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雫 (アダルトゲーム)

『雫』(しずく)は、1996年にLeafが企画・製作し、アクア(現アクアプラス)より発売されたノベルタイプのアダルトゲームであり、リーフ・ビジュアルノベル・シリーズ(LVNS)の第1弾。2004年に、CGの描き直し、及びキャラクターボイスを追加したCD-ROM版・DVD-ROM版が発売された。本作のコンセプトは、『弟切草』の手法でアダルトゲームを作るというものだった。本作の発売以前のゲームは、プレイ画面に数文字のメッセージウィンドゥが表示される形式が殆どで、このため文字数が大きく制限されており、小説のように「文章を読む」行為に適したものではなく、画像による情報に頼っている部分が大きく、物語の表現力に乏しかった。本作のスタイルは、画面全体に背景画と文章がセットで表示されるため、小説を読むようにゲームを進めることが可能となり、また練り込まれたストーリーを効果的に表現する事に成功した。この作品の評価は、口コミやパソコン通信(インターネットは普及していなかった)を通じて広まっていき、続けて発売された『痕』、『To Heart』と併せてLeaf自体のネームバリューを高め、それに伴い代表作の一つとなった。物語の舞台は一見普通の学園。しかしその裏側ではとんでもない事件が進行中であった。授業中に卑猥な言葉を叫びながら発狂するクラスメート。深夜の学園に密かに集まる生徒達。日常を嫌悪し「狂気」に憧れる長瀬祐介は、教師を務める叔父に事件の調査を依頼される。声が付いているのはDVDリメイク版のみ。2009年版のみ。リメイク版のシナリオは、コンピュータソフトウェア倫理機構の規約違反のため、旧版とは一部設定が異なる。その最たるものが近親相姦の描写が禁止となったことで月島兄妹が実兄妹から義兄妹へ変更されたことである。尚、本作のおまけシナリオには、作成当時のスタッフと雫の登場人物がバトルするという話もあったが、リメイク版のときには退社していたスタッフもいたため削除された。エンディングのクレジットにも旧作スタッフの名前はのっていない。本作品は、しばしば『新興宗教オモイデ教』(大槻ケンヂ著)との類似点を指摘される。作中に登場する「毒電波」の概念は『新興宗教オモイデ教』の「メグマ波」からヒントを得たものだと考えられ、その他にも確かに大槻作品から影響を受けたような形跡を見ることができる。ライターの高橋龍也も本作に関して大槻ケンヂの作品を「下敷きにした」と認めている。以下、確認できる類似点を挙げてみる。また、2007年に発刊された『新興宗教オモイデ教外伝』(原田宇陀児・小学館ガガガ文庫)には、本作のオマージュと思しき要素が散見される(メグマ波を「毒電波」と表現するくだりなど)。著者の原田は、『雫』の二次創作小説同人誌をきっかけとしてLeafスタッフに見出され、『WHITE ALBUM』のシナリオライターに抜擢された人物である(ゲーム作品のシナリオライターとしては、この時点で既に他社作品でデビュー済み)。サウンドノベルの手法でアダルトゲームを作るという前代未聞の試みについては、当初Leaf社内でも賛否両論が巻き起こった。協議の末、Leaf上層部からGOサインと引き換えに提示された条件は「開始5分でHシーンに辿り着けるようにせよ」というものであった。ゲームの形式はどうあれ、まずはユーザーが性的な欲求を手軽に満たせるものでなければ、アダルトゲームの市場には送り出せないという判断である(1998年「TECH GIAN」インタビュー記事より)。その結果、本作では物語序盤の選択肢において捜査依頼を断るだけで簡単に性的描写を伴うシーンに辿り着くことが可能となっている。尤も、その内容は「主人公は無気力な暮らしのままに卒業の日を迎えるが、卒業式の最中に突如参加者全員が発狂し、「仰げば尊し」を合唱しながら乱交を繰り広げる」というバッドエンドである。

出典:wikipedia

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