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新潟バイパス

新潟バイパス(にいがたバイパス)は、新潟県新潟市近郊を通る一般国道のバイパス道路である。全線が、国土交通省が直轄管理を行う指定区間に指定されている。新潟市近郊を南西から北東に縦貫する、新潟市内のバイパス網の中心核となるバイパス。全線片側2車線以上(東行車線の小新IC - 海老ヶ瀬IC、西行車線の海老ヶ瀬IC - 黒埼IC・新潟西IC - 小新ICは、一部を除き片側3車線)、連続立体交差方式による、延長37.0 kmのバイパス路線。起点の曽和ICを除き、他道路とは全て、1 - 3 kmおきに設置されているインターチェンジによって立体交差で接続している。なお、通行料は全区間無料(全線全区間が開通当初から無料である)。このうち、新潟バイパスの区間としては黒埼IC - 海老ヶ瀬ICだが、黒埼IC以西の新潟西バイパス(にいがたにしバイパス)、海老ヶ瀬IC以東の新新バイパス(しんしんバイパス)を含む3つのバイパスが一本の路線となって機能しているため、計3路線についてまとめて記す。なお、曽和IC - 聖籠新発田IC間は新潟東西道路(にいがたとうざいどうろ)として地域高規格道路に指定されている(後述)。曽和から新発田方面に向かう下り車線が「東行(ひがしゆき)」、その逆の上り車線が「西行(にしゆき)」となっている。新潟市西区曽和の曽和ICから、同区山田の黒埼ICに至る延長8.6 kmの国道116号(重複:国道289号)のバイパス区間。1989年(平成元年)に最初の区間が完成した、3路線の中で最も新しい路線で、新潟西バイパスのみ全区間が自動車専用道路となっている。起点の曽和ICは西区の市街地南西部に位置しており、同ICの交差点部を境に、曽和以西の国道116号本道(柏崎・燕方面)と新潟西バイパス(新潟西IC)とがそのまま直通する構造となっている。新潟西バイパスのうち、新潟西ICから黒埼ICに至る区間は当初北陸自動車道(以下、北陸道)として建設され、開通した区間だが、北陸道の新潟市内への延伸工事及び本バイパスの建設に伴って、新潟料金所(現新潟西IC第一料金所付近) - 新潟黒埼IC(現黒埼IC)の間にICを設置し、北陸道とバイパスを分岐させた。新潟西ICはトランペット型で、南北に通る北陸道料金所(巻潟東IC方面) - 黒埼ICが本線となっている。このため新潟西バイパスは、東行車線は曽和方面から2車線のランプで合流(本線は1車線)、西行車線は2車線のランプで分岐し(本線も2車線)カーブを描いて西へ向かっている。かつてこの西行車線のランプ区間は1車線分岐(本線は2車線)でカーブの曲線半径が急な上、最高速度も40 km/hに制限されていたため、慢性的な渋滞が発生していたことから、2004年(平成16年)にランプの最小曲線半径をR=52mからR=80mとカーブを緩やかにし、ランプを南側へ拡張して曽和方面へ2車線で分岐する改造工事が行われ、同年11月1日に開通。同時に最高速度も50 km/hに引き上げられた。当初は11月中旬に完工予定だったが、新潟県中越地震の影響で混雑が激しくなったため前倒しして仮完工し、その後改修などを行い完工。この際、北陸道へは右側車線から分岐する通行区分に改められ、渋滞はほぼ解消した。また、東行車線の新潟西IC - 黒埼IC間は新潟西バイパスや北陸道から引き続き走行する車両が多いことから、速度制限を喚起するため「ここは一般国道スピード落せ」と注意を促す看板が設置されている。2006年(平成18年)12月22日、曽和IC - 高山ICを4車線化する工事が完成した。これによって新潟バイパス・新新バイパスを含む、曽和IC - 新発田ICの全線が4車線以上となった。黒埼ICまでが新潟西バイパスで、この先は引き続き新潟バイパスとなる。116号は黒埼ICからは北側へ分流し、平成大橋、新潟県庁舎南側、千歳大橋などを経由して市内中心部へ至っている。なお2008年(平成20年)3月31日までは曽和ICから西区内野・坂井輪地区、有明大橋、関屋などを経由して市内中心部に至る市街地区間(現市道および国道402号の区間)も、新潟西バイパスと並行する形で116号に指定されていた。このため、当時バイパス上の116号の区間はこの新潟西バイパスの区間のみで、以東は重複区間にはなっていなかった。3路線のうち、最も早く開通した(1973年(昭和48年)全線開通)のが新潟バイパスである。全区間6車線で、黒埼ICから引き続き国道8号(重複:国道17号)及び国道7号のバイパス区間として、同市東区大形本町五丁目の海老ヶ瀬ICに至る延長11.29 kmの区間。新潟バイパスは当初、全線が国道8号の単独区間として建設されたため、国道としては海老ヶ瀬が起点、黒埼が終点に指定されている。但し都市計画道路上は起点が黒埼、終点が海老ヶ瀬に指定されている。黒埼ICを過ぎるとすぐ、新潟大橋で信濃川を渡る。新潟市中心部へは女池IC、桜木IC、弁天IC、紫竹山ICの4つのインターが利用できる。このうち紫竹山ICは国道8号・7号の境界となっており、市街地に向かう栗ノ木バイパスと、国道49号亀田バイパスに接続している。紫竹山IC先の紫竹跨線橋では信越本線・白新線を跨ぎ、上には上越新幹線の車両基地へ向かう高架橋を仰ぐ。この紫竹跨線橋前後の区間はカーブと起伏が連続しているため見通しが悪いことなどから、東行・西行とも車線変更が禁止されている。海老ヶ瀬ICまでが新潟バイパスで、この先は引き続き新新バイパスとなる。このうち2005年(平成17年)4月28日に開通した弁天ICは、新潟駅南口や鳥屋野潟南部、亀田地区などへのアクセス改善を目的に整備された。紫竹山ICのすぐ西側に位置し、新潟市道弁天線に接続している。インターチェンジの形態は東側に紫竹山ICが近接しているため、黒埼・曽和方面への流入・流出のみのハーフインターとなっており、新発田・水原・新津方面への流出・流入車線は設置されていない。開通当初は全線暫定2車線(片側1車線)で、黒埼、女池、紫竹山、竹尾、海老ヶ瀬の各ICも平面交差となっていた。開通以降、車線拡幅と各ICの立体交差化を順次進め、1985年(昭和60年)に全区間の6車線化と全ICの立体交差化を完了した。黒埼 - 海老ヶ瀬間は6車線(片側3車線)だが、このうち後述の黒埼ICの東行車線を除く前述4箇所のICは本線が4車線(片側2車線)分しかないため、特に朝・夕などラッシュ時にはボトルネック渋滞が慢性的に発生しやすくなっている。なお、東行車線の黒埼IC周辺では近年ボトルネック渋滞の慢性化に加え、急な車線変更が原因とみられる接触事故が多発していたことなどを受け、国土交通省新潟国道事務所は同ICの東行車線の跨道橋を1車線分拡幅して本線を3車線に改修する工事を2010年(平成22年)秋から実施して同年12月20日に完工し、整流化が図られている。2012年(平成24年)3月20日から供用を開始した逢谷内ICは、バイパス内で最も新しいインターチェンジである。周辺住民から市や国土交通省へ設置を要望する意見書が寄せられていたことなどを受け、IC前後の竹尾・海老ヶ瀬両IC周辺で慢性化している渋滞の解消や、新潟空港へ直通する都市計画道路太平大淵線(新潟市道太平岡山線3号)との接続強化、IC周辺の商業施設へのアクセス改善などを目的に、2008年(平成20年)冬から本格的に整備に着手し、2010年(平成22年)秋から工程に順次着工して整備を進め、2012年(平成24年)春に開通した。インターチェンジの形態は東側に海老ヶ瀬ICが近接しているため、紫竹山・曽和方面への流入・流出のみのハーフインターとなっている。黒埼IC南側、国道8号の山田堤付交差点付近のうち、南区白根・三条市・長岡市方面からバイパス及び西区青山・新潟県庁舎方面へ向かう車線は「西バイパス・北陸道」「新潟バイパス」「青山・県庁」の3方面に短区間で分岐しており、利用者から「分かりにくい」との苦情が多く寄せられていた。このため新潟国道事務所では管轄区域で初めて、進行方向と車線を色別で案内する「カラー連携標示」を2009年(平成21年)3月から導入した。方面別の色分けは、左側1車線(新潟西バイパス・北陸道方面)が緑、内側1車線(新潟バイパス方面)が赤、右側2車線(青山・県庁方面)が無着色となっている。この黒埼ICのケースでは交通誘導や安全性の向上に一定の効果が見られたことから、2010年(平成22年)には前出の紫竹山ICにも連携表示が導入された。同ICから栗ノ木バイパス・紫竹山交差点にかけての約1 kmの区間は最大5車線が設けられ、合流・分岐が多いため車線変更を行う車両が非常に多い上、方面別の車線も複雑化していることから、同区間では2004(平成16年)年以降、年平均40件以上の事故が発生している。このため方面別に車線案内を行い、加えて合流・車線変更・対向車に関する注意標識を増設するなどの改善を実施し、事故対策と交通の整流化を図るもので、新潟市中心部方面の車線では同年2月末、新発田・三条・阿賀野方面の車線では同年秋に改修工事が実施され、それぞれ方面別の連携表示や標識の表記内容を詳細化するなどの対策が講じられている。なお、桜木IC - 竹尾IC間では2010年(平成22年)12月から路側放送が行われており、桜木IC・紫竹山ICの2箇所に局舎が設けられている。かつての建設省および現在の国土交通省では、新潟・新新バイパスの交通円滑化と、黒埼ICから東港ICにかけて道路施設の改修などを手掛ける「一般国道8号新潟バイパス 新潟地区交通対策」を1986年(昭和61年)度に事業化し、これまでに車線増強、線形改良、耐震補強、インターチェンジの新設や改修などを行っている。交通量の多い黒埼、女池、竹尾、海老ヶ瀬の各ICのランプ改良や、弁天・逢谷内両ICの新設はその一環である。桜木ICでは今後、ランプの車線構造の抜本改善が実施される予定である。また紫竹山ICで接続する栗ノ木バイパスでは交通量増大等に伴い、都市計画道路「万代島ルート線」および地域高規格道路「新潟南北道路」の整備の一環として、同バイパスを連続立体交差化する「栗ノ木道路」及び「紫竹山道路」の2つの事業が進められている。これに伴い、現在一部平面交差となっている紫竹山ICの完全立体化をはじめとする大規模な改良が予定されている(竣工時期は未定)。弁天ICは前述の「新潟地区交通対策」によって整備されたものだが、この栗ノ木バイパスの改良事業の一環も兼ねて、先行して整備されたものである。海老ヶ瀬ICから引き続き国道7号のバイパス区間として、同市北区、北蒲原郡聖籠町を経由して新発田市奥山新保の新発田ICに至る延長17.2 kmの区間。「新新(しんしん)」は『新潟』と『新発田』の頭文字を取ったもので、沿線各市町の都市計画道路としての名称は「新潟新発田バイパス」である。一日市ICでは新潟空港や日本海東北自動車道・新潟空港ICへのアクセス道路が整備されている。阿賀野川を渡る阿賀野川大橋の前後は両方向ともカーブが連続する区間で、終日流れが良くない。競馬場ICはJRA新潟競馬場そばにあり、開催期間や重賞競走の場外発売の際には非常に混雑する。豊栄IC - 蓮野ICにかけては新潟東港南側の工業地域に面する。この間にある「道の駅豊栄」は日本初の一般道路のパーキングエリアとして開設されたもので「道の駅発祥の地」として認定されている。聖籠新発田ICでは日本海東北自動車道に接続。新発田ICは新発田市の市街地北西部に位置しており、同ICからは新潟県道32号新発田停車場線の新発田南バイパスなど、市街地方面へ向かう道路に接続する。バイパス本道の高架橋は同ICから大きく北側へカーブして舟入三丁目交差点へと向かい、地上部で新発田バイパスと合流。国道7号はここから更に村上・鶴岡方面へと至る。開通当初は聖籠ICと、当バイパスの終点である新発田ICは平面交差となっており、しばしば渋滞が発生していた。聖籠ICは1994年(平成6年)に立体化されたが、一方の新発田ICは市街地に近接している上、交差点部では各方面からの車両が輻輳するため、長年にわたり渋滞が慢性化していた。そのため新発田ICと日渡方面及び新発田南バイパスと立体交差で接続させ、バイパス本道を村上・鶴岡方面と直結させる方式に改良する工事が、新発田バイパス・舟入三丁目付近までの拡幅工事と併せて行われた。このうち上り(西行)新潟方面への車線は2008年(平成20年)3月17日に、下り(東行)村上・鶴岡方面への車線は2009年(平成21年)9月15日にそれぞれ開通し、新発田ICは完全立体化された。なお旧道区間の新発田IC交差点 - 舟入三丁目交差点間は、IC交差点から村上方面へのオンランプ・オフランプを兼ねているため、引き続き国土交通省の管轄下にある。蓮野IC周辺では近年、国道113号との相互間を往来する車両が多く、渋滞が慢性化していることから、現状曽和方面のみのハーフインターとなっている大夫興野ICのランプを増強し、新発田方面のランプを新設して両方向とも流出・流入可能とするなどして、蓮野ICに集中する交通量の分散化を図る予定で、現在設計が進められている。なお、福島潟放水路河口部の開削事業に伴い、豊栄IC - 東港IC間は1999年(平成11年)から国道113号、国道345号、新潟県道204号島見新発田線の重複区間として暫定的に指定されていたが、2012年(平成24年)3月29日の国道113号・横土居バイパス(都市計画道路山の下東港線の一部)の供用開始に伴い、前述3路線は同バイパスに指定変更された(詳細は後述)。これら新潟バイパス3路線のうち、特に黒埼IC - 竹尾ICの各インター間は全国の一般道路の中でも交通量が非常に多く、常に上位10位以内に新潟バイパスの区間がランクされている。国土交通省の1999年(平成11年)度交通量調査では、新潟バイパスの新潟市神道寺(桜木IC - 紫竹山IC)の平日昼間12時間 (7:00 - 19:00) あたりの交通量が約107,500台をマークし、1997年(平成9年)の同調査に続いての全国第1位となった。また、同市女池(女池IC - 桜木IC)が3位、同市竹尾(紫竹山IC - 竹尾IC)が5位、同市鳥屋野(黒埼IC - 女池IC)が6位にランクインし、全国の上位10地点中4箇所を新潟バイパスの区間が占めた。また、2005年(平成17年)9月 - 11月に行われた道路交通センサスでは3路線の各1地点を対象に調査が行われたが、神道寺では12時間あたり約105,000台を記録し第2位、竹尾でも約91,000台で5位、同市立仏(新潟西IC - 黒埼IC)でも約68,000台で9位に入り、全線を通して見ても亀貝IC - 競馬場ICで平均60,000台以上を記録するなど、新潟バイパスが新潟市中心部の交通結節点として機能している事が顕著に表れた。大都市の道路は自動車の絶対量が非常に多いため交通量も多く、輻輳が発生しやすくなる。しかし新潟バイパスの場合はそれとは異なり、片側2車線以上で連続立体交差方式を採用するなど道路容量に充分な余裕があるため大量の交通を順調に捌くことができ、結果として単位時間あたりに一定の地点を通過する車両台数が多くなることが、交通量そのものの増大に関連しているといえる。このように新潟バイパスは、新潟市近郊の道路交通の根幹を成す最大の幹線として長年にわたり機能している。だが当初は「都市間輸送及び通過交通と、生活交通との分離」を最大の整備目的にしていたものの、バイパス各区間の延伸と共に新潟市近郊の生活圏・通勤圏も徐々に拡大したことから、生活交通目的の車両の多くがバイパスに集中するようになり、結果として交通量は増大を続けている。こうした側面から、ひとたびバイパス上で事故や故障車等の交通障害が発生すると、特に平日の朝夕、土曜・休日の昼間などにはそれらの影響による渋滞がバイパス上だけでなく、接続する幹線道路にまで広範囲に亘って波及してしまうケースもしばしばある。上記の通り、新潟西バイパスの曽和IC - 黒埼ICは自動車専用道路となっている。道路上の案内標識は緑色のものが使用されており、文字の書体はゴナ(一部は公団ゴシック)が使用されている(ただし標識のレイアウトは一般道路用のものを使用)。新潟西バイパスの区間内には開通当初から歩道を設けていないため、全区間を自動車専用道路として供用している。また前述の通り、曽和IC付近 - 小新ICの制限速度は80 km/hに設定されている。但し曽和IC付近と小新IC - 黒埼IC間は前述の事由により、制限速度は60 km/h(新潟西IC付近の曽和方面は50 km/h)に設定されている。一方、黒埼以東の新発田ICまでの間は、新潟大橋、黒埼管理跨道橋、阿賀野川大橋、新井郷川橋、新発田川橋、東港インター橋、三賀橋の7箇所の橋梁部に歩道が設けられており、歩行者・自転車の通行が可能となっている箇所があることから一般道路の扱いとなっている。このため、黒埼以東の道路上の案内標識は青色のものが使用されている。また制限速度は黒埼IC - 三賀橋(聖籠新発田IC - 新発田IC間、新発田ICより700m曽和側)間の28.5 kmの区間では70 km/hに設定されている。但し三賀橋以東はカーブと合流・分流が連続する上、平面交差が近接しているため制限速度は60 km/hに設定されている。但し、これら橋梁部等を除く区間については歩道が設けられていないため、橋梁部を除き歩行者、軽車両(自転車・リヤカーなど)の通行はできない構造になっている。新潟・新新両バイパス各ICの出入口には、これら人車の通行禁止を示す規制標識に加え、英語、ロシア語、ハングル、中国語(簡体字)などの外国語を併記した注意標識が設置されている。外国語を併記しているのは外国人の歩行者等に対応するためだが、設置の契機となったのは、かつて新潟東港に出入港していたロシア船の船員が徒歩でバイパスに入り込み、走行していた車両にはねられる人身事故が発生したことによるもので、まず東港ICなど新新バイパス区間内の各ICで設置が進められ、その後全てのICと橋梁の歩道部に設置された。なお新潟西バイパス各ICの出入口には、自動車専用道路の規制標識と共に、注意事項を記載した標識が設置されている。併記されている外国語は英語のみで、標識表題部の「新潟西バイパス(自動車専用道路)」の下部にそれぞれ「NIIGATA WEST BY-PASS」「EXCLUSIVE CAR ROAD」と記載されている。新潟バイパス3路線は開通以来、一部区間を除くほぼ全区間が制限速度が60 km/hに設定されていた。このうち新潟西バイパスは自動車専用道路であることなどから、2007年(平成19年)4月2日正午から、曽和IC付近 - 小新ICの最高速度が80 km/hに引き上げられた。但し曽和IC付近は平面交差が近接しているため、制限速度は60 km/hに、また小新IC - 新潟西IC間は短い区間の間に合流・分岐が連続する上、線形的にもカーブが連続する区間であり、制限速度は東行車線が60 km/h、西行車線は50 km/hに、それぞれ設定されている。なお通常80 km/h規制の区間でも、交通事故などによる道路障害の発生や、悪天候など気象条件等による臨時の速度規制が実施される場合があり、その際は60 km/hに制限される。また新潟バイパスと新新バイパスについても、警察庁が2009年(平成21年)、交通事故の危険性が比較的低い一般道路について制限速度を80 km/hまで引き上げられる新しい基準を示したことに伴い、国土交通省と新潟県警察が検討を進めた結果、実際の交通実態に見合わなくなったことや、連続立体交差方式や中央分離帯の設置など構造的に事故発生の可能性が低いこと、元々建設時の設計速度が80 km/hに設定されていたこと、さらには朝夕のラッシュ時の混雑緩和につながることなどを勘案した上で、制限速度を引き上げても安全を確保できると判断し、2011年(平成23年)10月15日から黒埼IC - 三賀橋間の制限速度を70km/hに引き上げる措置を取った。これに伴って歩行者、軽車両に加え、原動機付自転車、小型特殊自動車の通行も全面的に禁止された。また橋梁部の多くは、これまで歩道と車道を分離する防護柵・ガードレールなどが設置されていない箇所がほとんどであったが(新井郷川橋などは設置済)、未設置の橋梁部では速度引き上げに合わせて同年夏から防護柵の整備が順次進められた。1998年(平成10年)6月16日、当時の建設省(現在の国土交通省)は国道116号の新潟市西区明田から新潟西バイパスの曽和ICを経て、新新バイパスの聖籠新発田ICに至る延長40 kmの区間を、新潟東西道路(にいがたとうざいどうろ)として地域高規格道路に指定した。既に同年3月の新潟西バイパス・曽和IC - 高山IC間の供用開始によって曽和以東の延長36 kmの区間は全線が開通しており、同年12月18日付で地域高規格道路の整備区間に指定された。一方、明田 - 曽和IC間の延長4 kmの区間は未着工である。この間は現在片側1車線で、近年は交通量の増大により渋滞が慢性化している上、冬季には地吹雪が発生する難所でもある(国道116号#概要を参照)。新潟市は、市域内の道路網の機能強化と慢性的な渋滞の解消を目的に都市計画道路「新潟西道路」として片側2車線・一部連続立体交差方式のバイパス道路を整備する計画を既に決定しており、国土交通省は2007年(平成19年)3月30日付で地域高規格道路の調査区間に指定し、新潟県も2011年(平成23年)11月11日付で都市計画道路として計画決定を告示したが、本格的な着工時期は未定である。1960年代、新潟市の中心市街地を縦貫していた当時の国道7号と国道8号は、モータリゼーションの進捗に伴って自動車交通量が著しく増加し、渋滞が慢性化して交通事故も頻発していた。新潟市とその周辺の市町村においては、将来的な産業活動の活発化と、それに伴う近郊部の都市化や宅地化等により、更なる交通量の増加が予想された。こうしたことから、当時の建設省と新潟県、新潟市は、市街地を経由する通過交通を郊外へ分離し、各幹線道路や、当時計画段階であった北陸自動車道などの高速道路から市街地への自動車交通を円滑化するため新国道の建設を計画し、1961年(昭和36年)度から調査が開始された。当時の新潟市周辺の高速道路の建設計画は北陸自動車道のみで、新潟市以北・以東の区間については計画がなかったため、新国道はバイパス道路としてだけでなく、新潟市以北への幹線道路ネットワークの機能を補完する道路として計画が進められた。計画当初は完成4車線、一部平面交差とされていたが、1960年代中盤の新潟市周辺では、1964年(昭和39年)に発生した新潟地震の震災復興に関連する形で、国道49号の亀田バイパスや、栗ノ木川の本流埋め立てによる道路(現在の栗ノ木バイパス)、さらには萬代橋下流の有料道路「みなと大橋」の建設構想など、新規の道路建設計画が相次いだ。そのため更なる交通量の増加が予想されたことから計画が変更され、完成6車線・全線連続立体交差という、当時の一般道路としては異例の高規格道路として整備されることになった。ルート選定においては、市街地に接近し過ぎると用地の取得や補償などに多額の費用を要する上、騒音などの公害が生じる恐れがあり、また逆に離れ過ぎるとバイパスとの連絡道路を長距離にわたって整備する必要が生じ、アクセスにも時間を要することから、市街部南東部に位置する紫竹山砂丘に並行しながら、新潟市海老ヶ瀬から西蒲原郡黒埼村大字山田(当時)付近にかけて、ほぼ一直線に結ぶ経路が選定された。また将来のバイパス沿線の市街地化などを考慮して、新潟市側は建設省に対し、バイパス全線に側道を設置するよう要望した。建設省側は、新潟バイパスは当時としては高規格で計画されたことから、事業費の追加捻出に難色を示したが、結局、補償農道としての側道は国が、それ以外の側道は新潟市が用地を取得することになり、一般国道のバイパス道路としては全国で初めて、全線側道付きでの整備が決定した。また、嵩上げ部の盛り土には概ね同時期に工事が進められていた、新潟港東港区(新潟東港)と関屋分水路からの開削土が活用されることになった。こうして1967年(昭和42年)度に本格的に着工し、1970年(昭和45年)に海老ヶ瀬 - 紫竹山間の暫定供用を開始。その後も交差点の立体化や車線増が進められ、1985年(昭和60年)に新潟バイパスが全線完成。また1971年(昭和46年)度には新新バイパス、1983年(昭和58年)度には新潟西バイパスがそれぞれ事業化され、1998年(平成10年)に曽和から新発田までの全線が開通し、新潟市近郊を南西から北東へ縦貫する37 kmのバイパス道路網が構築された。その後も交通状況に合わせ、車線増やインターチェンジの改造・新設、沿線の騒音対策のための遮音壁設置等、様々な改修が行われている。※東日本大震災による節電の影響により、情報がない場合に限り、2011年7月から同年12月上旬まで、および2012年4月上旬以降、放送を休止している。ただし電話での道路情報ラジオサービスは、ラジオの放送休止期間中も通常通り提供している。曽和IC - 小新IC間は通常時80 km/hだが、雨天・降雪・濃霧・台風などの荒天時、事故や工事などの時は60 km/hの速度規制が行われる。なお2011年(平成23年)10月15日より、黒埼IC - 三賀橋(聖籠新発田IC - 新発田IC間の橋)の制限速度が60 km/hから70 km/hに引き上げられた。(柏崎方面)一次改築区間(燕市地蔵堂本町 - 新潟市中央区白山浦一丁目) - 巻バイパス - 一次改築区間(先のものと同じ) - 新潟西バイパス - ルート変更区間(黒埼IC - 関屋昭和町)(新潟方面)(新潟方面)ルート変更区間(黒埼IC - 関屋昭和町) - 新潟西バイパス - 現道(国道116号一次改築区間) - 巻バイパス(いわき方面)(京都、東京方面) 大野バイパス - 現道 - 新潟バイパス - 栗ノ木バイパス(新潟方面)(新潟方面)栗ノ木バイパス- 新潟バイパス - 新新バイパス - 新発田バイパス (村上方面)2010年度(平成22年度道路交通センサスより)平日24時間交通量(台)2005年度(平成17年度道路交通センサスより)平日24時間交通量(台)

出典:wikipedia

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