出水駅(いずみえき)は、鹿児島県出水市上鯖淵にある、九州旅客鉄道(JR九州)・肥薩おれんじ鉄道の駅である。九州旅客鉄道(JR九州)の九州新幹線 (鹿児島ルート)が乗り入れており、当駅には「さくら」、または「つばめ」が毎時1 - 2本程度停車する。「さくら」のうち、新大阪駅発着の列車が朝夕を中心に1日に8.5往復停車している。なお、当駅に停車する「さくら」は熊本駅 - 鹿児島中央駅間は各駅停車となる列車のみで、同区間を速達運転する列車は当駅には停車しない。肥薩おれんじ鉄道線の駅は八代駅と川内駅のほぼ中間に位置しており、車両基地も併設されているため、肥薩おれんじ鉄道線の拠点駅の一つとして機能している。当駅を始発・終着とする列車も多く運行されており、JR九州鹿児島本線への直通快速「スーパーおれんじ」「オーシャンライナーさつま」も大半が当駅発着である。相対式ホーム2面2線を有する高架駅。通過線がなく、安全のために可動式安全柵が設けられている。みどりの窓口設置の直営駅である。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、有人駅である。在来線部分の改札口は熊本方面のホームに直結している。新幹線部分の改札は跨線橋に直結しており跨線橋から肥薩おれんじ鉄道のホームに直接入ることができる。駅舎は開業当時は元JRの駅舎を仮駅舎として使用していたが、元駅舎脇に新しく駅舎を建築して2004年4月1日より営業を開始し、元駅舎(旧駅長事務室・改札口)部分は改装されて営業部が使用している。現在も1番線ホームに旧改札口の遺構として仮駅舎時代に使用されていた階段やJR時代に使用されていた字幕式の行先時刻案内表示器、改札窓口跡が残っている。かつては駅弁業者の松栄軒本社と製造工場も駅舎に入居して駅弁を製造していたが、2013年10月1日より駅の北東側に新しく建てた新工場に機能を移転している。肥薩おれんじ鉄道の車両基地等の所在駅であり、駅構内川内方の本線と新幹線高架橋の間の用地に乗務員(運転士)詰所・検修庫・洗浄留置線・給油設備等が設置されている。当駅で運転士の交代を行うほか、ダイヤ上の都合や車両に不具合が発生した時、朝ラッシュやイベント開催時、団体乗車など多客の乗車が発生した場合などには当駅で車両交換や列車の分割・併結を行う事がある。ただし、毎年3月中旬に隣の高尾野駅付近で開催される「高尾野 中の市」や毎年8月に開催される「高尾野夏祭り」開催時は朝8時頃から夜まで、毎年10月に八代駅付近で開催される「やつしろ全国花火競技大会」開催時は午後2時頃から深夜まで、それぞれ駅が大変混雑するため、臨時に駅係員が配置される。主な駅弁は下記の通り。JR九州の2013年度の1日平均乗車人員は1,236人、肥薩おれんじ鉄道は154人である。2014年度の駅取扱収入は16億6600万円で、JR九州の駅としては第20位である。JR九州の出水駅では、新幹線用定期乗車券「新幹線エクセルパス」の利用者が九州新幹線の全区間の中でも非常に多く、当駅 - 鹿児島中央駅間の利用者数は2014年9月末時点で492人に達している。これは九州新幹線の定期乗車券の区間別利用者数では2014年9月末時点で博多駅 - 熊本駅間、川内駅 - 鹿児島中央駅間に次ぐ第3位の利用者数である。年度別の乗車人員の推移は以下のとおり。駅前には主だった店舗が存在しない。西側に徒歩数分の所に大通りがありロードサイドタイプの大型店舗が散見される。東側の国道沿いには昔ながらの商店街があるが閑散としている。
出典:wikipedia
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