烏丸御池駅(からすまおいけえき)は、京都府京都市中京区にある、京都市営地下鉄の駅。地下鉄の烏丸線と東西線が十文字に交わる結節点に位置する駅で、両路線の乗換駅である。駅番号は烏丸線はK07、東西線はT12である。東西線開業前は、単なる通過駅でありビジネス街としての発展度も低かった。東西線開業後は、京都市内唯一の地下鉄の交差する交通至便の場所として駅周辺が発展し始めている。2008年(平成20年)には地下鉄の赤字解消策のひとつとして駅構内における商業利用の本格的な展開を開始し、金融機関のATMや、烏丸線と東西線の連絡通路に飲料水の自動販売機および休憩所をそれぞれ設置した。地下1階に改札、その下の地下2階に烏丸線のりば、さらにその下の地下3階に東西線のりばが位置する。ホームは、烏丸線ホームが同線で唯一の相対式2面2線(開業時から東西線との乗り換え駅となる事を見越しての設計であった)、東西線ホームが島式1面2線となっている。またホームドアを装備している。東西線の各駅は駅ごとにステーションカラーが設定されており、当駅のステーションカラーは朱色である。駅の北側に有人改札口があり売店(サービスセンター)もある。有人改札口を入ったところ(改札階から見ると中2階にあたる空間)には「御池駅ギャラリー」があり、地域の情報や美術工芸品が掲示・展示されている。烏丸線は駅北北大路方に、東西線は駅東三条京阪方に、上下線の片渡り線が設置してある。東西線の片渡り線は、2013年9月に起こった台風18号による大雨の影響で御陵駅が冠水し、当駅から小野駅間が運転見合わせとなったとき、当駅と太秦天神川駅を折り返す列車の折り返し用ポイントとして使われた。東西線ホームでは東側階段・同エレベーターが烏丸線の四条・京都・竹田/新田辺・近鉄奈良方面のホームに:西側階段・同エレベーターが烏丸線の北大路・北山・国際会館方面のホームに直結している。2014年度の1日平均の乗降人員(改札口を通った人員)は烏丸線、東西線を合わせて42,937人である。この数は京都市営地下鉄の全駅中、京都駅、四条駅に次いで3番目に多い。また、1日平均の烏丸線⇔東西線の連絡(乗換え)人員は57,096人である。当駅を乗降又は乗換えで利用した人員は、この合計で1日平均100,033人となる。駅周辺はオフィス街を形成している。近年は新風館(2016年に閉館)や文椿ビルヂングなどの複合商業施設ができ、カフェやショップなどの出店も盛んである。駅直上には烏丸御池(からすまおいけ)交差点が存在する。地下に烏丸線が走る烏丸通(国道367号)と、地下に東西線が走る御池通(京都府道37号二条停車場東山三条線)が交差している。また、烏丸御池の名称は交差点周辺の地域を指す名称としても使用される。最寄りのバス停は、烏丸御池である。以下の路線が、京都市交通局(市営バス)、京都バス、西日本ジェイアールバス、京阪バスにより運行されている。
出典:wikipedia
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