母体となった学校の起源は「女子の寄宿学校」(通称「神戸ホーム」)で、米国から来日したキリスト教宣教師イライザ・タルカットとジュリア・ダッドレーにより1875年(明治8年)、兵庫県神戸市神戸区(現 中央区)に開校された(のちに兵庫県西宮市に移転)。その後「神戸英和女学校」、次いで「神戸女学院(Kobe College)」と改称され、第二次世界大戦後の学制改革に従って、1948年(昭和23年)に新制女子大学となった。キリスト教の教えに基づいた「愛神愛隣」の建学精神を基盤に、個性と自由を尊ぶ全人教育を目指している。校章は三つ葉のクローバーに“KC”の文字が入り、スクールカラーは濃青色で「平和」と「真実」とを表す。キリスト教学校教育同盟加盟校。キャンパスは創立以来長く神戸市にあったが、1933年(昭和8年)、摂津尼崎藩主桜井家(旧・桜井松平家)が所有していた西宮市岡田山にキャンパスを移転した。近隣の関西学院大学や聖和大学(現・関西学院大学教育学部)と同じウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によるスパニッシュ・ミッション・スタイル(南地中海様式)の優美な校舎は、淡いクリーム色の外壁と赤銅色の瓦が特徴的。また、国土交通省近畿地方整備局は神戸女学院大学キャンパスを阪神間モダニズムにおけるヴォーリス設計事務所代表作として紹介している。講堂・総務館・チャペル、図書館、文学館、理学館、音楽学部一号館は、2009年11月2日にまず国の登録有形文化財に登録され、引き続き2014年5月16日の文化審議会の答申により、それまで登録有形文化財に指定されていなかった建物を含め、中高部を含めたヴォーリズ建築全体が「重要文化財・神戸女学院」の名称で一括して重要文化財に指定されることが決まり、同年8月18日の官報で正式に指定された。神戸女学院中学部・高等学部が同一キャンパス内に併設されており、関西学院大学教育学部(旧・聖和大学)とは門を隔てて隣接している。なお、劇場版 空の境界の第6章に登場する礼園女学院は本校がモデルとなっており、実際にロケーション・ハンティングが行われた。エンドロールにて、学校名が「協力」でクレジットされている。次の建物が「神戸女学院」の名称で2014年9月18日に重要文化財に指定されている。なお、重要文化財に指定されているのは12棟であるが、葆光館は神戸女学院中学部・高等学部が使用している建物であるため、大学として指定されているのは残り11棟になる。また、パーゴラが附(つけたり)指定されている。なお、の5棟は2009年11月2日に登録有形文化財に指定されていた。
出典:wikipedia
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