシューから正統派の剣技を伝授されたと思われる。英雄戦争後、砂漠の王国フレイムの傭兵王カシューと再会した際には相当な腕前に達していたと思われるが、当時ロードス最高の剣士と目されていたカシュー王にはまったく歯が立たなかった。このカシュー王との出会いや後のカノン王国レオナー王子と共に設立したカノン自由軍での経験を通じて剣技を磨き続け、邪神戦争時にはロードスでも屈指の戦士にまで成長を遂げる。必殺技として、カシューをも唸らせる電光石火の「突き」を持つ。この「突き」は、スパークのような未熟な戦士から見ると「一瞬で突き、一瞬で元の体勢に戻る」と言わしめるほどの早業であるが、カシューやアシュラムのような相手に繰り出すには隙が大きすぎ結果として捨て身になるとして、劇中でも数度しか使用されていない。結果として様々な剣匠と戦い、また鍛えられた事によって彼らの剣技を駆使するほどにまで成長を遂げた。騎士見習いだったスパークに稽古をつけたときには、カシュー王・レオナー帰還王・黒騎士アシュラム卿の技を繰り出している。パーンには国王の座に就く機会が4回訪れている。当時国王ファーンのみならず、主だった聖騎士のほぼ全てを喪ったヴァリスでは、早急に新国王の下で復興に取り組まなければならなかった。当然それまでの慣例に従って生き残りの聖騎士の中から候補が選ばれたが、その時に最有力候補としてパーンの名が挙がっている。元々パーンの家系は父テシウスまで代々ヴァリスの聖騎士を輩出しており、パーン自身も英雄戦争従軍時には聖騎士の身分を得ており、国王となる資格保有者と見られていた。また聖騎士テシウスの最期を知る者にとっては、表面上「不名誉な理由」で処分しなければならなかった過去は、息子パーンに対する負い目ともなっていた。更にテシウスの血統はこれまで国王を出しておらず、この点も世襲を嫌うヴァリス宮廷には好意的に受け止められた。結局この時は、灰色の魔女カーラ探索の為にパーンがヴァリスを去ってしまったため表沙汰にはならなかったが、最終的に新参者で神官のエトが国王となっている事から、エトよりも遥かに好条件の聖騎士パーンが国王に就任する可能性は相当に高かった。当時のアラニアは「簒奪者」ラスター公と王位継承権者ノービス伯アモスンが激しく対立していたが、そもそも兄である国王一家を暗殺したラスター公と拮抗している時点で、対抗馬アモスン伯爵がどんな人物かは知れている。要するに双方共に人望も無く、国を纏める力量に欠けていたので、だらだらと何時までも内戦が続いてしまっていたのである。パーンの故郷であるザクソン村を中心として北部一帯が自治化したのも、どちらに与しても無能な指導者を戴くことを住民が嫌ったからである。そして、その中心に居たのが「北の賢者」と呼ばれるようになったスレインであり、その後を継いだ弟子のセシルであった。ロードス島を含む現在のフォーセリアは「剣の時代」であり、指導者は戦士・騎士であるべきという慣例がある。そのため、魔術師であるスレインは、アラニアの指導者に適する戦士を求めていた。そして気心が知れており、ザクソン村出身であり、高い人望も備えていたパーンが最適任者であった。また農村部(及び農村出身の兵士達)に圧倒的な影響力を持つマーファ教団の神官戦士団と、数千の屈強な戦士団を擁するドワーフの「鉄の王国」が後ろ盾となっていたことから、北部で義勇軍を立ち上げれば、内戦を続ける両勢力を武力で排除することも、その気になれば実現可能な状況であった。そのためスレインは、パーンがフレイムを訪れた際に、カシュー王がパーンをアラニア国王に推すのに積極的に賛同し、最後はかなり強硬に説得を試みている。この時カシュー王は、フレイム王国が後ろ盾となってアラニア内戦を終結させようと考えていた。パーンからは「傀儡にするつもりか」と問われるも「そこまで姑息ではないし、お前がそれを認めるとも思っていない」と否定している。これは、盟友でもあり国王としても尊敬していたヴァリスの英雄王ファーンの戦死に伴った国内の混乱も新国王選出に伴い収まりつつあるといっても、マーモによって一部国土を占領されたことによる国力低下した事により、とてもロードスの為に「戦える国家」では無くなった為であり、「国王同士」としての友人また、パーンの治める新生アラニア王国がフレイムの盟友となってくれる事を願った為。ただ王になる夢を持っていたパーンもこの頃にはに国王になる意思はほぼ無くなっており、最後まで承諾させることは出来なかった。この件は、その後もパーンの心に残り続け、指導者=王としての覚悟を決めたレオナー王子のカノン解放戦に参加する遠因となる。なおディードリットはエルフである自分に気を使い、パーンが国王を固辞しているのではと一人真剣に悩んでいたが、それは杞憂であったことを後にパーン本人がディードリットに説明している。マーモ帝国の統治下にあったカノンでは、ザップと名乗り山賊(カノン自由軍)に加わっていたレオナー王子は自身で旗印を上げる気はなく、パーンをカノン王にとも考えた。しかし、旧カノンの民の意を受けて、レオナーが王として立つことになる。そしてパーンはこの頃から、「自由騎士」として生きていく覚悟を決めた。本編においては、これが国王位に就ける最後の機会であった。その後の彼は、諸王国によって「ロードスの騎士」として認められることとなり、ロードスの顔役となる。しかし、ロードスの騎士には実質的な権限はなく、「どの国にいっても最高レベルの歓迎がなされる」「定期的に開かれる国王会議において発言権・傍聴権を有する」といった程度の存在であった。そして彼は、次の国王になる機会まで、発言権を行使することはなかったという。彼にとって、パートナーであるエルフの女性ディードリットと気ままに旅を続け、自己の正義を貫くこと(国王がどんなに正しい政治を行っていても見逃されてしまう弱い民を救う事)以外、関心はなかったと思われる。カーディス教団の襲撃により公王スパークが生死不明となり、事実上マーモ公国は滅亡したと考えられていた。パーン自身はスパークの生存を確信していたが、万一死亡していた場合に、彼の遺志と政策を正しく受け継ぐべく、マーモ王となることを決意する。ロードス本島の諸国の王らは、ロードス一の名声を持つパーンが『ロードスの騎士』として自由な立場にいることを危ぶんでおり辺境国に「押し込める事」が出来ると歓迎していた。しかし、玉座をカーディス教団から奪い返そうと行動したときには既にスパークが帰還しており、王となることはなかった。ある事情により、再びスパークは行方不明となるが、帰還するまでの間はサルバド伯カイエンが代理を務め、パーンはマーモ騎士団長に留まっている。4回のうち2回は傭兵王カシューが深く関っており、新興のフレイムを率いるカシューが全幅の信頼を置きうる盟友を求めていたことが窺える。当初は父の遺品である長剣(ロングソード)と鎧(紋章を削り取ってあるヴァリス王国聖騎士のプレートメイルアーマー)を所持していたが、仲間とともにヴァリス王国のフィアンナ姫の窮地を救った事等の功績により、新調された聖騎士の武具を授けられた。その後、砂漠の国フレイムにある砂塵の塔で魔法の武具(長剣と楯、鎧一式)を手に入れる。初出は『コンプティーク』誌に掲載されたTRPGリプレイ『ロードス島戦記』のPCの1人であった。第一部の主人公的存在で、担当プレイヤーは北川直。非常に単純かつ直情的で、「無理・無茶・無謀の暴走戦士」などと呼ばれていた。名前の由来は「鉄砲玉」からだという。ゲームマスターからは「竜騎士か?」とのツッコミがあり、アン・マキャフリイの小説『パーンの竜騎士』シリーズからとも取れる。第二部ではノンプレイヤーキャラクター(NPC)として登場している。なお、このオリジナル版リプレイの第一部及び第二部は、ゲームのシステムに『D&D』を使用していた為、版権などの関係で単行本化はされていない。後に出版されたものは、『ロードス島戦記コンパニオン(ロードス島RPG)』のルールを使用して再プレイされたもの(ただし担当プレイヤーが同一人であるか否かは不明)である(これとは別にウォーロック掲載用に『T&T』でプレイされた短編も単行本第二部に同時収録されている)。第三部の連載開始に合わせて『ロードス島RPG』が作成され、第三部は最初から同ルールでプレイされた。

出典:wikipedia

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